こちらで紹介したソーラーパネル搭載のBluetoothスピーカー「SOLAR SOUND2」を取り扱っているハッピーガジェットの黒ひょう店長から試しに使ってみてよ(=検証手伝ってよ)と、「Dr.ソーラー充電器(M08-2W/M08-2B)」が送られてきたのでゲットしたばかりのiPhone 4で試してみました。
ハッピーガジェットの商品ページがしっかりしているので製品の詳細説明は省きますが、バッテリー消費が激しいiPhone 3GSやXperiaのようなスマートフォンの充電に最適な、1500mAhの大容量リチウムイオンバッテリー内蔵のソーラーパネル付き充電器がDr.ソーラー。見た目以上にスリムで小柄な本体デザインが好印象でした。
同梱の付属アダプターは7種。FOMA, Softbank, au, iPhone、iPod/iPod touch, NDS Lite、DSi/DSi LL、PSP、ほかminiUSB接続機器をUSB端子経由で充電可能。内蔵リチウムイオンバッテリーの充電はミニUSB端子経由または太陽光経由になります。なお、バッテリー残量は3つあるLEDで容易に確認できます。
1回の充電でiPhone3GSを80%まで充電可能で普通の携帯電話なら100%充電可能とのこと。これがiPhone 4だったらどうなのよってことで検証してみました。
電源ボタンを押しても何の反応もないバッテリー0%の状態で充電器を接続したのが朝の8:30。40分後にLEDが2つになって残量が約30%。1時間後ぐらいにLEDが一つになって残量が50%程度まで回復。約1時間半後に残量65%まで回復してバッテリーが底をつきました。
空っぽになるまで充電できるって意外にすごいですよね。手持ちの3Gでは結構色々な充電器で試しましたけど、ある程度までは充電できても途中からただの通電モードになったりしていましたから…。
(左の写真は念のためということでソーラーパネルへの光を遮断してますが、室内の明かりではほとんど意味は無いっぽいです)
写真は用意していませんが、バッテリーアイコンが赤くなる残量20%から試したところ、1時間半で残量85%まで回復しました。また、残量50%からはフル充電できました。ということで、この充電器を使えばiPhone 4の場合はほぼ65%は回復できるということになりそうです。
参考までに、手持ちのソニー「CP-AL」やエネループ「KBC-D1」だと30-40%とDr.ソーラーの半分ぐらいでした。容量も値段も違うので当然と言えば当然ですが…。ただ、質量的にはほとんど変わらないし、カラビナと一体になるデザインもなかなか。持ち歩くならDr.ソーラーだな…。
あと、この充電器は「蓄電残量ゼロの状態からでも太陽光からの蓄電が可能」だそうです。地震・災害時にこの機能が生きてくるとか。ちなみに、市販の競合商品の多くはバッテリー残量ゼロの場合、USB経由などで少し蓄電してからでないとソーラーパネルから蓄電ができないとか。普段は使わないけどもしもの時に役立つなら、それはそれでありがたい。
価格が5,580円と少々お高いですが、それに見合った機能は備えていると思いますので、XperiaやiPhoneオーナーの方は是非ともご検討してみてくださいませ~。ちなみに、Amazonでも別の代理店経由で取り扱いがあるようです>Dr.ソーラー充電器(Amazon)
余談ですが、この手の今後の課題は何かとかさばるケーブル&アダプターでしょうね。小型軽量化はもちろん、本体と一体にするとかまだまだ改善改良の余地はありそう。てことで、がんばれ黒ひょう店長!
あと今後はワイヤレス電力伝送システムにも大注目ですね>村田製作所、ワイヤレス充電できる電力伝送システム -音楽プレーヤーやPCを置くだけで充電するデスクなど