「携帯AVプレイヤー」カテゴリーアーカイブ

2007年にはポータブルオーディオ機器の生産が2億台に

携帯音楽プレーヤー世界生産、パソコンに肉薄・07年2億台に

米ガートナーが、2007年の携帯音楽プレーヤーの世界生産台数が2億台を超える見通しを発表。台数ではパソコンとほぼ肩を並べることとなり、半導体やメモリーの需要のけん引役として存在感が増してきたとしています。国内のシェアについては、アップルに次ぐ2位のソニーが、「騒音を打ち消す新機種で出荷を伸ばしている」としていました。

iconiconノイキャンウォークマンはそれなりに売れたようですが、ネットでもリアルでも売り切れ続出とまではいかなかった感じがします。ノイキャンについては、オリンピックで荒川選手が試合直前に使っていたBOSEのヘッドホンから始まり、松下のD-Snapをはさんでウォークマンという流れが自分の中では印象的。どちらかといえばポータブルオーディオ製品そのものよりもノイズキャンセリングヘッドホンicon自体の認知が広がったような気もします。自分もウォークマンNW-S700シリーズiconでノイキャンを初体験。その実力には感動した口ですが、当のソニーにしてみれば、別な騒音を打ち消してくれるキカイが欲しかった一年だったかもしれませんね…。

そういえば、こちらでは報告してませんでしたが先月に「NW-S705F」を入手した後、あまり時間をおかずにもう一つのウォークマンをゲットしていたのでした。右の画像をご覧いただければおわかりかと思いますが、そうです、CDウォークマンです。

cd_walkman.jpgポータブルのCDプレイヤー購入はたぶん10数年ぶり。S705Fを購入してから、いい音をできるだけでいい音で聞きたいと思うようになったのが理由で、オリジナルCDの原音忠実再生がベストと考えての事でした。購入したのは2005年生産の「D-NE830icon」。デジタルアンプ内蔵で音も良さそうだったのと、愛用中のヘッドホン「MDR-D777SLicon」の実力を試したかったこともあります。D777のヘアラインもキレイですが、NE830のシルバーヘアラインも美しいっすね…。

今年に入ってからウォークマンはATRAC3plusの256でずっと運用していましたが、やっぱりPCMにはかないませんね。じっくりと音楽に浸りたい時は、NE830とD777SLの組み合わせが定番のスタイルになってしまいました。ラックから昔のCDを引っ張り出しては、CDに刻まれた本当に音を再確認するという、ある意味時代と逆行するような行動にまで出ております。再発されたTOTOのCDとか、めっちゃ音が良くて改めて感動してしまいました。リバーブの残響感が全然違いますね。

これを揺り戻しと言って良いのかわかりませんが、気まぐれというか、なんとも勝手な奴ですね、自分。ということで、来年はいよいよSACD再生環境の構築か…ってオイ!

それはそうと、このニュースは結構衝撃的でしたね。これからどうなるんだろう、ビクター…>松下、ビクターを売却へ

【追記】その後、ぴろしきさんから以下のようなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

クリクラ時代からお世話になっています。ぴろしきと申します。突然のmailお許しください。06.12.26の記事にあった、良い音を求めての時代と逆行するリスニングスタイルに、いたく共感し筆をとってしまいました。私もたまにPCやクリエでmp3を聞くことがあるのですが、家族が寝静まった深夜に、居間のCDプレーヤーとアンプを起こして、じっくり音楽に没入するのが楽しみです。1度アンプとスピーカーを通してmp3を聞いたのですが、あまりの音質に愕然としました。仕事や移動中の、ながら聞きならいいのですが、音楽と真剣勝負するような聴き方や、心身共に身をゆだねるような聴き方は、現状ではまだCDがベストのように思えます。

レコードからCDへという一大変革があった頃のアナログとデジタルの音質大論争が懐かしいですが、CDが登場したのが1982年前後。それから24年もの間、CDに変わる音楽メディアは育ちませんでしたね。送り手も消費者も音質に関してはCDクオリティで十分みたいなことになっちゃったんでしょうね。SACDといったCDを超えるパッケージメディアが今後普及するのか、はたまたネット経由でPCM配信が実現するのかわかりませんが、大好きな音楽を最高の音で、しかも手軽に楽しみたいという欲求は誰にでもあると思うので、それをソニーには追求してもらいたいですよね~。

オーディオ絡みですが、PS3との相性の良さで話題の「TA-DA3200ESicon」の開発者インタビューが掲載されています。「顧客にとっての評価点は音質」とのコメントが目をひきますね…>ソニー「TA-DA3200ES」がアナログアンプに立ち返った理由

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ノイキャンブーム到来か…

軽快さが魅力のNCヘッドフォン――ソニー「MDR-NC22」

iconiconノイキャンヘッドホン「MDR-NC22icon」のレビュー。その仕様などから、どのようなユーザー/利用シーンに適するのかを検証。同機能内蔵のウォークマンS700シリーズとの比較では、「手元のスイッチでNC機能を即座にオン/オフできるぶんだけ利便性は高い」としています。また、音質傾向については、「比較的中低域を重視するという傾向」で「もとから低域の厚いソース(ジャズやバラード)では、低音多加にも感じられる」とか。BOSEやJBLの高級品と比べると、地下鉄内での効果は弱めに感じるとのことですが、そのポータビリティ性能から「初めてNCヘッドフォンを購入する人にも勧めやすい」とまとめていました。

自分はウォークマンS700シリーズのノイキャンしか試したことがありませんが、確かに低域の厚いソースだと低音が強調される傾向ですが、個人的には十分許容範囲です。上を見るときりがないですが、携帯性を加味した上でのコストパフォーマンスは高いですよね。

キーワードは「ノイズキャンセル」?

ITmedia +D LifeStyleのポータブルオーディオ販売ランキング(12月4日~10日)にもノイキャン機能内蔵製品の健闘ぶりが紹介されています。ウォークマン「NW-S705F」が5位に浮上したほか、パナの「SV-SD800N」も久々に10位に顔を出しています。

そういえば、ひと月ほど前にケンビシさんからS/N比を下げるイヤーモールド「FitEar」についてお知らせいただいていたのでした(<感謝です!)。使い慣れたイヤホンと自分の耳の形状に合わせてオーダーで作れるため、装用時の耳への負担も少なくて良いとのこと。オーダーなので値段は大体2~3万円になるそうです。こういうアプローチもあるんですね~。いや~(<しゃれじゃないです)、オーディオの世界は奥深いっすね~。

iconiconソニーのヘッドホンといえば、実は先日アウトドアタイプのオーバーヘッドハンド式ヘッドホンのフラッグシップモデル「MDR-D777SLicon」の開発担当の方とお会いして製品コンセプトなどについてお話を聞いてきました。ロケフリ体験レポートでお世話になっているSMOJの担当者さんの計らいで実現したものです。短い時間でしたけど、色々と面白いお話が聞けました。カタログには載っていないこだわりがいくつもあって、話を聞いては驚いてばかりでした。ということで、詳細については近々レポートしますね~!

ソニーの映画ダウンロードサービスは成功するのか

[WSJ] ソニー、Apple対抗の映画ダウンロードサービス提供へ

ソニーが、PSP向けのビデオダウンロードサービスを2007年前半に導入するという噂がニュースになっています。当初はSPEの映画を提供し、ゆくゆくは他社の作品も配信されるらしいです。UMD Videoの不調を引き合いに出し、映画のダウンロード販売がうまくいくかどうかは不明とまとめていました。

ソニー、米市場の年間映画興行収入で新記録・06年

こんな報道もあって、イケイケムードなのはわかりますが、他社がちゃんと追従してくれるのかどうか…。東芝は見切りをつけてコンテンツ事業から撤退しましたしね…>東芝、音楽コンテンツ事業から撤退。EMI株を全て売却

映画をネットでダウンロードする人は20人に1人――米調査

レンタルとダウンロード購入を合わせても5%ですって…。

とはいっても、いずれも米国のお話し。日本ではPSPやiPodよりも動画対応ケータイの勢いが強いので、キャリア主導になっちゃうのかな…。

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お気に入りのヘッドホンがあるならS600シリーズを選ぶのが良い選択?

愛用のヘッドフォンがあるならば

ITmedia +D LifeStyleのポータブルオーディオ販売ランキング(11/27~12/3)。iPodが1~5位を、6~10位をウォークマンが独占してますね。コラムでは9位に初登場した「NW-S603(1GB)icon」を取り上げ、ノイズキャンセリング機能が非搭載でも音作りについてはS700シリーズとほぼ同じとして、お気に入りのヘッドホンがあるならあえてS600シリーズを選ぶのも良い選択とまとめていました。

iconiconS600シリーズですが、値下げも手伝ってか、今はS700シリーズとの価格差も3,000円しかありません。その金額でノイキャンヘッドホンが買えると考えれば、S700を買ってTPOでヘッドホンを使い分ける方が良い選択に思えますけど…。

自分は電車での移動がある場合はもうS705しか持ち歩かなくなりました。家ではノイキャンをオフにして「MDR-D777SLicon」と組み合わせて使うことが多いです。

ところで、S200シリーズはどうなっちゃったんですかね。発売当初の勢いはどこへやら。個人的にはデザイン的にはこちらの方がS700/600よりも好きなんですけどね…。S600の方が安くなっちゃっていることも影響しているのかな…。

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イメコンがバージョンアップして「Image Converter 3」に!

古くはクリエ、最近ではPSP向けの動画変換ソフトとして、地道にバージョンアップを繰り返してきたイメコンこと「Image Convertor」ですが、機能が追加され、「Image Converter 3icon」としてリリースされています。(お知らせ感謝です!>匿名さん)

iconiconビデオRSSチャンネルに対応(RSS2.0に対応)したほか、MPEG-4、MPEG-4 AVCメインプロファイルの他に新たにMPEG-4 AVCベースラインプロファイルにも対応。これにより、今月発売予定のauケータイ「W44S」でも高画質動画を楽しめるようになりました。

価格は税込2,100円で、ソニスタのソフトウェアダウンロードコーナーではすでに販売が開始されています。なお、「Image Converter 2 Plus」購入者は特別割引価格の525円、VAIO登録カスタマーなら優待価格の1,050円で購入可能です。

クリエ、PSPと対応の幅を広げてきたイメコンですが、W44Sやmyloにも対応してついにバージョン3ですか。なんか、感慨深いものがありますね。(あ、でもmyloはAVC非対応か…ちょっぴり残念)

【追記】ちなみに、W44Sは明日から発売が始まるようです>au、初のデジタルラジオ対応「W44S」は12月8日発売に-ワンセグや、LISMOのビデオダウンロードにも対応

現在のウォークマンはAシリーズが原点~今後も伝えたいメッセージは変わらない

デザインから見るデジタルプロダクツ第2回:ソニー「ウォークマンNW-S700F/S600シリーズ」

CNET Japan、「デザインから見るデジタルプロダクツ」第2回に「NW-S700F/S600シリーズicon」が取り上げられていました。デザイン担当の森澤氏、コネクト事業部の伊藤氏などお馴染みの面々が登場し、今回のウォークマンへの想いやこだわりを語っています。

iconiconS700S600ではダイキャスト部分の表面処理が異なり、同じ色でもS700とS600では濃度を微妙に変えているとか。また、パネルの表面にはサングラスにも使われるハードコーティング技術を使っているため傷もつきにくくなっているそうです。さらに、次世代機のデザインについて森澤氏は、現在のウォークマンはAシリーズが原点になっており、伝えたいメッセージは変わらないとして、基本部分を継承しつつ新しい形を提案していきたいとコメントしています。

デザインポリシーの追求とは別に、もっともっと充実させて欲しいものがあるのですが、それをウォークマンに求めるのは難しいのかな。まあ、その辺についてはmyloに期待するとします。それと、ネットジュークiconに興味のある方は、鈴木圭水さんの「NETJUKEのある生活」の第2回「セットアップ開始!改めて気が付いた色んなこと」と第3回「さあ!いよいよラジオを録音しよう」もどうぞ。

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