テレビ番組や思い出の映像・写真をハイビジョン画質で楽しめるモデルや“PSP”に映像コンテンツを簡単に転送できるモデルなど“スゴ録”計4機種を発売(ソニードライブ)
ソニーマーケティングは、スゴ録シリーズの新製品として、デジタルハイビジョンチューナー内蔵モデル3機種と、地上・BSアナログチューナー内蔵モデル1機種、計4機種を11/21に発売します。デジタルハイビジョンチューナー内蔵の『RDZ-D90』『RDZ-D70』『RDZ-D50』は、ユーザーの「好み」を学習してテレビ番組を賢く自動録画する機能を搭載。また、思い出の写真から作成したプロモーションビデオのようなフォト作品や、ハイビジョンハンディカムで撮影した思い出の映像を、ハイビジョン画質で楽しめる機能を搭載。地上・BSアナログチューナー内蔵の『RDR-AX75(右画像)』は、新開発MPEG4-AVC専用LSIを搭載。スゴ録とPSPをUSBケーブルで接続。録りためた番組をPSP内のメモリースティック(PRO Duo/Duo)に高速転送して、外出先などでも楽しめます。価格は全機種オープンですが、ソニスタでの販売価格は、『RDZ-D90』が180,000円前後、『RDZ-D70』が160,000円前後、『RDZ-D50』が130,000円前後、『RDR-AX75』が80,000円前後を予定しているとか。
先のエントリーでスゴ録の進化について触れたと思ったらこんな新製品が発表されるとは…。新機能は色々ありますが、個人的には今回のスゴ録新製品がPSX独自の機能を取り込んでしまったことに注目しています。また、PSP対応と銘打ったメモリースティックへの動画書き出しスピードにも注目。転送速度は最大約30倍速で1時間番組(QVGA 384k)がたった約2分で転送可能とか。やっとここまでききましたか。ホントに長かった…。あ、でもよく見たらメモステスロットがないからPSPをUSB接続する必要があるんですね。にしてもスゴ録ってなんでこんなにかたくなにメモステスロット搭載しないんでしょう…。
結局、PSXとの大きな差はプレステ2とネットワークアップデート機能だけになりつつあります。前者がスゴ録に搭載されることはありえないとして、後者の機能が今後果たして活かされることがあるのか。ないとすれば、存在意義が薄れたPSXビジネスはこのままフェードアウトしてしまうことになるのかもしれません…。