「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

PS3のシステムが3.40にtorneのシステムが2.0にアップデート

システムソフトウェア バージョン 3.40 アップデートについて
torne(トルネ)™|システムソフトウェアアップデートver.2.0

PS3のシステムソフト最新バージョン(3.40)とtorneのシステムソフトの最新バージョン(2.0)のアップデートプログラムが昨日から提供されています。

前者は動画編集機能やYouTubeなどへの動画アップロード機能追加と定額制ネットワークサービス「PlayStation Plus」対応、後者はMPEG-4 AVC/H.264での3倍モード(長時間)録画や追っかけ再生への対応やトルミル情報の強化など、大幅に機能強化された模様。

昨晩、自分も日本戦が始まる前に両方アップデートを済ませましたが、まだじっくり触れておりません。Blu-rayやスゴ録のお出かけ動画のカット編集が出来るとうれしいのですがどうやら無理っぽい…。ともあれ、AVCHD動画が手軽に編集できるようなので今度NEX-5で試してみようと思います~。

torne絡みではケースイさんによるSCE開発者インタビュー記事が必読。発売後約3ヶ月でのプログラムのメジャーアップデートは普通はあり得ないとか。ありがとう、SCE!>“torne”発売から「約3ヶ月」の開発期間で実現したファームウェア「Ver.2.00」の中味とは

そうそう、アップデート後にtorne起動すると、ロゴの「o」の字の中でサッカー選手がボールを蹴っているシーンが出てくるのですが気がつきました?ワールドカップに絡めた遊び心なんでしょうか。何とも心憎い演出ですね~。

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テレビとPCのコンバージェンスがGoogle TVでいよいよ実現

Google の「Smart TV」が成功する理由

1990年代半ばからささやかれてきたテレビとPCの「コンバージェンス」がGoogle TV(コラムでは「Smart TV」って言ってます)でうまくいくかもしれないとするコラム。原文が掲載されたタイミングが米国時間2010年5月19日なので、それを念頭に置く必要はありそうですが、にしても色々書かれてますね。

・Googleの検索機能を使ってテレビ番組を検索できることがメリットであり、番組名や俳優などの各種情報だけでなく、(字幕情報を検索することで)セリフまで探し出せるようになる
・「Chrome Web Store」では、インターネット上の各種サイトに投稿されたテレビ番組を提供し「カタログ」から好きなときに選んで視聴することができる「Clicker.TV」などのWebアプリを提供。Webアプリを利用すれば、テレビを見ながらスポーツのスコア、金融情報、ソーシャルネットワークといったインターネットの各種データも監視できるようにもなる
・パーソナライゼーションとソーシャルネットワーキングをリビングルームに持ち込む。異なる時間帯の居住者がインターネットベースの同じ番組(一方は生放送ではない)を同時に見て、その番組を話題にして会話ができるようになる
・ソーシャル関連のストリームデータとテレビ番組が同時に表示されたり、テレビで番組を再生するSNSのリンクが登場することも想像に難くない

Spider Pro、VAIOギガポの「カタログビュー」機能、ニコニコ動画、Twitterのような仕組みやサービスがテレビ一台で利用できるみたいなイメージ。これにお得意のパーソナライズされた広告配信システムが連動するんですかね。また、「Smart TV」のアイデアはクロスプラットフォームの相互運用性を実現するとかで、以下のようなことが実現できるのではないかと予測しています。

・タブレット上でテレビを視聴して、番組を一時停止させることもできるはず。帰宅後に同じ場所から番組の続きを見られるようになる
・Androidタブレットをリモコンとして使えるようになる可能性も高く、リビングルームのHDテレビであとで楽しみたい番組をタブレットから仮想デジタルレコーダに録画することもできる
・アプリの大半はHTML5で導入され、ブラウザベースとなるため、iPadを含む競合携帯端末でも使用やアクセスが可能になる

でもって、Google TVのオープン特性はAppleプラットフォームに二の足を踏むハリウッドに受け入れやすくするかもしれないとして、テレビとPCのコンバージェンスがようやく実現すると声高らかに宣言しつつコラムは終了します。

映像ソース以外のWebアプリのデータの表示方法がキモになりそう。個人的にはリアルタイムより録画した番組から広がる世界とタブレットを含むワイヤレスデバイスとの連携に期待。って日本で出るのかどうかもわからんのですが…。

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負のイメージを3Dテレビで破壊~「3Dといえば、ソニー」

「3D BRAVIAの発売に十分な手応え」~ソニーマーケティングの栗田社長に3Dテレビ戦略を聞く~

大河原克行さんがSMOJ栗田社長に突撃(?)インタビュー。注目したい内容をピックアップ。

  • 3Dは、新たなテレビという位置づけではなく、テレビの新たな機能のひとつ。ソニーのテレビが持つ基本的な強みというものが、3Dでも生かされることになる。ソニーの最大の強みをあげるとすれば、ネットワークであり、コンテンツを含めたトータルの提案ができること。3Dという新たな機能に対して、ソニーユナイテッドの力が発揮される
  • ソニーショック以降、ヒット商品がないとか、他社商品と革新的な差が見られないといったことをいわれ続けてきた。3D はそのイメージを破壊できる。「やっぱりソニーだよね」と言っていただけるものを、総合力によって提供できる。ソニーのイメージを一新する重要なチャンス。まずは認知度でナンバーワンをとりたい。
  • 3Dテレビの普及において、コンテンツの広がりが不可欠。絶対量はまだまだ少ないが、ソニーは3Dコンテンツを数多く所有している企業のひとつ。コンテンツを持つ企業がグループの中にあり、これらの企業の力を生かすことができる
  • 日本では500万台のPS3が利用されており、すでに250万台が3Dを見られる環境にシステムがアップデートされている。あとは3D BRAVIAを接続すれば、3Dを体験できる環境がこれだけ整っている
  • 今後、積極的にアピールしていきたいと考えているのは、自分で撮影したり、編集したパーソナルコンテンツを、いかに楽しむかという世界の提案。これはソニーが差異化できる重要な部分。3D対応ハードの発売時期にあわせて、パーソナルコンテンツによる3Dの楽しみ方を積極化させていきたい
  • 2011年度には約50%のテレビが、2年後にはほとんどのテレビが3D対応になると考えている。50型以上では、2011年度の段階で、すべてのテレビが3D対応になるのではないか

3Dもコンテンツありき。そういう意味ではパーソナルコンテンツの撮影・編集ソリューションを持つソニーの強みは生かせそうだけど、誰もがそれに興味があるわけでもないしなあ。dot parkの集客にしても実際は大半が通りすがりだったのでは。Google TVについての話題一切無いのも意外。

ちなみに、携帯ゲーム機の世界では任天堂さんに先行されましたけど、その辺のことについてはどうお考えなのでしょうか?ってそれを栗田社長に聞いても…

ソニーが全録レコーダーのような商品を出す可能性

予約いらずの“6局全録”レコーダー「ARecX 6」で遊ぶ
6chワンセグ丸録り! 「ARecX6 チューナーレコーダー」 ~ 簡単設定で見逃しなし、PCで見るもう一つのTV環境 ~

DLNA絡みで調べてたらワンセグ6ch全部録りできるチューナーレコーダー「ARecX 6」のレビューを発見。前者はITmedia芹澤さん、後者はAV Watchで小寺さんがご担当。

1TB HDDで約8000時間録画可能で約55日間のテレビ番組が6チャンネルぶん記録できる計算とか。番組はジャンルやチャンネルを絞り込んで検索するというのが標準的な使い方。ワンセグだけに画質は悪いですが、手間暇かけずに番組を録り貯め、その中から見たいモノだけを視聴できるというような録画環境を安価に体験できるという意味で面白いとの評価。ちなみに価格は34,800円で直販サイトなら7/13まで29,800円だそうです。

“全録レコーダー”ということでXビデオステーションの名前も出てきますが、その後こうしたコンセプトのマシンをソニーが出すという話しは全然聞きません。ソニーにはこれまでXビデオステーションやロケフリを市場投入してきたノウハウがあります。最近ではtorneが話題ですし、VAIOの「Giga Pocket Digital」もリニューアルしたようです。そうしたノウハウをうまくミックスすれば、新しいテレビ視聴スタイルを提案できると思うんですが…ってもしかするとその辺のリソースというか人材は皆Google TV開発チームに行ってたりするのかな?

ソニー、90年代末までに生産されたブラウン管カラーテレビの使用中止を呼びかけ

ブラウン管カラーテレビをお使いのお客様への「ご使用中止」のお知らせとお願い

ソニーは、1990年末までに生産された同社製ブラウン管カラーテレビで、長期の使用により内部部品が劣化し、過剰発熱にいたった場合、まれに内部部品が発火し、テレビ本体の焼損及び拡大損害につながる可能性があることが判明したとして、該当するブラウン管カラーテレビの使用中止を呼びかけています。テレビの廃棄についてのご相談や、その他の問い合わせは、「ソニーテレビ受付センター」まで連絡して欲しいとのこと。

ソニーテレビ受付センター Tel.0120-256-654
受付時間:月~金 9:00~18:00、土日祝日 9:00~17:00

該当するブラウン管テレビは1968年から生産された製品になるそうで、国内での生産数が1,328万台、推定残存数は約13,000台だそうです>ソニー、’90年末までのブラウン管TVの使用中止を要請 -長期の使用で部品劣化、発火の恐れも

該当製品はかなり多いですが、80年代以前の製品となると、自分の親の世代(昭和1桁~2桁年代)がオーナーになってるケースが多いかも。ご両親やご親戚等、思い当たる人がいたら連絡してあげたいですね。ちなみに、キララバッソ登場が91年、WEGA登場が96年だそうです。前者はかなりギリギリっすね。

PSPの映像をHDMI経由でハイビジョン出力するコンバーター

投稿フォーム経由で中国のLenkeng Technologyという企業から以下のような連絡が来ました。

This is Iris Yu from Lenkeng Technology Ltd, a Chinese professional manufacturer of all kinds of video processing products: www.lenkeng.net. OEM & ODM service is provided also.We have scanned your website and got to know that you are doing business of game accessories.

We would like to introduce our PSP to HDMI Converter LKV8000 to you with the hope of establish business relationship with you.This Converter allows connection of component video and audio L/R of PSP2000/3000/PSP GO to HDTV, and up-scales PSP output resolution 480P to HDMI 720P. Connection of PSP2000/3000 directly to HDTV only has partial display on the center, but with LKV8000, you can achieve full-screen display.

Portable size: 11Cm(L)*8.4Cm(W)*2.8Cm(H)
Accessories:Power supply 1pc, HDMI Cable 1pc, PSP cable 1pc, 3.5mm Audio cable 1pc, User Manual 1pc

PSP-2000/3000とPSP goの画面を同社取り扱いの「LKV8000」というコンバーターとHDMIケーブルの組合せでハイビジョンTVの画面いっぱいに720P出力できるらしいです。

ちなみに、アマゾンでも昨年暮れから売っていたらしく、こんなページがありました>PSP Converter LKV8000(PSP to HDMI) PSPの映像を家庭用テレビに!

ネットで、「LKV8000」で検索すると取り扱っているショップやレビューなどが引っかかりますね。興味はあるんですけど、すでにこういう状況でビジネスって言われても…てか、なんでウチのサイトに?

ちなみに、国内ではゲームテックがこんな製品出しているようです。D端子経由でPSP goには非対応で1万円はちと高いなあ…>PSP用フルスクリーン出力アダプタ『ワイドdeポータブルP』