「PS3」カテゴリーアーカイブ

Blu-rayソフトは新型PS3とBlu-rayディスクレコーダー新製品、どっちで楽しむ?

PS3とBlu-rayディスクレコーダーiconの新製品が相次ぎ市場に投入されますが、タイミング良くそれらのレビューや開発者インタビューが掲載されていたので、以前紹介したものを含めまとめてご紹介。PS3はともかく、Blu-rayレコーダーについては買い時が難しいだけに、情報はいくらあっても良いですねー。

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PS3は消費電力が下がり、静穏性能も向上したっぽいです。初代はDVD再生時にすらファンがうなりますから。ゲーム機としてでなく、AV機器として使いたいなら静かな方が絶対良いですよねー。Blu-rayレコーダーは、細かい話は抜きにして、モバイル機器好きとしてはおでかけ機能のスタンダード搭載ならびに対応クライアント(ウォークマンとかmyloとか)を増やしてくれないと・・・といった感じでしょうか。

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関連して、Blu-ray対応ソニー製品のプロモに引っ張りだこのスパイダーマントリロジーBOXのディスクレビューもありまーす。PS3、ヤマハの「DSP-AX4600」、42インチのプラズマと液晶プロジェクターの80インチのスクリーン再生で検証したとか>れこめんどDVD:「スパイダーマン トリロジーBOX(Blu-ray Disc)」

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東芝藤井氏、PS3ユーザーが次世代DVD普及を阻害していると発言

東芝・藤井氏「PS3が次世代DVDの普及を阻んでいる」 - 安価なレコーダーを近々発表か

HD DVDプロモーショングループが開催した「HD DVD Trade Convention 2007」のコンベンションで、東芝 藤井氏がハード市場の現状と今後の動向、またソフトの発売ラインナップなどを説明。PS3ユーザーは映画ソフトを買わないと断定するだけでなく、PS3ユーザーが、いつでも購入できるという安心から、次世代DVDプレーヤーを買わないことが普及を阻んでいる大きな理由と発言したそうです。

「久夛良木と組んでCellを作って、PS3には思い入れがある」と前置きした上での発言とのことです。なんですか、欧米のXboxユーザーは次世代DVDプレイヤーもソフトもバンバン買ってくれるんですか?・・・てな感じでつられちゃ負けってことなんでしょう。これもひとつの藤井節。まあ、日本はプレイヤーよりもレコーダー中心の市場だし、コピー10の事もあって、買わない理由も欧米市場とは異なりますもんね。世界中のPS3ユーザーを敵に回した東芝さんですが、東芝さん無くしてPS3が作れないということがなんとももどかしい今日この頃っす。

ソニーのBDレコーダーでH.264録画を検証する

こちらは間もなく発売されるソニーのBlu-rayディスクレコーダーicon新製品「BDZ-L70」のMPEG-4 AVC/H.264による録画、ダビング、画質のレビュー記事。機能や画質はともかく、録画モードが増えたことでHDDの容量を気にせずにハイビジョン番組を楽しめるのが大きなメリットになるということですね。(お知らせ感謝です>匿名設定さん)

日本のPS3ユーザーが専用機に手を出すことはないでしょうが、レコーダーとなれば話は別ですよねー。とそれはともかく、お出かけスゴ録機能はもっともっと進化して欲しいです。PSP以外の対応機器も増えると良いですよねー。

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東芝の力を借りないとPS3もW54Sも作れないソニーグループ

高性能半導体の生産力強化を目的とした新たな協業体制の構築に向け(Sony Japan)
IBM及び東芝とのゲーム機向け高性能半導体生産に向けた協力体制の強化(Sony Japan)
高性能半導体の生産力強化を目的とした新たな協業体制の構築に向け新合弁会社の設立で基本合意(東芝)

昨日、日経が報じたソニーによるCell製造工場の東芝への売却について、両社から正式なアナウンスがありました。ソニーのプレスリリースはまだhtml化されていないので、AV Watchのニュース記事をお借りして要約。

東芝とソニー、SCEがCellなど半導体製造合弁会社設立-Cellの生産設備を東芝へ譲渡。45nmに向け共同開発

ソニーセミコンダクタ九州のFab 2の300mmウェハーラインの製造設備を2008年3月末までに東芝に譲渡することを決定したほか、「Cell Broadband Engine」や「RSX」などの高性能半導体生産については新会社を設立することで基本合意したそうです。これにより、東芝はソニーグループからのPS3向けなどの高性能半導体受注拡大と安定確保とシステムLSI事業の拡大を、ソニーグループは高性能半導体のさらなる微細化などによりプレステ事業の強化を図るとか。さらに、Cell開発で協業しているIBMとは45nm SOIプロセス技術を用いたCellの量産に向けた開発について、協力関係を進展させることで合意。PS3向けの低消費電力、低コスト高性能半導体の量産体制構築に向けて協力するそうです。

細かいことはよくわかりませんけど、東芝、ソニー、SCEで新会社を設立して、その会社が東芝の工場を借りてCellの生産をするという理解で良いのでしょうか。ちなみに新会社の出資比率は東芝が60%。PS3生産には東芝との絶大なる強力が欠かせないということになりそうですね。

東芝絡みですが、先日取り上げたソニエリ製au「W54T」の東芝OEM説を裏付ける有力なコラムが公開されています。(お知らせ感謝です!>匿名設定さん)

KDDI新端末に忍び寄る「没個性化」の影

東芝のW56Tとソニー・エリクソンのW54Sは、サイズ、通話時間、機能など、スペックに違いはほとんど見られない。この2機種は中身としては全く同じで、ソニー・エリクソンは東芝からOEM供給を受けているようだ。「新しいプラットフォームなので、メーカーの負担も大きい。そのためこのような形となった」(長島氏)という。
KCP+はメーカーとしては主に東芝と三洋電機が開発に携わってきた。しかし、「ソニー・エリクソンとしては、音楽関連の強化もあり、何としてでもこの商戦期に対応端末を投入したいがために、東芝の力を借りたようだ」(KDDI関係者)という事情がある。つまり、実際にKCP+対応機種を投入できたのは開発メーカーの東芝と三洋電機のみとなる。

次世代DVD規格では犬猿の仲ですが、東芝の力を借りないとPS3もケータイも作れないのが今のソニーグループなんですねー。まあ、ソニーはソフトに注力するってことだし、これはこれで仕方がない・・・ってことで片付けて良いのか?なんとも複雑な気持ちになりますですねー。

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ソニー、Cell製造設備を2008年3月を目処に東芝に売却

ソニー、08年3月メド・東芝への半導体設備売却

ソニーはPS3に使う半導体「Cell」の製造設備を来年3月を目処に東芝に売却することで基本合意したと日経が報道。産査定作業を経て来年1月に最終合意を目指すそうです。また、設備売却は3月、売却額は1000億円弱の見通しとか。詳細については本日中に両社から発表があるようです。

PS3はともかく、ソニーのCell家電はどうなっちゃうんですかね・・・。

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PS3、39,980円の新型投入と現行版値下げで再ローンチ~新型はPS2非互換に

新「プレイステーション 3」(CECHH00シリーズ) 2007年11月11日発売 希望小売価格39,980円(税込)
40GBのHDDを標準搭載し、2色で登場 クリアブラック(CECHH00)/セラミック・ホワイト(CECHH00 CW)
~PS3®専用ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK®3)~ 2007年11月11日発売決定 希望小売価格 5,500円(税込)
(SCE)

SCEJが40GB HDDを標準搭載したPS3(CECHH00シリーズ)を11/11に39,980円で国内市場に向けに発売すると正式発表。PS3では初めてとなるカラバリのセラミック・ホワイトも同時に発売してラインアップを強化するとしています。10/17には現行のHDD 20GBモデルとHDD 60GBモデルの本体価格を44,980円と54,980円に変更。さらに、10/17から現行のPS3新規購入者向けに、また11/11から新PS3購入者向けに、キャンペーン用特別版BD「スパイダーマン3」を計20万枚プレゼントするキャンペーンを実施するそうです。また、PS3専用振動機能付きワイヤレスコントローラ「DUALSHOCK3」のブラックとセラミック・ホワイトモデルをそれぞれ5,500円で発売されます。

先日ニュースになった欧州向け同様、日本市場向けの新PS3も、40GB HDD搭載、2つになったUSBポート、カードスロット無し。PS2との非互換、SACD再生不可、などの仕様変更により低価格化を実現しているようです。また、消費電力は現行モデルから100ワット減の約280ワットに、本体重量も現行の5kgから4.4kgにまで減らしたとのこと。

20GBはともかく、60GBモデルがこのまま併売され続けるのであればさほど問題ないように思いますが、在庫限りで今後はPS2非互換モデルが主流にということになると、ちょーっと問題になりそうですね。あくまでもゲーム機という割に、PS2の互換性を維持できないのはどういうことだと突っ込まれるのは目に見えています。とはいえ、PS2は今も併売されているわけだし、実は価格差もよく考えられているようなんですよね。

iconiconちなみに、ソニスタのPlayStationストアiconでのPS2の希望小売価格が16,000円。PS2非互換の新PS3が39,980円だから、両方足すと55,980円。(完全ではないけど)PS2互換の60GB HDDの新価格が54,980円だから、PS2を“いまだに”持っていない人は60GBモデルを買う方が色々な意味でお得ということになるでしょうか。

【参考】アマゾンでは10/17を待たずに現行モデルの値下げが実施されています。スパイダーマンのディスクがもらえるのかどうかはわかりませんが・・・>60GB20GB

以下は、今回の新PS3発表を受けてのFighter-KOUさんからのお便り。(感謝です!)

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SCEE、欧州向けにPS2非互換のPS3を発売~40GB HDD搭載で399ユーロ

Sony、欧州で「PS2非互換」の40GバイトPS3投入

SCEヨーロッパが40GB HDD搭載のPS3を発表。価格は399ユーロで、10/10に欧州、中東、アフリカ、オーストラリアで発売されるとか。USB 2.0ポートが2つに減り、メモリカード用のポートが削られ、PS2ゲームとの互換性をなくしたことで低価格化を実現しているようです。またこれに伴い、従来の60GBモデルも499ユーロに値下げされるとか。PS2非互換の背景として、「最近のPS3購入者には後方互換性に重きを置く人が減ってきていること、PS3専用タイトルが増加していること」などがあげられています。

【追記】AV Watchの報道によると、SACDの再生もできなくなるようです>HDD 40GB/399ユーロの新「PLAYSTAITON 3」を欧州発売-SACD/カードスロット、PS2互換性を削除

「PS3はゲーム機ではない」久多良木氏の真意が見えてきた

iconiconこちらはNBonlinの野安ゆきお氏のコラム。「グランツーリスモ5プロローグ」や「dress」はメディアそのものであるとして、久夛良木氏のエンタメコンピュータ発言の真意が、ようやく形になって見えてきたとか。PS3は、「テレビや雑誌など、あらゆるメディアと対等に勝負し、他のメディアを飲み込んでいく」、もしもそれが成功したならばという前置き付きで、「当時の(SCEの)戦略や(久夛良木氏の)発言が、改めて評価されるときが来るのかも」しれないとか。

これからは、“「ゲームじゃないけれど、体験すると面白いもの」を開拓する戦い”なんですって。「ゲーム機ではありません」から一転、「ゲーム機です!」へ路線変更。その後に発表したタイトルでエンタメコンピュータどころかメディアを目指すとまで言われるPS3。「いや、だからこれもゲームなんですってば、野安さん。もうそうすることにしたんだから話をややこしくしないでください!」という声が聞こえてきそうです。

PS3のゲームといえば、PS Networkでオンライン対戦が可能な「WARHAWK」の配信が始まりましたね。ムービーだけ見ましたけど、戦場でただただドンパチ、それも人同士の殺し合いにしか見えませんでした。メタルギアのような戦いの背景、戦わなければならない理由が感じられるものなら違うんですけどね。そういえば、PS2の「ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲」の発売も迫ってきました。個人的にはPS3タイトルよりもこっちの方がチョー気になります。

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