新iPod発表されましたね。フラッシュメモリタイプで容量こそ少ないながらHDD搭載iPodと機能は全く同じという「iPod nano」。見た目もiPodそのままに、フラッシュメモリ搭載によりサイズを凝縮。カラー液晶パネルを搭載しながらも、90×40×6.9mm、42gの超軽量小型サイズを実現しているのがすごいです。2GBと4GBモデルの2種類で、本体カラーがホワイトとブラックの2種類で合計4機種。2GBの価格は税込21,800円、4GBは税込27,800円。すでにアップルストアで販売開始されてます。
【追記】アマゾンでも取り扱いが始まりました。すべて10%還元のようです。(2GBホワイト・2GBブラック・4GBホワイト・4GBブラック)
ウォークマンスティックとサイズ比較をすると上の画像のような感じになりますね。個人的に一番気になる点はファイルの転送速度。改善されているのでしょうか…。それはそうと、iPod miniはラインナップから無くなってしまったんですね。4GBと6GBモデルがありましたが、4GBタイプの方が売れたように思うのでリプレースも当然といえば当然でしょうか。フラッシュメモリもこのペースでいけば10GBクラスの登場もそう遠いことではないでしょうし…。
また、「iPod nano」発表にあわせて、iTunesが5.0にバージョンアップ。デザインインターフェースがマイナーチェンジしているほか、検索機能やプレイリスト機能の充実、スマートシャッフルレベルのカスタマイズなどもおこなえるようになってます。また、Windowsユーザー向けにOutlookとの同期(カレンダーと連絡先)がサポートされている点も見逃せません。
ということで、動画対応iPodの登場は単なる噂で終わってしまいましたが、「iPod nano」の登場により、液晶搭載の有無でiPod shuffleの比較対象として優位にあったと思われるウォークマンスティックの立ち位置が一気に危なくなってきました。再生時間こそ14時間ですがノーマルiPodと全く同じ豊富な機能が使えるのに加えて、何より脅威はその価格。ウォークマンスティック1GBを買う金額で2GBの「iPod nano」が買えてしまうのですから。
それとモトローラのiTunesケータイの発表もあったようですが、日本人にはソニエリのWalkmanケータイ同様関係ないというか蚊帳の外って感じなのでコメントしようがありません。
噂では今日、ソニーもネットワークウォークマンの新製品を発表するらしいですが、比較対象としてあまりにタイミングが良すぎて、製品の内容によってはかえって裏目に出る可能性もありますね…。ともあれ、追いつけ、追い越せを目指してきたソニーの今日の動向に注目です。