ソニーは、新開発の「液もれWガード」を採用し、液漏れを大幅に抑制したアルカリ乾電池「STAMINA EX」を2/21に発売するそうです。価格はオープンプライス。
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SCN、コンテンツサービスへ注力
“コンテクスト・メイカー”目指すSo-net、独自のFelicaカードも発行
SCNは、コンテンツサービスへの注力を明確にするとともに、My Sony Cardの機能をプラスする「My So-net Card」サービスを2月から提供するそうです。記者懇親会の席上でSCNの山本社長が、「今後は“コンテクスト・メーカー”という新しいスローガンを掲げ、さらに強化していきたい」とアピールしたとか。
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新たなソニースピリッツを体現するキーワードは、「Like No Other」
ソニースピリットはよみがえるか 第10回~テレビ事業復活の目指し米国市場を攻略へ
nikkeibp.jpの専門家の眼「ソニースピリットはよみがえるか」の第10回が公開されました。
ソニーのテレビ事業において海外市場が占める比率は約8割。大画面テレビの比重が高い米国市場での成功は、ソニーのエレクトロニクス事業の回復に欠かすことができない要素とか。そんな米国ではHD対応製品の比率が加速しており60%にまで達しているとか。その甲斐あって、「HDテレビならばソニー」という印象が市場に定着し始めたそうです。
また、昨年米国で生まれた「Like No Other」のキーワードが今は全世界で使われるようになっており、この言葉に忘れかけていたソニースピリットを取り戻そうとするソニーの意思が込められているとしめくくってます。以下は、このキーワードを提唱するにいたった理由で、米ソニーの小宮山社長のコメントです。
アナログからデジタルへの変化の中で、『市場を創造する』、『新たな技術を提案する』。そこで『独自性を発揮する』。『強く、元気のある会社になる』。これらのことを、やっているつもりではあったが、本当はできていなかったのではないか。そんな反省に立って、Like No Otherをメッセージとして打ち出した」。
これまでのソニーの相手は、(中略)日本企業を中心とした戦いであり、自らが開拓した市場での戦いであった。耕した市場をいかに守るか、という農耕型のビジネスが中心だった。しかし、アナログからデジタルへの変化に伴って、デルやヒューレット・パッカードといった、狩猟型とも言える企業が参入してきた。(中略)デジタルテレビを巡る戦いが激しくなる中で、自らもハンターとなるように、体質を変える必要があった。
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ソニーとMSが音楽配信事業で提携?
Wall Street Journal紙が1月6日報じたところでは、Microsoftのビル・ゲイツ会長は、Microsoftとソニーは両社とも、オンライン音楽サービスや著作権保護を含むデジタル音楽「インフラ」で手を組む動機がある、と語ったという。
Appleに対抗するため、Microsoftがソニーとの提携を模索しているそうです。ゲイツ氏のコメントには言及しなかったものの、両社は多数の分野で交渉を続けているとの声明を出したとか。なお、提携の可能性に関する報道については、ソニーはコメントを避けているとか。
「[WSJ] MS、iPod対抗策に本腰。ソニーとの提携もにおわす」という詳細記事には、
ソニーに関するゲイツ氏の発言が関心をそそるのは、ソニーが――問題は一部あるにせよ――デジタル音楽業界の誰もが手を結びたがっている相手だからだ。レコードレーベルを所有するソニーは、有名な「ウォークマン」をはじめとするコンシューマー向けオーディオデバイスのトップメーカーとして長い間君臨しているが、新しいデジタル音楽の分野ではAppleなどに大きく水を開けられた格好となっている。
との記述も。
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電力線で家庭内ネットワーク~音楽配信用モジュールも登場
ソニー,家庭内ネットワーク用電力線通信技術の評価結果を発表へ
ソニーは、電力線を使う家庭内ネットワーク用高速通信技術の伝送評価実験を行ったそうです。部屋内での機器間接続というより、部屋間接続としての用途を想定しているとか。
その後、1/6に「松下/三菱/ソニー、電力線通信のアライアンス設立」というニュースが掲載されていました。三菱は別にして、永遠のライバルといわれる松下とソニーが手を組むことが多くなってきましたね。
同じく1/6に、「電源コンセントで音楽配信 三菱マテ、音楽専用PLCモジュール開発」というニュースも。このモジュールを使えば家庭内のコンセントから音楽配信を利用できるAVシステムの構築が可能とか。面白い時代になってきましたね。
自分は90年代に住宅関連のイベント事業に携わっていたことがあって、電力線をインフラに家庭内コンセントを利用したネットワークを導入した仮設住宅を作ったことがあります。当時は電気でネットワークなんて全然実感できなかったんですが、そんなことがもうあたりまえになろうとしているんですね…。
「ソニースピリットはよみがえるか」第7回、第8回、第9回
ソニースピリットはよみがえるか 第7回~テレビのデザイン細部に経営トップまでがこだわる
ソニースピリットはよみがえるか 第8回~複雑な操作を容易にできるリモコンを作れ
ソニースピリットはよみがえるか 第9回~テレビ事業で「上陸作戦」を決行
クリクラ時代にも取り上げた、nikkeibp.jpの専門家の眼「ソニースピリットはよみがえるか」の第7回から第9回目までが公開されていました。内容は昨年末から引き続きソニーのテレビ事業に関するもの。2004年は製品の細かい部分に経営トップまでもがこだわりを見せたのだそうです。また、操作性の面でPSXで搭載され広報のクロスメディアバー(XMB)のテレビへの転用と折り畳み式リモコンの採用が大きなチャレンジとなったそうです。7回に、
今後のリビングの中核となるテレビは、他の機器との連動も必要。そこで、DVDレコーダーなどと接続した場合や、今後発売されるであろう各種デジタル家電機器と接続した場合にも、違和感がない雰囲気を作り出した。
との記述がありますが、個人的にも今年は「他の機器との連動」がちゃんとソニーの製品間でまともに実現することを切に願っています。
また、9回ではソニーマーケティングのテレビセールスにかける取り組みやかつて無い意気込みを紹介していますが、個人的に気になったのが「D-Day」。2004年9月9日ってクリエの誕生日なんですよね…。
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