「デジカメ・ビデオカメラ」カテゴリーアーカイブ

デジカメ業界での世界最小・最薄・最軽量の称号の行方は 【追記あり】

オリンパスが、世界最小・最薄・最軽量のデジタル一眼レフカメラ「E410」を発表。リコーが、薄さ20.6mmのボディに28-200mmワイド光学7.1倍ズームレンズを搭載したコンデジ「Caplio R6」を発表し、28mm対応ズームレンズ搭載のデジカメとして世界最薄をうたっていた松下LUMIX「FX30」の約22mmを追い抜きました。

iconiconソニーの専売特許だった世界最小・最薄・最軽量などの称号はデジカメの世界では抜きつ抜かれつなんですね。ソニーらしさが期待されているα新製品ですが、中級機以外に世界最小・最薄・最軽量をうたえるようなスタンダート機が用意されるのか。今後のソニーの動きに注目ですね。

発表が待たれるサイバーショットGシリーズはデジカメのDLNA対応が世界初になるのかな。とはいえ、カメラファンから見たらかなりキワモノに見えるかもしれません。にしても、なぜソニーは広角ズームにはコミットしないんですかね…。手ぶれ補正、顔検出はもう当たり前の時代ですよ~。

【追記】hiroさんからソニーの縦型屈曲光学系のカメラはダメとのお便りを頂戴しました。(ご無沙汰です&感謝です!)

ソニーのデジカメに恨み節たっぷりのワタシです。小さくするよりも、まずきちんとカメラとして動作するものを作って欲しいというのが正直なところです。αはさておき(あれはどうみても、コニカミノルタの製品だし)、縦型屈曲光学系のカメラがダメ過ぎます。

DSC T5を使っているのですが、オートフォーカスが合焦しない場面が多すぎて辟易しています。同じ場面でも、IXY DIGITAL 200a、LUMIX FX-5、EOS Kiss DNのいずれも簡単に(アタリマエですが)合焦するのに、T5だけダメ。

固体の問題なのかと、店頭のデモ機でT10とかT30とかも試したことがありますが、同じSONYでも沈胴型の光学系のものは問題ないのに、やっぱり縦型屈曲光学系だと合焦しない場合が多かったです。

捨ててIXY DIGITAL 900ISあたりに買い換えたいところですが、お金がないので、仕方なく、マニュアルフォーカスしたり、ピンが来ないまま撮ったりして、出来上がりを見てイライラしています。

恐らく、屈曲光学系と、フォーカスの処理をしているソフトがうまく食い合ってないんだと思います。小さくしてきちんと動かないなら、いくら最小・最軽量でも話になりません。

なお、デジ一でフォーサーズ以上の薄さのカメラを作るのはフランジバックの関係で難しいでしょう。得意の屈曲光学系を持ち込めばできるかもしれませんが、ピントがあわないかもしれません_| ̄|○

自分は専門的なことはよくわからず、しかもTシリーズを手放してしまっているのですが、そんな症状になるんですか…。フォーサーズ・システムについてもよくわかりませんが、世界最小・最軽量はソニーの専売特許のようなものだったので、仕組みはどうあれ負けて欲しくないなあって思います。ただ、その場合でもバランスが必要って事ですね。貴重なご意見ありがとうございました!

【再追記】α向けのソニー純正コンパクトフラッシュカードiconがソニスタで発売されました。

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大盛況の「αクリニック」~次回からはより大きな会場で開催

ソニー、歴代αを無料点検する「αクリニック」を開催

3/3に都内で開催された「αクリニック」のレポート。予想を上回る盛況で当初3つだった点検窓口を8つに増設。それでも開場2時間後には4時間待ちになったとか。持ち込まれるボディは、6:4の割合で銀塩が多かったようです。ハンズオンデモでは、23日発売の「Vario-SonnarT*ズームレンズ(DT16-80mmF3.5-4.5ZA)SAL1680Z」が一番人気だったとか。ソニーは、今後も同クリニックを全国で年に1回開催していくようですが、今回の反応から、次回はキャパの大きい会場を用意することにしたようです。

大盛況だったようですね。SAL1680Zの発売も秒読み。今年のサクラの開花予想は東京で3/19、大阪で3/22とのことですから、タイミング的にもぴったりですね。買うのか、いや買えるのか…オレ。

サイバーショット新製品の先行体験会レポ~顔ボケ機能搭載も提案したいぞ

製品レビューポータルサイト「MONO-PORTAL」さんのご厚意で昨日品川のインターシティで行われたサイバーショットの先行体験会に参加させていただきました。基本はMONO-PORTALの「第三回体験&撮影ツアー≪デジカメ撮影講座編」への参加でしたが、前半に品川のSMOJオフィスの会議室でデジカメ撮影セミナーが開催され、後半が場所を移しての体験会というスケジュールでした。体験会にはMONO-PORTALのツアー参加者以外のブロガーを含め60名ほどが参加したようです。ちなみに、カラーテックの店員佐藤さんともご一緒させていただきました。(佐藤さんの体験会レポートも必読です!)

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前半のセミナーは初心者向けのマクロ撮影講座でしたので内容は割愛しますが、後半の体験会はプレス向けにサイバーショットの新製品発表が行われた会場で行われました。ステージで映像によるプレゼンや新製品のポイント紹介があった後に隣接の展示会場に移動。前半のセミナーで勉強したマクロ撮影の実践も兼ねつつ、新製品全機種の実機を体験するというのが主な内容でした。会場内は、関係者の数も大変多く、気合いが入っているなという印象を受けました。以下の画像はα100で撮影してきた中からの抜粋です。(いまひとつ使い慣れていないマクロレンズで撮影したため変なところがボケてますがご了承を)

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新製品のT100、T20、W80、H7。いずれも従来からあるシリーズで、デザインの変更は控えめながら、中身や機能が一新され、ハイビジョンへの対応が大きな訴求ポイントとなっています。正直、発表時点ではグッとくる新製品は無かったのですが、実際に触ってみると着実に進化しているなという印象は受けました。個人的に一番興味が沸いたのはH7で、驚いたのはその軽さ。その場でα100を使っているということも影響しているのかもしれませんが桁外れに軽く感じました。夜に自宅のH1を触って確認しましたけど明らかに軽くなってます。新製品の中では最も広角な31mmの光学15倍ズームレンズ搭載ということも大きいです。

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GUIも一新。XMBライクなデザインでレスポンスも良い感じでした。また、バッテリーは今回の新製品は全機種共通になったそうです。これは素直にうれしい。H7用には従来どおりワイコン&テレコンレンズがオプションとして用意されます。自分はH1用のレンズをもってますが、それよりもかなり大振りな印象を受けました。また、本体のレンズの仕様が異なるため以前の機種では使えないないそうです。

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アクセサリーは充実の一言。ケース、マリンパック、サイバーショットステーションなど、相変わらずぬかりないです(相当儲かるんだろうなあ…)。また、同時に発表されたプリンタ新製品コーナーも実際の出力ができるとあってにぎわってました。

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そのアクセサリーの中で一番個人的に注目したのが、Tシリーズ用のワイドエンドコンバージョンレンズ。T100に装着した場合で広角27mm相当になるようです。また、新製品だけでなくT9以降の旧機種でも使えるようにしてくれたのは評価大です。ただ、装着した姿はちょっと不格好ですけどね…。ちなみに、このレンズを使う場合はマクロモードにする必要があるそうです。

それと、今回の新製品の大きな目玉ともいえる、顔検出機能の「顔キメ」についてですが、実際に試してみましたがちゃんと人の顔を認識しました。画像は実際に顔を検出している状態です。検出している状況ばかりに見入ってしまって、実際の効果を確認してませんが、検出できているということは効果も期待できるということなんでしょう(なんのこっちゃ)。

そうそう、今回の展示会場にはモデルさんもいて彼女たちを撮影しながら「顔キメ」の効果を実体験できたのですが、その様子を撮影しようと思ったら、彼女たちの顔出しはNGと言われました。なので顔検出をした部分にぼかしを入れてあります。(ここの2点のみ画像をクリックすると拡大画像が見られます)

これってよくよく考えてみたら、今回の顔キメ機能を応用してできることなんじゃないのかとハタと気がつきました。本来の機能と逆に検出した顔の部分にあらかじめぼかしを入れてくれる「顔ボケ」機能です。個人情報保護だの肖像権だ何だとやっかいな時代になってますから、意外に役立つ機能なんじゃないでしょうか。オフ会の写真撮影にも威力を発揮しそうです。ということで、次世代機には是非「顔ボケ」機能もご検討ください>サイバーショット部隊の皆様。

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ということで、簡単ではありますがサイバーショットの新製品で個人的に興味が沸いた内容を中心でお届けしました。それから、海外で流出したGシリーズについてはどうなのかをとある人に尋ねてみましたが軽く左に受け流されてしまいました。まあ、他の流出画像の信憑性が高まったので発表も時間の問題なんでしょうけどね…。個人的にはGシリーズが気になるので全機種はひとまずスルーといった感じですが、どれかひとつ選べと言われたらH7かなあ。って、そうこうしているうちにαの新製品発表が行われたりして…

【追記】響希さんからH7について以下のようなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

サイバーショットのニューモデルが発表になり,T100,H7を中心に大変興味深く見ていたのですが,ソニスタとソニードライブのHPで,よくよく読んでいるとおかしな事に気付いたのですが・・・
わたしの勘違いであればいいのですが,H7の重量が違っているのです。
ソニスタ・・・約124g/約155g
ソニードライブ・・・約375g/約514g
いくら,H5から軽くなっていると言っても,Tシリーズより軽い訳ないですよね。やっぱり,ソニスタが間違っているんでしょうねぇ。

おっしゃるとおり、ソニスタ側が間違っているのでしょうね。実物は軽かったですが、さすがにそこまでは…。ちなみに、初代H1が約438g/約591gだったのでH7は15%近く軽量化されたことになります。H1ユーザーの自分が軽く感じるわけですよね。ただ、軽量化のためか筐体がH1のそれとくれべるとかなりプラスチッキーになっている点が少々気になりました。なので、ご購入を検討の際は店頭などで実機を触ってみることをオススメします。

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ハイビジョン静止画出力対応のサイバーショット新製品4機種 【追記あり】

ハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種など発売~写真に音楽をつけて楽しむ「音フォト」も新しくハイビジョン画質で鑑賞可能に~(ソニードライブ)

iconiconソニーは、撮影した写真をハイビジョン画質でハイビジョンテレビに映し出すことができるハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種『DSC-T100』『DSC-T20』『DSC-W80』『DSC-H7』と『DSC-W80』同梱ハイビジョン静止画出力対応プリンターキット1機種『DSC-W80HDPR』を発売すると発表しました。

ハイビジョンの高精細で迫力ある写真に音楽をつけて、家庭のリビングなどで家族や友人同士で楽しむという新しい写真鑑賞スタイルを提案するとか。 また、サイバーショットとしてははじめて顔検出機能を搭載。ホワイトバランスや色調整により顔の色までもコントロールし、人物がきれいに写るように調整するなど、「撮る」性能も大幅に進化させたそうです。

iconiconサイバーショット(機種名 発売日 市場推定価格 カラー 有効画素数)
『DSC-T100』 3/9 50,000円前後 シルバー、ブラック、レッド 810万画素
『DSC-T20』 4/6 40,000円前後 シルバー、ブラック、ホワイト、ピンク 810万画素
『DSC-W80』 4/20 33,000円前後 シルバー、ホワイト、ピンク 720万画素
『DSC-H7』 4/27 50,000円前後 シルバー、ブラック 810万画素
“ハイビジョン静止画出力対応プリンターキット”
『DSC-W80HDPR』 4/27 50,000円前後 カメラ:シルバー、プリンター:ブラック

<主な特長(共通)>
iconicon1.ハイビジョン静止画出力対応(水平1920画素×垂直1080画素)
2.「音フォト」もハイビジョン対応
3.ソニー独自の顔検出機能「顔キメ」搭載
4.高画質・高速処理の新画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」搭載でカメラ性能向上
5.「光学式手ブレ補正」機能と「高感度ISO3200」をダブルで搭載

機種別の機能詳細はリリースやソニスタのCamera Styleiconなどでご確認を。デジタル一眼レフ参入によるシナジー効果が徐々に現れてきましたね。XMBライクな新GUIも目をひきます。

iconiconまた、米国でも正式に発表があったようですね。12.1メガピクセル機のW200と8.1メガピクセル機のW90、3型フリップアップ液晶モニター搭載のH9は日本未発売なんですね。H9はR1の遺伝子を継いだかのようなデザインでちょっと気になります…>米Sony、サイバーショット7機種を発表

ところで先日画像が流出したGシリーズの発表は…>Wi-Fi搭載でDLNA対応のサイバーショットGシリーズって何?

【追記】国内で正式発表があったため、スルーしてしまいましたが、T100の画像に関するご連絡ありがとうございました!>Neo.Acidicさん。

また、昇華型デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション” 『DPP-FP90』『DPP-FP70』の2機種も発表されておりました>逆光・ピンボケ・赤目画像をボタンひとつで簡単に補正できる高速デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”2機種発売(ソニードライブ)

それと、本日午後の更新が滞ったのは、今回のサイバーショット新製品のプレス発表(第3部)に参加していたためです。簡易なものになるとは思いますが、レポートを明日エントリー予定です。

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ソニスタ、CFスロット対応メモステDuoアダプター「AD-MSCF1」を発売開始

iconiconソニスタが、CFスロット対応メモリースティック デュオ アダプター「AD-MSCF1icon」の受注を開始しました。価格は税込5,387円。

昨年6月にα100体験会で説明員の方に発売しますと聞いてから約8ヶ月。発売されるまで長かった…。

ちなみに、このアダプターはロケフリX5のモニターでも使えますというか、使えなくもないです。サムネイル、及び拡大表示にはえらく時間がかかるんですよね…。

また、一部のクリエでも活用できますが、使う際はこちらのエントリーで匿名さんの詳細なレポートを是非ご覧ください>α100付属のMS Duo-CFアダプタ「AD-MSCF1」はクリエで使えるか

αズームレンズの本命「SAL1680Z」の発売日が3/23に決定

「αレンズ」発売日決定のお知らせ(αオフィシャルサイト)

ソニーは、Carl Zeiss αレンズ「Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA(SAL1680Zicon)」の発売日が3/23に決定したと発表しました。希望小売価格は103,950円。

iconicon同レンズは、広角24mmから望遠120mm相当までをカバー。ガラスモールド非球面レンズを2枚使用し、ズーム全域にわたってコントラストに優れた、透明感のあるクリアな画質が得られます。また、AF時にフォーカスリングが回転しないオートクラッチ機構や、幅広フォーカスリングを採用し、操作性やホールド性にも配慮。さらに、円形絞りの採用により、夜景などの点光源もより美しく表現できます。

ということで、αズームレンズの本命がいよいよ登場。高いけど高いなりの価値はありそうです。かなりの争奪戦が予想されるので欲しい人は定期的にソニスタチェックっすよ。

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