「コンピュータ」カテゴリーアーカイブ

NEW VAIO Pへの個人的な雑感

てことで、先日発表された新型VAIO Pのへの個人的な感想。プレゼンでもあったように、機能は実に正当に進化&深化していると思いました。解像度切り替え、漢字キーの配置修正、モバイルグリップスタイル、タテ持ち対応、ロングバッテリーライフ、通信系の充実等々、初代での不満点を克服しつつ、かゆいところにも手が届いてます。(下記写真はソニービルで撮ったものです)

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デザインはキライじゃないけど、全体的にプラスチッキーで、なんかトイ(おもちゃ)っぽいんですよね。悪く言えばチープ。オレンジ、グリーン、ピンクのカラバリが特に…。高級感や落ち着き感は初代Pの方がまだあります。

ちなみに、一連のカミングアウトイベントは、自分がオヤジだからかもしれないけど、正直ピンとこなかったです。製品コンセプトと合致しているようにも思えず、必然性も感じられませんでした。

とまあ、たいしたこと言うてませんが、総合的にバランスの取れた良い製品だと思います。コンテンツブラウズだけに特化するなら山ほど選択肢はあるけど、アクティブに情報発信やコミュニケーションしようとするなら絶対にキーボードはかかせないし、写真やら動画やらの加工作業もやりやすいってことで、はまる人にははまるんじゃないでしょうか。

期せずしてiPad予約発売日とかぶってしまいましたので、何かと比較されているのかも知れませんけど、山田祥平さんの「どうしても見つからないiPadの居場所」というコラムにある、「iPadはノートPCの代わりにはならないが、ノートPCはiPadの代わりになれる」というコメントが今回のVAIO Pを含む、モバイルPCの良さをうまく表現していると思いました。

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新VAIO Pのレビューあれこれ

ポップにリニューアルされた新VAIO Pは何が変わった?
ソニー新VAIO P、実用性はどこまで進化した?
速報フォトレビュー:Sバッテリで最長5.5時間、進化したソニーのモバイルPC「VAIO P」
デザインだけじゃない! 機能が大幅進化したモバイルPC – ソニー「VAIO P」

来週、5/22発売の新型VAIO Pのレビューをクリッピング。初代Pとの違いは西田さんのレビューでばっちり。初代と比べて、“機構的にも性能的にも大きな進化がない今回のVAIO Pを選ぶか否かは、「デザインが気に入ったか」「センサー系機能に惹かれるか否か」が分かれ目、ともいえる”とか。

「VAIO P」の新ボディをいきなり丸裸にする

こちらはソニーの設計担当者自らがVAIO Pをばらしつつ開発秘話を語る体の記事。初代と本体サイズは変わらないものの中身は大違いらしいです。

ついででなんですが、以下に先日のシークレットイベントで撮影したVAIO Pの動画へリンクしておきます。bloggieのダメっぷりがわかる最悪のクオリティなので、もの好きな方だけどうぞ~。

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ソニーが2009年度連結業績を発表~営業利益は318億の黒字に

2009年度 第4四半期 連結業績のお知らせ(Sony Japan)
ソニー、09年度連結業績を発表。営業利益318億の黒字化 -液晶TV目標2,500万台。10年度は3期ぶり黒字へ

ソニーが2009年度 第4四半期 連結業績を発表。売上高こそ前年度比6.7%減の7兆2,140億円だったものの、営業利益は318億円の黒字で、税引前利益も269億円の黒字化、当期純利益も408億円と損失が減り、大幅に改善した模様。

CPD分野の売上高は3兆2,277億円(前年度比19.9%減)、営業損益は465億円の損失(686億円改善)。ネットワークプロダクツ&サービス(NPD)分野の売上高は1兆5,758億円(前年度比10.2%減)、営業損益は831億円の損失(44億円改善)。営業利益の黒字化には、金融分野、コンスーマープロダクツ&デバイス(CPD)分野における損益改善が寄与。

3月末時点でPS3ハードの逆ざやは改善。販売台数アップと含めて今年度の利益に貢献。PSPは前年度の約1,410万台に対し約990万台。

注目は電子書籍端末絡み。売上高が前年比で倍以上。使い勝手は専用機ならではの機能から今後も支持されていくとしつつ、iPad対抗の新タブレット端末投入も示唆したようです>ソニーもタブレット端末を開発か 「いずれ紹介できる」

MJ効果で注目の映画分野の売上高は前年度比1.7%減少の7,052億円も営業利益は前年度比43.1%増の428億円。MJ効果かと思いきや303億円は事業や会社の売却益とか。

また、大根田氏は来月の株主総会を経て定年退職予定とか。色々とお疲れ様でした。

iPad対抗タブレット、非常に楽しみでありますね~。PSPはMGSPWとMHP3である程度の盛り上がりは期待できそうな感じ。てかPSP2を急遽iPad対抗タブレットにしたてるなんてことは…無い?

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VAIO Pシリーズ新製品開発秘話カミングアウトレポート(後編)

「VAIO New Urtra Mobile」絡みのシークレットイベントにて行われた、ソニー関係者による新Pシリーズのプレゼンレポートの後編です。前編まだ見てないっていう方はこちらからどうぞ。また、youtube動画も用意しました>プレゼン3

ソニーVAIO Pシリーズ新製品プレゼン

(伊藤)
最後になるんですが、このような商品ですので、より外に持ち出して欲しい、持ち出したくなるデザインを追求してきました。ここに関してはデザイナーの田中から話しをしたいと思っています。

(田中)
私のところに依頼が来たのが去年の3月でですね、type Pとして出た時に絶好調で、バックオーダー抱えている状態で次のPをお願いしますと…。どの辺が変わるんでしょうかと言ったら、やっぱりジャストキーボードサイズはくずせないので、小型化された分は全部バッテリーにもって行かれているんですね。サイズは全く変わりませんと…。

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VAIO Pシリーズ新製品開発秘話カミングアウトレポート(前編)

こちらのエントリーで取り上げた「VAIO New Urtra Mobile」絡みのシークレットイベントに申し込んでいたところ当選しましてですね、5/10に行ってきましたよ渋谷某所まで。某所も何も、噂のDOMMUNEとのコラボってことで、例のスタジオ(B1)が入ったビルのカフェ「CAFE SUPERCORE」の1Fと2Fでイベントが開催されました。

イベントには40名ほどのブロガーさん達が集まったらしいのです。会場スペースの関係で、2Fがタッチアンドトライスペース、1Fで3組に分かれて順番に新VAIO Pシリーズのプレゼンが行われました。これ以外にVAIOオフィシャルサイトで公開されていた「COMING-OUT BEATS」キャンペーンがDOMMUNEのスタジオにて、Ustream&Twitterでアーティストとカミングアウトワードをベースにリアルタイムで曲作りをしていくというイベントがパラレル進行したんですが、その辺の大まかな内容は大手メディアのレポートをご覧下さい(手抜き)。

ソニー、“VAIO Pシリーズ”のブロガー向け体験イベントを開催
ソニー、立ったままでも使える新ノート「VAIO P」発表会とユーザー招待イベント開催

ということで、ここからは当サイトをご覧の方が最も注目するであろうソニー関係者による新Pシリーズのプレゼン内容についてお伝えしたいと思います。プレゼンには、商品企画担当の伊藤氏、お馴染み設計開発総責任者の鈴木氏(すずいちさん)、デザイン担当の田中氏の3名が参加。カフェの1Fはただでさえ狭く、席の一番前だとソニー関係者と膝をつき合わせるぐらいの親密な距離感。そんな中でプレゼンは始まりました…てなことで、ここから先は持参したbliggieで撮影した動画から書き起こしたテキストにてお楽しみ下さい。長くなるので2回に分けて掲載しま~す。なお、担当者紹介等の前振りは省略してます。あと、一部聞き取れなくて?になってるところがありますがご了承下さい。

それと、テキスト読むの面倒という方へっとことでyoutubeに動画をアップしました。良かったらどうぞ~>プレゼン1プレゼン2

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ソニー、2009年度通気業績予測を修正~VAIO好調で320億の黒字

ソニー、2009年度業績予測を修正。売上減も収益改善-テレビの価格下落の鈍化などで収益改善

ソニーが2009年度通期業績予測を修正。売上高は860億円減少の7兆2,140億円。営業利益は620億円改善して320億円の黒字。純利益は290億円改善してマイナス410億円。ゲームの営業、製造コスト削減が想定を上回ったほかVAIOの業績向上により合計約100億円の改善。ソニエリも業績が想定を上回り持分法投資損益が約100億円改善見込み。さらにソニー生命の営業利益が約150億円想定を上回ったとか。

2009年のVAIOは(type) Pに始まり、初のネットブックのW、最薄のX、究極のZと快進撃が続きましたもんね。ソニエリもXperiaが好調で何よりですが、ソニー生命の150億は大きいっすね。我が家も2人で入ってるぞ!

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