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「Sony Tablet」はソニーらしさを一番表現する製品~ソニーの全部が詰まっている

Sony Tabletは『ソニーらしさ』を最も表現する製品 ~業務執行役員SVPの鈴木国正氏に、ソニーのタブレット戦略を聞く

昨日発表された「Sony Tablet」についてソニー業務執行役員SVPの鈴木氏を囲んで開かれたラウンドテーブル取材の内容があがってたので個人的に気になるポイントを抽出。

・ソニーのネットワーク系製品として、象徴的なものになるだろうという認識。あえてサブブランドをつけずに「SONY」を前面に出した。ソニーが持っている資産をすべて生かすことができる製品であり、ソニーらしさを一番表現する製品。ソニーの全部が詰まっている製品。ソニーユナイテッドコンセプトの製品。
・元々あった3つのタブレット端末の開発プロジェクトを集約。さまざまな経験を持った人たちの混成チーム。「これからの時代を象徴する製品を開発する」というモチベーションを持ち取り組んできた。
・開発の根底にあるものは今までとはまったく違う考え方。ハードとソフト、サービスが一体化して提供できる「顧客体験」、「未体験の体験ができる製品」が目指すところ。
・S2のような製品は、ソニーが広げなくては、広がらないと自負。ソニーがこの領域の製品を投入することで、2画面タブレット端末としてのデファクトスタンダードができるとも考えている。
・「Uniquely Sony」という4つの柱が大きな特徴。4つの柱は、「最適化されたハードェアデザインとソフトウェア」、「サクサクテクノロジー」、「ネットワークエンターテイメント」、「さまざまな機器との連携」。これらが揃えば、競争力がある、顧客にも楽しんでもらえる、他社にはないものが出せる。
・いつ出すのかというユーザーの声、S2について2画面が生かせる数多くの優れたコンテンツをサードパーティーに開発してもらいたいなど、発表のタイミングはそれらを考慮してのこと。
・(3D非対応について)高精細LCDを使用し、2Dですばらしい顧客体験を提供したほうが、ユーザーには適していると判断。ただし、常に3Dへの展開は考えている。
・(OSアップデートについて)アンディ・ルービン氏が登壇したようにGoogleとはそれだけの関係をもって事業を推進している。顧客にとって、マイナスにならないような製品展開をしていく。
・ビジネスモデルは、ハードウェア、コンテンツサービス、通信サービスをトータルで考える必要がある。サードパーティー、プロバイダ、コンテンツホルダーなど、収益構造の組み合わせも数多いので、それらをトータルで考える必要がある。

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