「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

ロケフリ「LF-PK20」にMac版プレイヤーとX5のモニターを登録

ロケフリベースステーションの最新機種「LF-PK20icon」を加賀電子社製のMac版ロケフリプレイヤーとLF-X5の専用モニターで使えるか試してみました。

【ロケフリプレイヤー Mac用】

Mac版は、昨年の夏のこちらのエントリーで紹介した手順でPK20に登録しようと思ったのですが、うまくいかなかったので手動で機器登録したら使えるようになりました。

ちなみに、自分のMacにインストールしていたプレイヤーのバージョンは1.0.2だったのですが、加賀電子の同ソフトのサポートページにPK20に対応した最新バージョン(1.0.3)が公開されていました。現在販売されているパッケージのCD-ROMに収録されているバージョンは知りませんが、PK20と組み合わせて使う場合は1.0.3以上を使いましょうってことですね。

lfmac_pk20.gif

自分は手動で登録した後にバージョンアップしましたが、登録情報はちゃんと引き継がれており問題はありませんでした。画像はPK1と全く同じ、MPEG-4クオリティ。今後、AVCをサポートするのかどうかはわかりませんが、出るとしてもWindows版同様に新製品になりそうですね…。

【LF-X5専用モニター】

こちらも、昨年の「X1、X5スタイル徹底比較」で取り上げたPK1との組み合わせと全く同じ手順で使うことができました>ロケフリベースステーションパック「LF-PK1」レビュー(6)LF-B1でX5のモニターを使う

映像はPK1との組み合わせ同様MPEG-4になります。MPEG-2に慣れちゃっていると画像が荒く感じますが、液晶サイズも小さいので個人的には全然許容範囲。X5ユーザーでPK20を買い足したという方は一度使ってみてくださいませ~。

これで、我が家のPK20にはPC20×2、Mac版、TVボックス、X5モニター、PSPの合計6台が登録されました。

pk20_touroku.gif

これにPocket PC版や12MT1が加わるとマックスの8台。今は複数のPCを運用する人も多いと思われますので、8台とはいわず10台ぐらいまで登録台数を増やしてくれるとうれしいっす。

ソニスタ、PocketPC用ロケフリプレイヤーの取り扱いを開始

ソニスタのソフトウェアダウンロードコーナーでACCESS社の「ロケーションフリープレイヤー PocketPC用icon(NetFront LocationFreePlayer for PocketPC)」の取り扱いが開始されました。販売価格は税込2,079円。

iconicon同ソフトにより、PocketPCから、ワイヤレスLANまたはルーター経由でロケフリベースステーションに接続し、テレビやDVDを楽しめます。対応ベースステーションは「LF-PK20icon」と「LF-PK1icon」で、動作確認機種は、ウィルコムの「W-ZERO3(WS003SH、WS004SH)」、デルの「Axim X51v」と「Axim X30」、ソフトバンクの「X01HT」、NTTドコモの「hTc Z」。

【おすすめポイント】
・ワイヤレスLANまたはルーター経由でベースステーションに接続し、テレビ番組やDVDを操作、視聴可能
・外部機器の再生停止・早送り等の操作を画面で行えるリモコン機能
・自動レート調整 通信状態に応じた最適な映像のレートを自動的に設定

自分は動作対応機種を所有していないので試せませんが、クリエのファンだった方でW-ZERO3をお持ちの方も多いはず。使ってみた感想などがあればお寄せいただければ幸いです。

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ロケフリプレイヤーPC用「LFA-PC20」を試す~複数のベースステーションに登録

少々間が空いてしまったロケフリ体験レポートですが、今回はロケフリプレイヤーPC用「LFA-PC20icon」を複数のベースステーションに登録する方法についてご紹介します。

iconiconPC20を2台目のベースステーションに登録する方法は実に簡単。PK1やPK20ならSETUP MODEにしてからPC用プレイヤーを起動し、左下の「新しいベースステーション」をクリックするだけ。1台目と全く同じ手順でもう1台のベースステーションに登録できます。登録後は、プレイヤーの左下に表示されるリストから任意のベースステーションをクリックすれば該当のベースステーションの映像を楽しめます。なお、プレイヤーが起動したときに、前回接続したベースステーションに自動接続する設定も可能です。(「設定」メニューから「自動接続」を選択)

ところで、このベースステーションリストなんですが、PK20とPK1に限ってアイコンがその製品のデザインであることに最近になって気がつきました。こんなところにもこだわっているんですね~。ちょっと感動…。

pc20_bs_select.gif

ちなみに、PC20もPC2同様にX5のベースステーションに登録することもできます。X5のベースステーションを機器登録可能な状態にして、PC20では「インターネット経由での機器登録する」を選択する必要がありますが、さほど難しいものではありません。設定方法は以前、X1/X5徹底比較でレポートした手順とほぼ同じでした。

pc20_x5_touroku.gif

【参考】
X1、X5スタイル徹底比較:PC用ロケフリプレイヤー「LFA-PC2」を「LF-X5」のベースステーションで使う

画質は外モードでの接続になるのでPK1と同じMPEG-4クオリティです。なお、PK20とPK1のようにPC側からベースステーションの設定をすることはできません。X5の設定は付属の専用モニター経由でということになります。ちなみに、手動で機器登録したX5のアイコンはPK1のそれと同じでした。

pc20_bs_select_2.gif
#実際には3台も同時に運用していませんがご参考まで。

ロケフリが米国で絶好調~ハイビジョン対応ロケフリ登場も間もなくか…

【麻倉怜士CES報告14】ロケフリがついにケーブルSTBに入る?

iconiconTech-On!、麻倉怜士死のCESレポート。ロケフリが米国で急速に普及しそうな状況になってきたそうです。大手STBメーカーとの提携でベースステーション機能内蔵のSTBが登場することになったほか、大手のケーブルテレビオペレーターとの交渉もまとまりつつあり、同機能内蔵のSTBの台数が約2000万台に拡大すると見積もられるとか。

ロケフリの次の挑戦はHDTV信号の送受信であり、技術的にはH.264を使えば比較的少ない符号化データ速度でハイビジョン画像の伝送が可能として、実用化が積極的に検討されているはずとの麻倉氏の予測に対して、ロケフリの生みの親であるソニーの前田事業室長は「にやにやしているだけ」とのこと。

にやにやしているということは期待して良いんですね、前田事業室長icon

iconicon

【追記】麻倉さんは別のコラムでも米国でのロケフリ好調を伝えていました。「今後、大飛躍が約束される」というコメントがなんともうれしいっす>どこでも「感動」を再現できるか――新たな融合時代を象徴するCES

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ソニー、有機ELパネルを使った20型台の薄型テレビを開発【追記あり】

ソニー、有機ELの大画面TV開発

ソニーが有機ELパネルを使った20型台の薄型テレビを開発、米国で開催中のCESで展示するようです。1枚のパネルで20型台を実現したのが特徴で、画質も含め技術的な完成度が高まったようです。低コストでの量産体制確立などが今後の課題とか。

2004年のクリエVZ90から約2年半。やっとここまできましたか。昨年のウォークマンS700/600シリーズへもカラー有機EL搭載でしたけど、クリエよりもはるかに小さいサイズのパネルですからね~。20インチになったらどれだけキレイに見えるんだろう。フルHDなのかどうか、解像度も気になるところ。詳細はIT系メディアのCES関連レポートに期待っすね。(注:右画像は現行のBRAVIA液晶テレビです)

【追記】CES開催前のプレスカンファレンスで参考展示された有機ELディスプレイについてレポートしています。1,920×1,080ドットの27型と1,024×600ドットの11型があり、動画コンテンツを無料でストリーミング再生できる外付けモジュール「インターネットビデオHDTV」やSXRDリアプロディスプレイの光源にレーザーを採用し、色域とコントラストを向上させた55型フルHDディスプレイなども参考展示されたようです>ソニー、27型/コントラスト比100万:1の有機ELディスプレイ-奥行き最薄10mm以下。ネット動画対応「ブラビア」も

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ロケフリ液晶モニター「LF-12MT1」を試す(4)~その他、気がついたこと

iconiconすでに返却ずみのLF-12MT1iconですが、使ってみて気がついたことをアップし忘れておりましたので箇条書きで。

・電源オンから映像が表示されるまでの時間やチャンネルの切換はX1の方が気持ち速いかもしれません。画質についても、X1のモニターの方が少しだけキレイ(好み)かなあという印象。我が家のアンテナ線の環境もあるので断言はできませんが、液晶パネルが違うとか、ベースステーションの性能が微妙に違うのかもしれません。

・X1と比べて外部機器のリモコンが表示されるまでに少々時間がかかるのがちょっと気になりました。ただし、それも初回のみで、電源オンの状態ならば2回目からは高速に表示してくれます。ただ、X1はリモコンデータが自分では追加できませんので、学習リモコン機能が追加された12MT1の方が最終的には外部機器に強いということになると思います。

・12MT1とX1のバッテリーが共有できました。ただ、若干サイズが違うようでX1に入れるときは少々きつく感じました。色こそ違いますが、X1オーナーにとっては朗報なのではないでしょうか。

・X1の場合はベースステーションとモニターは標準で802.11aで繋がっていますが、PK20の場合は802.11b/gが標準になるみたいです。PSPやWindows Mobileが11bにしか対応しないことからそうしたのでしょうね。

・スゴ録のようなハイビジョン機器の場合、著作権保護の観点からかテレビ画面を静止画として記録できるキャプチャー機能は働きませんでした。信号がアナログのPSXや東芝RD-X5なら問題ありません。

・5年後の停波までアナログ放送を楽しみ続けたいという人にはオススメできるモニターですが、ハイビジョンレコーダーとの組み合わせは正直あまりオススメできません。今後はハイビジョン(ワイド)対応のニーズが増えると予想されるため、解像度がアップしたワイド対応モニターもラインナップに加わると良いのですが…。そのうちにハイビジョン対応のベースステーションも登場したりするのかも…。