「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

デジタル機器と家庭内LANの普及がコンテンツ流通産業の業態を変える

デジタル機器と家庭内LANの普及がコンテンツ流通産業の業態を変える~ネットユーザ平均で映像130時間分、音楽311.4曲をPCに蓄積 デジタル家電とPCを相互利用した視聴スタイルが浸透~(野村総合研究所のニュースリリース)

野村総合研究所が行った、家庭におけるデジタル・コンテンツの流通実態に関する調査結果によると、パソコンやHDRに保存したデジタルAVコンテンツを、家庭内LANを通じてさまざまな機器で再生する視聴方法が一般的になりつつあるそうです。この傾向が進むと、利用者側ではコンテンツの伝送経路は意識されなくなり、視聴スタイルの選択の幅およびコンテンツライブラリがより一層重視されるようになるとか。また、それに伴いコンテンツ流通産業の業態変化につながる可能性があると予測しています。

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同居人に届け!ハッピーベガの女性・主婦層キャンペーン

ソニー、主婦狙い販促 男性中心から転換

ソニーマーケティングが、ボーナス商戦向けに女性や主婦層をターゲットに販促を行うそうです。第1弾は「ハッピーベガ」シリーズで、Web上でハウスウェアのプレゼントキャンペーンを、また量販店の店頭でも、「ベガまつり」と銘打った実演キャンペーンを実施するそうです。告知には珍しく新聞の折り込みまで行うとか。

「夫が家電製品のカタログなどを集めて情報収集するものの、最終的な購入決定権は主婦が握るケースが多い」という調査結果もあるとのことですが、我が家もメインのテレビに関しては同居人の同意が得られず、いまだに液晶テレビ購入の夢は果たせておりません。思いっきりドラマ好きなのに、大画面も高画質も必要ないっていう人なんです。ということで、今回のソニーの販促活動が同居人に影響を及ぼすことを切に期待しているのでありました…。

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小寺さんのスゴ録「RDZ-D5」レビュー、「コクーンの悪夢」再び?

出た!デジタルチューナ搭載スゴ録「RDZ-D5」~ クロスメディアバー採用の新フラッグシップ ~

小寺さんの週刊「Electric Zooma!」に、のデジタルチューナ搭載のスゴ録フラッグシップモデル「RDZ-D5icon」が登場。高速スクロールが快適なXMBですが、多チャンネルのデジタル放送や大量の番組録画に対応するには、現状のシングルツリー固定だとちょっと厳しいみたいですね。とうことで、サブツリー構造などの採用で、「録画後の番組を面白く探せる機能」が欲しいそうです。また、編集・ダビング系のレスポンスに難ありのようで、「他社に大きく水を空けられている」とまで言われてます。また、他ラインナップとの外観デザインや機能が大きく異なる点について、『ブランド同じでも作ったカンパニーは別という「コクーンの悪夢」を連想してしまう』との記述も。

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HDRのCMスキップで540億円の損失~ビデオゲームの利用時間も激減

HDDレコーダーによるCMスキップで“損失”540億円

野村総合研究所が行った、ブロードバンドの普及状況やメディア利用時間の変化、HDDレコーダーの利用状況の調査結果に関するニュース。これによると、HDDレコーダーによるテレビCMスキップで約540億円の広告費損失が発生しているそうです。また、ブロードバンドの普及により、テレビとの接触時間や影響度は減り続けるとも予測しています。

メディア利用時間の変化で興味深かったのが、PCインターネットの利用時間が増えたという回答が64%で最多になったのに対して、利用時間が最も減ったのがビデオゲームで50%もの人が回答していること。読書やラジオですら38%ということで、世間一般的なゲーム離れが加速していることを裏付けることになったようです。

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全部録ってあるものから観たいものを観るには

放送コンテンツデジタル化の現在形

久々に、渡辺聡さんの情報化社会の航海図。HDDレコーダーのマルチチューナー化&HDDの大容量化やバイオ「type X」などの登場で、これからのテレビ視聴は、渡辺さんが言うところの「観たいものを録る、ではなく、とりあえず全部録ってある」という流れになっていくのが必然なんでしょうね。

視聴率調査の仕組みや広告を含め、放送する側にも変革が必要だみたいな話は専門家にお任せするとして、視聴する側の次のステップは取った番組を限られた時間の中でどう見る(消化する)かってことになりそうです。時間から解放されたあとは場所からの開放ってことで、モバイル機器との連携が今よりももっともっと重要視されるようになってくればいいなというのが個人的な想いです。

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SCN、ロケーションフリーテレビまるごとおまかせパックを提供

So-net、「ロケーションフリーTV」を外出先で見るパック-TV本体と固定IPなどをセット。出張設定も実施

SCNは、ソニーの「ロケーションフリーテレビ」を使って出先からテレビなどを視聴できる「ロケーションフリーテレビまるごとおまかせパック」を7/1から提供するそうです。So-netの「光 with フレッツ」および「Bフレッツ」コースのユーザーが対象で、本体の他に、固定IPアドレス割り当て、HOTSPOTローミング機能、出張設定サポートなどが含まれているとか。また、既ユーザー向けに本体を省いたパックも用意するそうです。また、パックAまたはパックBどちらかを購入したユーザーを対象に、30人に1人の確率で「スゴ録」がプレゼントされるプレゼントキャンペーンも実施されるそうです。

自分もLF-X1ユーザーですが、NetAV機能を使おうとするといきなり敷居が高くなるんですよね~。ウチが契約しているプロバイダだとオプションの申込でダイナミックDNSが使えるようなんですが、LF-X1は持ち歩く気にはちょっと大きすぎるかなあて感じです。これからSo-net光を申し込もうと思っている人には何かとお得なパッケージだと思います。

「TV以外の家電も視野に」So-netのテレビとインターネットの融合戦略

で、今回のサービスを含むSo-netのテレビポータル戦略に関して、SCNのテレビ&モバイルネットワークサービスディビジョンの坂下弘典ゼネラルマネージャーへインタビューしてます。ロケフリTV向けポータルではRSSリーダーの対応や動画再生機能の対応、PSP向けのポータルサービスも視野に入っているとか。

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