日本のちょうど裏側、アルゼンチンで躍進中のレザーケースメーカー「Vaja」。クリエ用のケースでご存知の方も多いと思いますが、今回は同ブランドのPSP専用革ケース「i-volution leather suit for Sony PSP」のレビューをお届けします。このケース、Vajaオフィシャルサイトでの販売価格は180米ドルで、日本円にして約2万弱の非常に高価なケースです。今回、VajaのFedericoさんからご厚意でサンプル品をお送りいただきました。ありがとうございました!>Federicoさん。そして、最初にFedericoさんを紹介してくださった、pockegamesの平野さんにも感謝です。

まず最初に驚くのは豪華な箱。とはいってもvajaのロゴしか入っていないので汎用なんでしょうね。箱の中にはケースと一緒に同ブランドのミニカタログも同梱されていました。

送っていただいたのはオール・イエローの単色バージョン。何から何まで黄色でまぶしいぐらい…。実際は単色でも豊富なカラーバリエーションがあり、さらに2色の組み合わせが指定できるコンビネーションパターンも用意されています。

ケースはフタが一体化されたものでオールレザー製。さらに驚いたのは縫製がつかわれていないこと。何かに引っかけて糸がほつれるようなこともないし、何より見た目が非常に美しいです。裏蓋にメモステDuo専用のポケットが3つ用意されてます。このポケットのサイズが絶妙でメモステが飛び出してしまうようなことは一切ありません。

ケースはPSP本体にジャストフィットするように作られており、本体も簡単にホックで留めるようになってます。本体装着後は、ボタン類のほとんどがちゃんと露出するようになるのですが、ケースの縁がちょっと邪魔で微妙に操作がしづらくなるかなあという印象。電源やWi-FiなどのLEDが隠れてしまいますが、それはさほど気になりません。

UMDスロットの部分が蓋と一体化するように切りかかれていて、なんの問題もなく開閉できます。ちなみに蓋にはホックは使われていないのですが、実はマグネットが仕込まれていて、蓋を閉じるとしっかりと止まってくれます。

本体側面にあるボタンやスイッチ類も上記画像のように露出する設計になっており、電源スイッチやメモステスロットにもちゃんとアクセスできるようになってます。唯一電源アダプターだけが蓋を閉めたときに一緒に隠れてしまうので、充電中は蓋が半開きになってしまいますが、個人的には全くの許容範囲です。

それから個人的に驚いた機能があります。このケースの蓋は溝のようなものがあって、最初はデザインのためなのかなあと思っていたら、なんとこの溝を使うとケース全体をスタンド代わりに使えることがわかりました。vajaのサイトの画像を見れば一目瞭然なのですが、説明書も何も入っていなかったので最初は気がつかなかったんですよね。気がついたときは、まさしく「おぬし、やるのう」という気分でした。
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