麻倉怜士さんのCES2006のまとめコラムのようなものが掲載されています。麻倉さん的にはCESの主役は画面であり、「最終的に人を感動させるインターフェースは、やはりテレビ・ディスプレー以外にはないという確信がさらに深まった」とか。自分も以前エントリーでビジュアルの「V」がトレンドと書きましたけど、やっぱりそういうことなんですかね…。個人的に注目したいのは以下のコメント。
もうひとつ、実は今回のCESでは「小画面」も、これからのトレンドであることが、雄弁に示された。その役割は、いつでも、どこても「映像を持ち歩く」ことだ。
業界用語では「TO GO」というそうですが、Googleのビデオ・ストアやソニーのロケフリなどを引き合いに出し、“「いつでも、どこでも映像と共に」の時代が来た”と解説していました。自宅では大画面の高画質で、出先ではポータブル機で手軽に、いつでもどこでも自分の見たい動画を楽しむという動きがこれから本格化するということなんでしょうね。
そういえば、アップルが「Mobile Me」という商標を出願したことがニュースになってました。商標でカバーされるのは、コンピューティング機器だけでなく、モバイル機器やモバイルサービス(音楽、ビデオ、ゲーム、電子メールおよびインターネット/イントラネット/エクストラネット/テレビ/携帯/衛星ネットワークを通じたメッセージングを含む)の分野とのことで、アップルは動画にかかわらず様々なコンテンツを持ち歩こうと提案しようとしているのかもしれません。>Apple、「Mobile Me」の商標を出願
ソニーはテレビはBRAVIAブランドでいけるとして、モバイル系はどうするつもりなんですかね…。PSPだけというのも弱いので、サブブランドのマルチプレイヤーの登場に期待したいところです。
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話は変わりますが、テレビ絡みでTMDCさん(@UltraSuperBaka)の「SONYさんよぉぉぉぉぉぉ!#」というエントリーで現在検討中のSPA家のテレビ購入計画について、「SPAサンには悪いが、はっきり言って今のBraviaは奨められない」とコメントいただいております。その理由は『HDMI端子を搭載していない』こととか。そうなんですよ~、実は自分もそこで迷っているのです。今年発売されるはずのPS3のことを考えるとHDMI端子は必須だし、可能であればフルハイビジョンが良いなあって思っていたところなんです。TMDCさんがご指摘の通り、それをカバーしているBRAVIAは日本ではXシリーズのみで値段的にさすがに手が出ないのです。ところが、TMDCさんによると英ソニーの扱うBRAVIAにはVシリーズのエントリー機にまでHDMI端子がついているというではありませんか。
映像の美しさに妥協しないとか、音のすばらしさを究めるとか口では言ってるけど、妥協したらいけない所で『コストが』『市場の需要が』って勝手に理由付けして妥協して中途半端な製品を作り出してるよね。今回のBRAVIAのHDMIの端子をオミットした理由って、どうせちょっとしたコストをケチるためとか、日本市場でHDMIはまだ不要とか、そんなチャチな理由からだろ。
とはTMDCさんのコメントですが、やっぱりコストなんでしょうね。で、SPA家のテレビ購入計画ですが、テレビを買い換えると決めてからなぜか29インチのブラウン管の調子が良くなりまして…(<よくある話)。しばらくの間はだましだまし使えそうな感じので、BRAVIA次世代機も視野に入れつつ、ターゲットを絞り込んでいきたいと思います。アドバイス&お知らせありがとさんでした!>TMDCさん。(NetJukeとAシリーズの連動については遅れてますが、後日必ずリポートしますので少々お待ちを…。)