「Blu-ray」カテゴリーアーカイブ

米ソニーがBlu-rayプレイヤーやBlu-rayディスクチェンジャー搭載ホームサーバーなどを発表

米ソニーがBlu-rayプレイヤーの新製品2機種、Blu-rayディスクチェンジャー搭載のホームサーバー、フルHDプロジェクターなどを発表。米ソニーのCEDIA 2007のプレスキットにプレスリリースが掲載されていますが、AV Watchが記事にしてくれたのでそちらにリンク。

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米Sony、Blu-rayプレーヤー最上位モデル「BDP-S2000ES」-ESシリーズ初のBDPで1,300ドル。700ドルの「S500」も

Blu-rayディスクプレーヤーは、最上位モデルの「BDP-S2000ES」と中級モデルの「BDP-S500」で、市場想定価格は前者が1,300ドル、後者が700ドルで今秋発売予定。いずれも、DVDのSD映像アップスケーリングHDMI出力、AVCHDディスクの再生、x.v.Colorにも対応しているそうです。

米Sony、200枚BDチェンジャ搭載ホームサーバー-500GB HDDを内蔵。3,500ドルで10月発売

200枚のBlu-ray Disc/DVD/CDに対応するチェンジャー機能付きの500GB HDD内蔵ホームエンターテインメントサーバー「HES-V1000」だそうです。HDV/DV用のi.LINK入力端子経由で映像、カードリーダー経由で静止画のHDDへの取り込みが可能なほか、DLNAサーバー機能もあるそうです。別売オプションで無線LANにも対応。市場想定価格は3,500ドルで10月発売。

米Sony、120fps表示のフルHDプロジェクタ「VW200」-BRAVIAプロジェクタ最上位機。15,000ドル

フルHDの反射型液晶パネル「SXRD」を採用したBRAVIAブランドのフロントプロジェクタ最上位機「VPL-VW200」。市場想定価格は1万5,000ドルで10月より発売予定。

Blu-rayプレイヤーは安い方でもPS3よりも高価。米国はともかく日本では出ないでしょうね。ホームサーバーも実にアメリカン。個人的には非常に興味があるのですが、この手の商品は絶対日本で出ませんもんね。ディスクチェンジャー無しで価格を下げて日本向けに・・・みたいなことでこういうのが出てきたんでしょうか?

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BRAVIAとBlu-rayレコーダーでソニーのルームリンクを徹底検証

薄型テレビを便利な”付加機能”で選ぶ − <Part.1>ソニールームリンクを検証

iconicon鈴木桂水さんが、BRAVIA「KDL-26J3000icon」とBlu-rayレコーダー「BDZ-V9」を使ってソニーのルームリンクを徹底解説。KDL-26J3000には「ルームリンク」、「アプリキャスト」、「アクトビラ」の3種類のネットワーク機能が備わっていますが、中でも最も注目したのがルームリンク機能とか。BRAVIAを仕事部屋に設置すれば、リビングのBDZ-V9に録画した番組を仕事部屋でも視聴できるし、反対に、BRAVIAをリビングに設置すれば、仕事部屋のPCに保存した動画をリビングで楽しめるそうです。

iconicon我が家の寝室に導入した20インチのBRAVIAは一世代までの商品なので、ネットワーク機能は一切ありません。もう少し我慢すれば良かったかなあ…ってウチのスゴ録にはサーバー機能が無いから元々意味無いか。

ところで、ソニスタでBlu-rayレコーダーのページが見あたらないのですが、これってもしかして気がつかないうちにディスコンになったってことでしょうか。コピー9やら10やら、ややこしい話もありますが、スゴ録含め、いいかげんそろそろ新製品発表があっても良さそうな気もしますが、果たして…。

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パラマウントのBlu-rayソフト撤退の真相とは

東芝、HD-DVD支持見返りに170億円・米紙報道
パラマウントのHD DVD陣営入りで変わる次世代光ディスクの勢力図

あちこちで、話題になっているパラマウントのBlu-rayソフト撤退の件ですが、これが真相なんですか?てっきりPS3の普及スピードの影響かと思ってたのですが、違うんですね~。一応、18ヶ月という契約期間の話もあるようですが、奨励金という名の賄賂以外のなにものでもないですよね。まったく、ばらまく方もばらまく方だけど、受け取る方も受け取る方だ。これが真実ならパラマウントは相当叩かれるのでは?って、Blu-ray陣営も同様のことをしているとすれば、そんなことも言えないのですが…。

なにやらマイケル・ベイ監督も怒ってるらしいじゃないですか。実は一昨日の晩に映画「トランスフォーマー」見に行ったんですよ。カップルデイで二人で2,000円だったから観たようなものなんですが、それでも個人的には結構楽しめたんですよね。CGもすごかったのでBlu-rayが出たらじっくりと見ようかなあなんて思っていたところにこの仕打ちっす…。

現在発売中のタイトルも在庫限りで買えなくなっちゃうようだし…。やっぱ、ブラックレインぐらいは買っておくべきかな…というか、これで次世代DVD規格に決着が付くというのなら今慌てて買う必要もないか~。なんだか、今回のパラマウントが取った行動って消費者のソフト買い控えを促進するだけなんじゃないかとも思えなくもないです。結局は消費者不在ってことなんすかね…。

それとも、これからは映画もストリーミングやダウンロード配信でいいじゃん、ってことになって、消費者はどっちか好きな方を保存用としてだけ使えばいいじゃん、ってなことになるのか。そんなことにはならんのか?って、もうどっちでもいいや…>次世代レコーダのトレンドは、H.264エンコーダ搭載

【追記】その後、マイケルベイ監督は酔った勢いで言い過ぎたと、続編の監督降板を撤回したそうな。やれやれ…>「トランスフォーマー」HD DVDオンリーにベイ監督激怒……一転謝罪

【追記2】本田雅一さんも今回の一件について分析。BD陣営へのヒアリングもあり、ソニーBD戦略室・室長の島津彰氏も「情勢は変わらない。ソニーとしては粛々とビジネスを進めるだけ。BDAとしても、何かアクションを起こすことはない」とコメントしています>「パラマウントHD DVD独占供給の舞台裏」を各社に聞く

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バイオ「type FZ」はBDビデオの再生もスムーズ

25万円で買えるBDドライブ搭載ノート! ソニーの新モデル「VAIO type F[FZ]」

iconiconデジタルARENA、バイオ「type F(FZ)icon」でBDドライブ搭載の上位モデル「VGN-FZ70B」をレビュー。NVIDIA社GeForce 8400M GT搭載により、市販のBDビデオの再生もスムーズみたいです。評価も◎が二つに○二つと高評価です。

地デジチューナー「DT1icon」とワンセグチューナー「VGP-DTV10icon」との組み合わせればテレビ機能も充実ってことのようですが、全部揃えたらすごい金額っすよね…。

Blu-rayといえば、Fighter-KOUさんから以下のようなお便りをいただいておりました。(感謝です!)

YOMIURI ONLINEに『次世代DVD、米レンタル最大手がブルーレイ「支持」』と言う記事が掲載されています。先日、東芝サイドが米国でのプレーヤー型機種の普及率云々といった記事が流れたばかりでこの記事が出てきたのが、意図的なモノを感じなくもありませんが….

確かに意図的なものを感じなくもないですね~。支持云々は別にして、Blu-rayのレンタルが利用できるってだけでうらやましいです。日本でもTSUTAYAあたりがしかけてくれないものですかね…。試験的にBlu-rayとHD DVD、両方のレンタルを一斉に始めたらどれだけ支持されているかがわかるかもしれませんね。

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ソニーが次世代DVD規格の早期決着を予想する背景とは

Blu-rayが「年内決着」を急ぐわけ

今月頭のアナリスト向け事業説明会で「年内に規格競争は決着がつく」と言い放ったソニーの井原副社長。ソニーが次世代DVD規格の早期決着を予想する背景を探ってます。「ハイビジョンの映像コンテンツ提供→高精細の大画面薄型テレビ普及→映像の高精細記録ニーズの顕在化」というサイクルで、核となるテレビ市場が動けば自ずと次世代DVD市場の歯車が回り出すって事のようです。

米国での低価格再生専用機の投入、世界で550万台を出荷しているPS3のBlu-ray再生機としての存在と値下げの可能性をもってして、「年内に一気にBD陣営に傾く気配もある」としていました。ただし、規格争いが泥沼化すれば、Samsungが開発しているBD/HD DVDのハイブリッド機へのニーズが高まると予想されることから、井原社長の発言はそれら第三勢力への警戒感の裏返しといえるだろうとまとめていました。

東芝、新HD DVDレコーダを発表。国内シェア7割へ-実売15万円から。「BDに勝ったとは言わないが、圧勝」

タイミング良く、東芝からHD DVDレコーダーの新製品が発表されましたが、製品そのものよりも藤井美英社長の鼻息の荒いコメントに注目。「BDの勝利宣言を聞いたが、もしBDプレーヤーが4倍売れていれば、映画タイトルは4倍出ていてもいいのではないでしょうか?」とのこと。

日本では再生専用機よりも録再機(レコーダー)が売れているようですが、米国では映画鑑賞には民生用のプレーヤーを使う人が多いんですね~。個人的にはすでにPS3ユーザーでもあることですし、なによりソニーファンという手前、Blu-rayに決まってくれるとうれしいのですが…実際のところはまだまだ様子見というか、正直どっちに決まっても良いかなあなんて。BDにしてもまだ映画タイトルを2枚しか買ってないし…。東芝の安い方が15万円前後でしょ。これが10万を切るぐらいになってきたら面白くなりそうですね。とはいえ、日本はコピーワンスの問題もあるし、今慌てて買ってもねえ~、ってな思いもあったりするのでありまする。

テレビ絡みではこんなニュースも。各社がVOD対応の新型テレビを夏以降に一斉発売するとか。次世代DVD市場への影響も少なからずあるのではないでしょうか。セルソフトにしたってそんなにしょっちゅう観るものでもないですからね…>ソニー・松下など家電大手5社、薄型TVに動画配信

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訴えられるづけるのがソニーの宿命~500ドルのBlu-rayプレイヤーに影響は?

訴訟続くソニー、今度はデジタルセキュリティ特許で訴えられる

カナダCerticom社が、同社の楕円曲線暗号の特許を侵害したとして、ソニーとその子会社を相手に訴訟を起こしたそうです。楕円曲線暗号は電子デバイス間の通信を保護する手段として利用するもので、ソニーのAdvanced Access Content SystemとDigital Transmission Content Protectionの仕様の利用が特許侵害にあたり、PS3やBlu-ray Disc製品、一部のHDTV、i.Linkを備えたバイオなどが含まれているとか。なお、同社はソニーにこの技術をライセンス供与したかったようですが、対話が進まないことから法的手段をとることにしたそうです。

少し前に話題になったのがBlu-ray技術絡みの提訴。Blu-ray DiscがTargetの保有する光ディスク内の反射層素材に関する特許を侵害しているというもの。ソニー自らが特許料で得る収益も莫大なようですが、反対に特許侵害で提訴され、その提訴費用や損害賠償にかかる費用も莫大なんですよね。大変だけど、これも宿命なんでしょうね…>ソニー、「Blu-ray Disc」技術をめぐり訴えられる

Blu-rayといえば、500ドルのプレイヤーが米国に投入されるようです。発表時、600ドルだったものが499ドルに修正されたとかで、PS3の60GBモデルよりは安価に提供できるようになったみたいです。「BRAVIA Theater Sync」搭載で、「x.v.Color」で記録したAVCHDディスクの再生にも対応しているとか…>米Sony、BDプレーヤー「BDP-S300」を499ドルで近日発売

Blu-rayを含む次世代DVDに対する消費者の意識調査の結果がニュースになってます。、「興味がある」人は約40%で、具体的な購入検討にはいたらないが興味があるという層が多いとのこと。また、最重要ポイントは画質とか>次世代DVDレコーダー、4割が“興味あり”

Blu-ray Dicsといえば、007カジノロワイヤルとパイレーツ・オブ・カリビアン(POC)の1&2が市場を牽引中ですね。画質についてはPOCは相当良いみたいですね。画質チェック時のリファレンスディスクにも使えるクオリティとか。ちなみに007の方は「新作にしてはざらつきや色抜けの悪さが気になり、驚くほど高画質というわけではない」とのこと。ダ・ヴィンチ・コードでは頑張って欲しいです>スパイらしくなった新生ボンドソニー製品も活躍「007 カジノ・ロワイヤル」画質も機能も破格の超ヒットシリーズ BOXセットは待てない? 「パイレーツ・オブ・カリビアン 1/2」

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