「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

Qriocityはつながった後の提案~Google TVともシームレス連携

【IFA 2010】欧ソニー西田社長が語る、3DとQriocityの将来 -ソニーが目指すネット配信の形、Google TV連携など

欧ソニーの西田プレジデントが、3Dテレビやネットワークサービスなど、ソニーの2010年戦略について記者向けに説明。Google TVの欧州展開、配信サービス「Qriocity」についても言及したとのことで個人的に注目したポイントをピックアップ。

  • Google TVはオープンアーキテクチャ。AVとネットワークが融合して一番いい商品を作るため、立ち上げは一緒にやっているが、その後は他社も参入してくるだろう
  • 動画や音楽のファイルを再生機器によっていちいち作ってもらうのは使い勝手が悪い。Qriocityではファイルがクラウドにあり、趣味やジャンルなどで検索すれば、それに合ったアルバムなどをストリーミングで聞くことができる。今後の構想としては、ユーザーの聴いている曲に合わせて次の曲を準備する、といったやり方もある
  • ソニーはハードウェアのネットワーク対応を謳ってきたが、つながった後の提案として立ち上げる
  • Qriocityはソニーのネットワーク配信のプラットフォームであり、テレビだけでなくVAIO など他の機器に将来的にはつながるだろう。『Reader』のコンテンツについてもQriocityに統合することも考えている
  • 将来的にサードパーティが参入する意向があれば受け入れる。Google TVの強みは検索機能。QriocityとGoogle TVが検索機能などでシームレスにつながる形に将来的にはなるかもしれない
  • (私見と断った上で)IPTVに関しては米欧が先行。著作権処理などの環境整備が進まない限り、日本は米欧と同様には始められない

日本では消滅してしまったナップスターのようなサブスクリプションサービスなのか、購入したCDと何らかのヒモ付けができるのか、等々、仕組みも価格体系もわからない今は何の評価もできませんね。

クラウド時代のソニーに関してはスラッシュドットのこちらの記事のコメントが大変興味深いです>クラウド時代でソニーの復権はあるのだろうか? – スラッシュドット・ジャパン

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フルHD3D映像の投影に対応した家庭用SXRDビデオプロジェクター2機種

業界初光学エンジン1系統でフルハイビジョン3Dに対応した家庭用ビデオプロジェクター 新開発“SXRD”搭載で、150,000:1の高ダイナミックコントラスト比を実現~新開発“SXRD”で進化したスタンダードモデルも発売~(ソニー製品情報)

フルハイビジョン3D映像の投影に対応し、150,000:1の高ダイナミックコントラスト比を実現した家庭用ビデオプロジェクターのプレステージモデル『VPL-VW90ES』 が11/20に、スタンダードモデルながら80,000:1の高ダイナミックコントラスト比と1,300ルーメンの高光出力を実現した『VPL-HW20』が10/21に発売とか。

iconiconVPL-VW90ES』は、業界で初めて1系統の光学エンジンによるフルハイビジョン3D映像の投影を実現。「フレームシーケンシャル表示方式」を採用。新開発フルHDパネル“SXRD”の高速応答性能を活かし、240Hzの高速駆動で「クロストーク」現象を抑え、くっきりとした3D映像が楽しめるとか。また“SXRD”パネルの画素間スペースを狭めることでコントラスト性能を向上。さらに高精細な階調表現が可能になり、2D映像においても、より深い黒と自然で豊かな色表現を両立。希望小売価格は724,500円でソニスタでの販売価格は652,050円。

iconiconVPL-HW20』は、『VPL-VW90ES』の光学技術の一部を踏襲することで、スタンダードモデルながら、80,000:1の高ダイナミックコントラスト比と、1,300ルーメンの高光出力を実現。リビングなどでの使用にも配慮、輝度を向上させながら、NTSC比90%の広色域を維持。市場推定価格は300,000円前後でソニスタでの販売価格は298,001円。

SXRDプロジェクターにも3D化の波が…。この流れで行くとウォークマンも3D対応なんてことになったり…しないよね。

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省エネに狭額フレームデザイン採用で省スペースをプラスした〈ブラビア〉

省エネ性能と設置の省スペース化を両立した液晶テレビ〈ブラビア〉2機種 発売~LEDバックライトと人感センサーに加え、スリムな「狭額フレームデザイン」を新たに採用~(ソニー製品情報)

iconiconソニーは、LEDバックライトと節電をサポートする「人感センサー」搭載による省エネ性能と、「狭額フレームデザイン」採用による設置の省スペース化を両立した〈ブラビア〉EX710シリーズ2機種(40V/32V型)を10/15に発売すると発表。本シリーズ導入により、LEDバックライト搭載した〈ブラビア〉は7シリーズ19機種に拡充。

省電力だけじゃなく省スペースときましたか。篠原涼子起用のCMで「人感センサー」の認知度も高まったと思われますので売りやすそうな感じ。 市場推定価格は40型が170,000円前後(ソニスタ:159,800円)、32型が140,000円前後(ソニスタ:139,800円と家計的にもエコな方。

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ソニーのQriocityはクラウドベースの音楽配信サービスも含む

“Qriocity”によるプレミアムビデオ配信サービス 今秋より欧州で開始~クラウドベースの音楽配信サービスも、年内に向け開始予定~(Sony Japan)

ドイツIFA会期直前のプレスカンファレンスで発表されたソニーのネットワーク対応機器向けのサービス「Qriocity(“キュリオシティ”)」について、国内でも正式アナウンスがあったようです。同サービスは、様々な機器を通じて、高品質のエンタテインメント体験を提供するネットワークサービスのプラットフォーム。これらを通じて、様々なデジタルエンタテインメントコンテンツおよびサービスを、同社のネットワーク対応機器に向けて提供すると共に、革新的なエンタテインメント体験の実現を目指すとしています。

まずは、今秋欧州5カ国でプレミアムビデオ配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」を開始。映画会社が提供する数百タイトルもの最新の映画や、ローカルスタジオによる人気のコンテンツを楽しめ高品質なストリーミングサービス。ネットワーク対応の液晶テレビ<ブラビア>、ブルーレイディスクプレーヤーおよびブルーレイディスクホームシアターシステムで視聴が可能。

また、第二弾サービスとして、音楽ファン向けに魅力的なクラウドベースの音楽配信サービス 「Music Unlimited powered by Qriocity」を年内を目処に開始。クラウド上で管理される膨大な音楽ライブラリーから、好みにあわせてカスタマイズされた音楽チャンネルを、ファイル管理の必要無しに様々な機器上で楽しめるとのこと。音楽の価値をより高め、音楽の更なる楽しみ方を提供していくと同時に、音楽産業における新たな機会創出を目指すとしています。

サービス開始時には、ネットワーク対応の液晶テレビ<ブラビア>、ブルーレイディスクプレーヤーおよびブルーレイディスクホームシアターシステムに加え、PS3およびVAIOを始めとするパソコンで楽しめるとか。また、ソニーのポータブル機器にも準備が整い次第、順次拡大予定。サービスの詳細については、後日改めて発表予定とのこと。

ビデオの方は日本でも色々なサービスがスタートしているのであまり魅力的ではないですが、音楽の方はちょっと驚き。アップルがやるんじゃないかと噂になっていたクラウドサービスってことで、そういう意味でも自ずと注目されるんじゃないでしょうか。とはいえ、使い勝手もわからないし、費用面も全く不明。さらに、日本でどの程度のサービスが利用できるのかもわからないということで、話半分ぐらいにとどめておくのが吉かも…。

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ソニー、IFAで3D製品を強力にアピール~Reader新製品は日本でも発売へ

【IFA 2010】ソニー、Google TVや3D VAIOなどを披露 -PS3は10月に3Dファーム公開へ。3D SXRDプロジェクタも
ソニー、電子書籍リーダーの新モデル発表 日本でも発売へ
ソニーがコンテンツ配信サービス「Qriocity」 Appleに対抗

ドイツ・ベルリンにて開催されるIFAの開幕2日前、アップルの新製品発表と偶然重なった、9/1に開催されたソニーのプレスカンファレンスで発表された諸々がニュースになっとります。

AndroidベースのGoogle TV、3D技術、3D VAIOを含む3D対応製品、3Dコンテンツ、フルHD対応Bloggie、Sony Reader新機種の日本投入やiPhone、Android向けアプリReader Mobile Editionなどに加え、米国で提供中のストリーミングサービス「VOD powered by Qriocity」を今秋、欧州5カ国に拡大することなどを発表したようです。

Androidウォークマンやnav-u、噂のPSPフォンやタブレットについては全く言及無しか…。なことはともかく、もう完全に3Dバカですね、今のソニーは。正直うんざり。

関係ないけど、Media Goがひっそり1.5aにアップデートしています>Media Go: ダウンロード – Sony Media Software and Services Inc.

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ソニー、自社デバイスと連係した新たなAVダウンロードサービスを発表予定

ソニー、Apple対抗の音楽・動画ダウンロードサービス間もなく発表

ソニーが、Appleが新製品発表会を行う予定の本日(9/1)、ウォークマン、VAIO、BRAVIA、Blu-rayプレーヤー、ソニエリ携帯などのネット対応デバイスと連係した新しい音楽・動画ダウンロードサービスを立ち上げるとFinancial Timesが報じたとか。ベルリン「IFA」で発表予定らしいです。ちなみに、サービスの消費者向け提供は来年以降とか。

サービスだけなのか、サービスに対応する新製品もあわせて発表するのか、詳細はさっぱりわかりませんが、アップルと発表のタイミングをあわせてくるとはちょっと意外でもあり、ある意味楽しみでもあります。

とはいえ、アップルとソニーから何が発表されようが、自分は夜更かしするつもりは全くありませ~ん。