「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

賞賞いい感じ~ネットKADEN大賞でロケフリが最終選考に

ネットKADEN大賞、iTMSやRDシリーズ、ロケフリなどが入賞

昨年の11月下旬から12月上旬にかけて一般投票も行われたネットKADEN大賞の二次審査が行われ、ソニーのロケフリベースステーションパック「LF-PK1」を含む6つが入賞機器/サービスとして選出されたそうです。2/1開催の「NET&COM 2006」で入賞機器/サービスの展示が行われ、2/3には大賞及び各賞の発表が行われるとか。

アップルの「iPod nano & iTMS」と東芝の「HDD&DVD ビデオレコーダー RDシリーズ」が強敵かもしれないけど、ソニーファンとしては当然ロケフリに勝って欲しいっす。

って、ロケフリ含めてこの3つは全部SPA家にあるものばかりなりけり…。

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米ソニー小宮山社長インタビュー~パーソナルオーディオは今夏にてこ入れ

「BRAVIA」で勢いづくソニー、その“巻き返し”戦略を聞く

米ソニーで北米市場を担当する小宮山英樹社長へのインタビュー。米国での「BRAVIA」ブランドの立ち上げ成功を例に挙げたほか、パーソナルオーディオ分野での巻き返しも誓ったとか。

BRAVIAブランドの素早い立ち上がりの背景についてインタビュアーの本田雅一さんは、商品力やソニーブランド効果以外に、「禁じ手とも言えるハイエンドブランド(XBRブランド)の併用も含まれている」として、「XBRブランドを賭してでも、BRAVIAを立ち上げねばならないほど厳しい状況に追い込まれていたのかもしれない」と解説していました。

また、パーソナルオーディオの立て直しについて、「この夏から新しいことをやろうとしている」と小宮山社長がテコ入れを示唆したそうです。コネクトサービスについては、音楽配信、電子ブック、PSP向けのビデオダウンロード販売など、「あらゆるネットメディアを繋いでいく総合サービスへと発展させる」とかで、その鍵となるのが「CONNECT Player」なんだそうです。ええ~、大丈夫かなあ…。本田さんの「テコ入れが、空振りに終わらないよう願いたい」というコメントに不振と不安が隠しきれない様子が現れているような…。

[WSJ] ソニー、オーディオ部門を再編

関連して、コネクト絡みの人事について今度はWSJに取り上げられました。「コネクトの主力事業であるオンライン音楽事業の運営ならびに対応デバイスの管理は、新体制の下でも継続される」とか。また、旧組織でウォークマンAシリーズの顔となっていた辻野コ・プレジデントの動向に関する記述もあります。それによると同氏は「新体制の下、コネクトの技術開発グループで新たな役割を担う」とか。

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ロケフリの今後~好きな時に、好きな場所で、好きな番組を、好きな端末で

PSPでテレビが見られる! 開発者責任者が語る、ソニー「ロケーションフリーテレビ」の魅力

デジタルARENA、ロケフリの開発責任者、ソニー ビデオ事業本部 LFX事業室長の前田悟氏へのインタビュー。注目は今後の展開についてのコメント。「モニターがあって音声が聞けて、通信機能が付いているものはすべてLFTVにつなげるというのが私の夢」と語る前田氏。ロケフリ対応ケータイについては春頃までに国内発表としているほか、ロケフリ技術のライセンス契約によりサードパーティーから新たなロケフリ製品が投入される可能性に言及。好きな時に、好きな場所で、好きな番組を楽しめるというコンセプトに「好きな端末で」というフレーズか加わることになるようです。

2006年はPS3にも大注目ですが、ロケフリビジネスの広がりにも大いに期待できそうです。ノートPC、PSPときてケータイにまで対応となれば、PDAだって対応できないはずはありません。Wi-Fi対応クリエなんてうってつけじゃないですか。いまだに活用しているユーザーも多いのでちゃんとフォローして欲しいです。ライセンス契約の話もありますが、生産完了したとはいえ自社製品なわけですから、ソニー自身が対応アプリケーションを出して欲しいなあ…。

PSPでロケフリは自宅のAVシステムをミニチュア化して持ち歩く印象

「PSP」を“テレビ以上”にするロケーションフリー

iconiconロケフリベースステーションパック「LF-PK1icon」とPSPの組み合わせによるロケフリTVのレビュー。サードパーティ製の防水ジャケット(サイバーガジェットの「ウォータープルーフケース」)をPSPに装着したお風呂でロケフリと、NTTコミュニケーションズの「HotSpot」経由のロケフリにチャレンジした様子がリポートされています。また、PSP持参で正月に実家に帰省し、HDDレコーダーを操作した様子なども報告されています。

PK1とPSPの組み合わせは、“「自宅のAVシステムをミニチュア化して持ち歩いている」ような印象”とか。うまい言い方ですね~。

ソニー甦りの条件~テレビに開発資源を集中せよ

勝ち組以外のエレクトロニクスメーカー、再生のカギは何か~ソニー甦りの条件から考える~ 日経BP主要各誌が占う2006年の展望(5)

日経BP、SAFETY JAPAN 2005。「日経ものづくり」記者の近岡裕氏が語る勝ち組に入れなかったエレクトロニクスメーカー再生のカギ。ソニーに限った話ではないようですが、ソニーを例に取り考察しています。ソニーが最も開発資源を集中すべき事業はテレビであり、「液晶テレビとリアプロジェクションTVに絞り込む」ことであり、かつ、高級品志向ではなく、商品数も減らし、「あくまでボリュームゾーンに向き合い、コストダウン能力を高めなければならない」とか。また、「ソニーでなければ作れない商品を作れていない」、「トップがあまりに抽象的なスローガンを言い立て、具体的な商品政策に触れてこなかったのが痛い」、「コスト競争力でアジアのメーカーと戦う準備ができていない」など問題はあるようですが、勝負どころのテレビで上位3社に食い込むことが先決なのだとか。寡占状態になれば価格が安定するからということらしいです。そのための潜在力はソニーは十分に持っていると締めくくっていました。

ちなみに、バイオビジネスに関する記述も少しだけあります。利益率が2-3%しかないけど、売り上げが5000億もあるから切れないのだとか。大きなカネが動くとはいえ、2~3%は相当厳しいのでは…。

北米テレビ市場でソニーが松下を猛追、シャープは亀山第2前倒しへ

同じく日経BP。ソニーが最も開発資源を集中すべきとしたテレビ事業の北米市場に関するニュース。9月にBRAVIAを投入、1カ月後に3割強のシェアを奪取したと、ソニーの快進撃を伝えています。しかしながら、収益面ではなお課題が残るとして、リアプロ市場からの脱皮が課題になるようです。米国の薄型テレビ戦争は「チキンレースの様相を呈してきた」として、盟主の座に近い松下とブランドで勝るソニーという、かつてのライバルの激しい戦いに注目が集まっているようです。

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ロケフリTV、X1とX5が間もなく生産完了か

キャビアさん(@キャビアな雑記)からロケフリTVの件でお便りを頂戴しました。お知らせ感謝です!>キャビアさん。

いつも記事を楽しく拝見させていただいています。ちょっと愚痴っぽい内容ですいません。私はエアボードLF-X1ユーザーで大変便利に愛用しています。最近のロケフリが好調な状況も次はどんな製品や、サービスが出て来るのか楽しみです。最近LF-X1のバッテリーがヘタって来たので、ソニスタで買おうと見に行ったら「販売終了」ではありませんか。ロケフリのページで宣伝しているお風呂ジャケットはもちろんLバッテリーもLX-X5さえ「販売終了」。とても悲しくなりました。サイト更新の遅れは仕方ないとして、ソニー直営の販売サイトでは、バッテリーのようなものこそ、手軽にいつまでも購入出来るようにして欲しいと思いました。SonyStyleというサイトは、アンテナショップのようなもので、そういう位置づけではないんでしょうかね。本来ソニーに言うべき要望を書いた部分もありますが、同じロケフリ愛用者という事で、お知らせさせていただきました。

ということで、ソニスタを見に行ってみると…おっしゃるとおり、X1とX5のLバッテリーは販売終了になってますね。本体もX5は販売終了で、X1は入荷待ち。公式サイトでは「お風呂ジャケット」に生産完了の文字が…。いや~、今の今まで全く気がつきませんでした。キャビアさんがおっしゃるとおり、ソニーの直販サイトだからこそ、この手の消耗品はいつでも買えるようにしておいていただきたいですよね。ちなみに、ビックカメラ.comでは両方とも今のところは在庫ありでヨドバシ.comではX1のバッテリがお取り寄せというステイタスになってました。かくいう自分もアナログ停波まではしっかりとX1を使っていきたいと思っているので、近いうちにソニスタ以外のサイトか量販店などで予備バッテリを確保しておこうと思います。

ところで、オンラインショップではどうやらX1とX5も在庫限りのようで、生産完了ステイタスになるのも近いのかもしれませんね~。PK1の好調とアナログ停波による地デジ移行などもあって、今後のロケフリビジネスにも大きな変化が出てくるのでしょうが、この手のオールインワンパッケージは無くなってしまうのでしょうか…。

そういえば、PSXも公式サイトで生産完了の表記こそありませんが、大半のオンラインショップでは取り扱いが終了しているようです。なんだか発売前後の盛り上がりが懐かしいですが、こうやって何事もなかったのかのようにフェードアウトしていくのですね…。