「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

ロケフリベースステーション「LF-PK1」を新製品のTVボックスと液晶モニターに対応させるアップグレードソフト

ロケーションフリーベースステーションパック「LF-PK1」システムソフトウェアアップグレード(バージョン 4.000)

iconiconソニーは、ロケフリベースステーションパック「LF-PK1」のシステムソフトウェアの最新版(バージョン 4.000)のダウンロード提供を開始しました。アップグレードにより、新発売のTVボックス「LF-BOX1icon」と液晶モニター「LF-12MT1icon」を受信側の機器として使用可能になります。

iconicon新製品の「LF-PK20icon」は学習リモコン機能やAVCに対応していますが、基本的な機能はPK1もほとんど大差はありませんからね。まだまだ現役で使いこなしていらっしゃる方も多いでしょう。

ということで、TVボックスまたは液晶モニターを購入した、あるいは購入予定の方は必須のアップデートになりますね。家庭内で使う場合は、X1/X5同様MPEG-2に対応するので、PCやPSPよりも高画質で楽しめるようになりますよ。

#後日、体験ブログの方でPK1、TVボックス、液晶モニターの接続レポートもお届けします。

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ロケフリ新製品の体験レポート始めます

突然ですが、ロケフリの新製品の画像です。左から、ベースステーション「LF-PK20icon」と、PC用プレイヤーソフト「LFA-PC20icon」をはさんで、TVボックス「LF-BOX1icon」です。TVボックス以外は発売から随分と時間がたっていますが、今のタイミングで手元に届いたのには少々理由があります。

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実は昨年担当させていただいたロケーションフリー体験ブログ「X1、X5スタイル徹底比較」が意外にも好評だったらしく、ソニーマーケティングさんからのお誘いもあって、新製品版の体験レポート(ブログ)を担当することになったからなんです。で、打ち合わせや貸し出し機材やスケジュール等の調整もあってこんなタイミングになってしまいました。

昨年は、So-net blogをインフラにした複数名のブロガーさんの集合コンテンツでしたが、今回の体験レポートは単独でしかも当サイト(ソニ☆モバ)上で通常と同様の更新スタイルによる公開で良いとのこと。内容についても、前回と同様、常識の範囲内で(公序良俗に反しなければ的なことですね)あれば何を書いてもらって良いと言われており、具体的に何を書いてくださいというリクエストもありません。

ということで、前回よりも気楽にできるかなあと思っていたのですが、自由な分、どうやってレポートしていくか悩んでいるところです。しかも、今回は先述のベースステーションとTVボックスの他に、モニター「LF-12MT1icon」と同機専用の「お風呂ジャケット」に加え、なんとスゴ録の最新モデル「RDZ-D900Aicon」まで貸し出していただいております。ただ、ベースステーションとTVボックス以外は貸出の期限が決まっており、年内には返却しなくてはいけません。何かとあわただしくなる暮れも近く、書く内容が前後したりするかもしれませんが、その際は何とぞお許しを…。(<PS3やWiiでゲームやってる暇などないぞ、自分!と言い聞かせておく)

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ということで、今までにあまりない長期のレポートになると思いますが、興味のある無いにかかわらず、おつきあいの程よろしくお願いします!

(今回のロケフリ体験レポートは、サマリーがあった方が良いだろうということで、So-net blogに新たにページを設けて、エントリーのコピーを置くことになっています。そのページにロケフリのオフィシャルサイトなどからもリンクが貼られる予定とのこと。ソニーマーケティングさん側の準備もあり、サマリーサイトの公開は来週~再来週を予定していますが、正式な公開日が決まり次第、改めてこちらでもお知らせします)

ソニスタ、ロケフリ周辺機器の先行予約発売を開始

ロケフリの新しいベースステーション「LF-PK20icon」の周辺機器として一緒に発表されたロケーションフリー TVボックス「LF-BOX1icon」と、ロケーションフリー液晶モニター「LF-12MT1icon」ですが、先週末からソニスタで先行予約発売が開始されていたようです。

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iconicon両機ともに前機種の「PK1」にも対応するということで、発売を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。特に、TVボックスは出先のテレビ自体を自宅のリビングに変えてしまう魔法のようなキカイで、個人的にもとても楽しみにしていた商品です。X1とX5のディスコンで、単体で完結するロケフリ商品は無くなりましたが、LF-12MT1と組み合わせればそれも解決ということで、結果的には組み合わせの幅が広がり、隙が無くなったとも言えますね。ちなみに、モニター用のお風呂ジャケット「LFA-F2icon(右画像)」の発売も始まってます。Windows Mobileやケータイへの対応なども控え、ロケフリの本格的な盛り上がりはまさにこれからですね。

ソニーが久多良木氏を見放したのか、久多良木氏がソニーを見放したのか…

久夛良木氏を見放したソニーの迷走 PS3孤立無援に見るソニーグループの病巣の深さ

PS3をゲーム機として捉えると、SCEが収益を稼ぎ出すまでに、少なくともPS2よりも長い時間がかかるのはほぼ確実に思える。巨額の投資資金を調達するために発行した2500億円の転換社債の償還が2008年12月に迫っているソニーにとって、憂慮すべき事態のはずである。にもかかわらず、ソニーは当初の構想から離れ、「cell」と久夛良木氏をなかば見捨てて、彼らをゲームビジネスという狭い領域に封じ込めるような態度をとり続けている。その経営判断のツケは将来、ソニー自身が払うことになるかもしれない。

NBonline、日経ビジネスアソシエ編集部の降旗淳平副編集長の「ニュースを斬る」というコラム。SCE(久夛良木氏と)ソニー間の埋めがたい溝のせいで、PS3をエンタメコンピュータとして認識してもらうことにも失敗したとか、BRAVIAとPS3のセット売りこそが望ましかったなど、刺激的な内容が並びます。

また、ソニー社内ではデジタル家電製品にCellを搭載する動きがまるで感じられないどころか、関係者も「消費電力の高さが搭載のネックに」と語っており、PS3のスタートダッシュに失敗しただけでなくCell自体のの普及の前途が暗いまで言われてしまってます。

「SCEでは、ソニーマーケティング出身者を営業責任者に就けるなど、そのための布石を打っていたはず」というコメントもありますが、これってもしかして佐伯氏のことですかね。その佐伯氏へのPS3発売日のインタビューがCNETに載ってました>PS3発売に盛り上がる、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaで、SCE佐伯雅司氏に聞く

新しいもの、イノベーションは、体感しないと理解してもらうのは難しい。店頭の「PLAYSTATION TV」などで、PS3の魅力を十分感じてもらえるはずだ。(中略)12月は、家電メーカー各社が薄型HDテレビの販売攻勢をかける。PS3は、そのすべてのHD-TVの魅力を引き出して対応することができる。このタイミングで、仕掛けを打ちたいと考えている。

とのこと。なお、PS3は「12月に入れば潤沢に供給できる」とのこと。まずは年末商戦でアーリーアダプターに行き渡るかどうかって感じですが、本当の勝負はその後なんでしょうね。

そういえば、日経BPのTech On!がまとめているPS3の特集記事で消費電力についての記述がありました>【PS3】消費電力を測ってみた

起動した状態で約180W、ゲームはディスクを回すモータが動き出したあたりで約200W、レースゲーム中は190W~205W程度、Blu-ray Discの映画タイトル再生で約195Wとか。380Wに迫ることはないにしてもそれなりに電力を消費するのは間違いなさそうです。

電気代についてどうこう言う以前に冷暖房や他のAV機器のとの兼ね合いをちゃんと考えないといけなくなりそうですね。我が家のリビングにPS3を置いても大丈夫なんだろうか…。

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おでかけ・おかえり転送+Blu-ray Discの未来像

ついにデジタル放送を持ち出した「スゴ録 RDZ-D900A」~ デジタル放送ダブル録画もスゴ録初搭載 ~

iconicon小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にスゴ録新製品のフラッグシップ機「RDZ-D900Aicon」が登場。筐体デザインと主な機能以外に、同機のみに搭載されたPSPへの「おでかけ・おかえり転送」について掘り下げてくれているのがありがたいです。

また、同機能に「Blu-ray Discが追加されれば、高解像度から低解像度まで、現行の規定のままで多彩な運用ができるという未来像が見えてくる。コピーワンス膠着した状態を打開できる技術として、高く評価したい」とのこと。

「おでかけ・おかえり転送」については、PSPだけじゃなくmyloでの活用にも期待したいですね。

ロケフリに見るソニーらしさ

ソニーは本当にダメなのか?

iconiconバッテリーリコール問題でマスコミのソニーバッシングが横行する今、あえてソニーらしい点(製品)を探してみたとかで、その代表格としてロケフリを取り上げています。ロケフリは、「テレビのインターネット放送がなかなか進展しないことを逆手に取ったビジネス」であり、「ソニーのような大企業が何年も前からロケーションフリーのような新しいアイデアに基づき、技術と製品群を着実に世に送り出しており、それをベンチャーが後追いしている、という点」に注目なさっているようです。

また、バッテリー問題では苦境に立たされているものの、数年前のような製品戦略のブレが小さくなってきているとして、「マーケットをドライブする大きな要素としての技術と、それを有効に使う戦略がブレなく機能し始めると、ソニーというブランドが再び、力を発揮するのではないだろうか」とまとめていました。

最近では、ロケフリ以外にも、バイオ「type U」やmylo、ローンチは危ういながらスクラッチで仕上げたPS3などもソニーらしい製品と言えるのではないでしょうか。PS3に関しては製品戦略(というか久多良木氏)にブレが無くても組織的にブレちゃうのが一番の問題なのかもしれませんね。最近の自分もソニーに対して切れ気味が、ファン心理以外にプライベートな事へのストレスなどもあるのかもしれません。不快に感じていらっしゃる皆様には深くお詫びいたします。(ぺこり)

ところで、ロケフリの話題に戻りますが、ソニスタのソフトウェアダウンロードに「Home AV」カテゴリーiconが追加され、「ロケーションフリープレイ ヤーPC用 ダウンロード版icon」の販売が開始されているんですね。ダウンロード版なのにパッケージ版と全く同じ価格(税込1,980円)なのが少々納得できませんが、取り扱いが始まったことは素直に歓迎したいと思います。って、その前に「LF-PK20icon」をまずはゲットせねば…。

【追記】バッテリーの次はこんな問題が浮上しているようです。やれやれですね…>米司法省、ソニーも SRAM 市場における独禁法違反の調査対象に

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