「PS3」カテゴリーアーカイブ

直近のプレステ関連情報をまとめて(The Last Guyは面白い)

システムソフトウェア バージョン 2.42 アップデートについて(PS.com)

7/30からSCEがPS3の本体機能を更新するアップデートを開始。システムソフトウェアのバージョンは2.42になり、一部のPS3およびPS規格ソフトにおいて動作品質が改善されます。

~PLAYSTATION®3で楽しめる、新しい「遊び場」~PlayStation®Home 本日よりクローズドベータテスト参加者の募集を開始

高解像度の3D空間の中でユーザー同士が出会い、ゲームやコミュニケーションを楽しめるPS3の新しい「遊び場」、PlayStation Homeのクローズドベータテスト参加者募集が7/31に始まりました。応募資格は、PS Networkのマスターアカウントを所有する18歳以上の方。エントリー期間は8/11まで。厳正な抽選後、8月下旬に応募者全員にメールで結果を案内。テストの開始は8月下旬を予定しているとか。

バイオ故障のショックを紛らわすため、昨日は久しぶりにPS3を起動。最新アップデータ導入とHomeのクローズドベータへのエントリー後、PS Storeを物色。「The Last Guy」のプロモムービーには大笑い。独特のセンスを感じたので迷わずポチっとなしました。ま、500円だし。いったい誰が作っているのかと思いクレジットを確認してみたら、ピエール瀧さんがディレクションしてるんですね。思わず納得。まだチュートリアルだけど、PS3のCellのパワーをフルに使っていると言うだけあって(プロモビデオにてご確認を!)レスポンスも良い。ゲーム内容はシンプルですが、奥行きがあって面白いです。これで500円は確かに安いかも…>ガイなあいつがゾンビ相手に鬼ごっこ――「The Last Guy Japan Premium」

PSP国内累計実売台数1000万台達成

メディアクリエイトが7/27の段階でPSPの国内累計実売台数が1000万台を突破したと報告。2004/12の発売から、およそ3年7カ月での達成とか。新型投入やモンハンのヒットも大きな要因ですね。過去に1000万台を突破したハードはすべからくその後近いうちに1500万台以上の販売台数を記録しているとか。

PSPといえば「ファンタシースターポータブル」の発売が始まりましたね。自分は買ってないのですが、アマゾンのレビューでは概ね高評価っぽいです。モンハンに続く、ヒット作になると良いですねー>ファンタシースターポータブル(Amazon)

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これからどうなる、SCEのプレイステーションビジネス

SCEの消極的なPS3出荷計画とPS2を10年保たせるビジョン

後藤弘茂さんのWeekly海外ニュース。「E3 Media & Business Summit 2008」でのSCEの各種発表を受け、後藤さんがPS3プラットフォームの動向とこれからを予測。「SCEが現実家になったのが今回のE3」とかで、「PS2で保たせている間に、PS3を成熟させ、今世代機でも互角以上に戦えるように育てる」のがSCEのミッションとのこと。PS2全盛だった「勝者総取り」時代は終わりをつげたことは間違いなく、各社が「市場を分け合い競争する、熾烈な世界」になるとのことですが、それもWiiが失速すればという条件付きでとのことらしいです。

PS3とXbox360の勝者なきSNS競争・E3を読む(下)

こちらはお馴染みゲームジャーナリスト新清士さんの最新コラム。PCの世界でWeb型SNSが発展。ハードの普及数から、ゲーム機はマイノリティであり、ゲーム以外の機能を前面に打ち出したところでインターネット体験、またリビングの中心に来ることはない、みたいなお話し。任天堂ははなから自社のゲーム機をニッチメディアと自覚している点が違うそうです。

リビングにゲーム機が無くなって久しい我が家。ゲーム機は自室のXEL-1でというパターンが固定化しつつあります。これからは、高機能な据え置きハードはパーソナル化に突き進むべきなのか…。

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お出かけ転送機能搭載レコーダーはソニーだけ~PS3との連携でさらに便利に

テレビを持ち歩ける最強ツール–ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」

iconiconCNET JapanのエディターズレビューにソニーのBlu-rayレコーダー「BDZ-A70icon」が取り上げられました。PSPに加えウォークマンA820シリーズへの対応を果たしたお出かけ・おかえり転送機能を中心に解説。「この手の機能を搭載しているレコーダーを発売するのは、いまのことろソニーのみ」であり、現段階ではA70がダビング10の恩恵を最も感じられる機種なのかもしれません。珍しく無記名なんですが、ケースイさんご担当なんですかね…。

もっと使える!PS3のHDD - 第2回:「ダビング10」スタートで広がる“PS3活用術”

こちらは上記のソニーレコーダーが持つ「おでかけ転送」機能とPS3を活用して“ミニマムシアター”を作ろうという企画の2回目レポートでケースイさんがご担当。上のA70レビューとあわせて読みたい内容です。ダビング10活用でおでかけ転送とBDやDVDへの保存用を使い分けられるのが大きなメリットですよね。お出かけ後のファイルをPSP(メモステ)からPS3ムーブする際に、複数タイトルの選択ができないのが問題との指摘がありますが、これは自分もそう思います。DRM無しのファイルは複数コピーと複数削除が可能なんですよね。ムーブ失敗を防ぐためともとれなくもないですが、できることなら対応して欲しいです。

ダビング10の恩恵で複数回のお出かけが可能になったのは良いのですが、同じファイルでHDDが圧迫されるのはどう考えても無駄。ムーブ可能な回数を維持したままPS3にお出かけ出来たらもっと便利なんですけどね。例えば3回分のムーブ残数を指定してPSP(メモステ)に転送すると、レコーダー側はその分減算されてムーブ残数が7回になるとか。もちろん、PS3側も対応が必要なんでしょうけど。それでも面倒っちゃ面倒か…。

iconiconそんなこんなで、最近は保存しておきたいような番組はビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」でダビングするようにしてます。WOWOWなどのペイTVはそもそもがコピーワンスでダビング10の恩恵は全くありません。ダビングに実時間かかるので手間は手間ですが、終わってしまえば後の運用はらくちん。コピーフリーのBaselineファイルですから、PS3やPCのHDDに保存して、PSPはもちろん、別のウォークマンやiPodなどにも転送して使えるんですよね。やっぱ、神ですわVRC-NW10iconは(…ってまたも入荷未定なんですね。ったくもう…)。

レコーダーの話に戻りますが、オリジナルの録画ファイルをカット編集するとお出かけファイルが無効になるという仕様はなんとかならないもんでしょうか。オリジナルをカット編集するとお出かけ用も連動してカット編集されるってな具合にはいかないんですかね…。

【追記1】PS3で思い出しましたが、今日がUSBカメラ「PLAYSTATION Eye」の発売日でしたね。日本で売れるのかなあ、これ…>PLAYSTATION Eye(CEJH-15001)

【追記2】以下はPS3絡みのFighter-KOUさんからのお便り。(毎度毎度感謝っす)

PSP-3000の噂も気になりますが、ここに来てPS3も動きが色々有るようで、GIGAZINEさんのところに『ソニー、ついにPS3でデジタル放送を録画できる「PlayTV」を発売へ』と言った記事が(元記事)。今のところEUのみ/ユニットがUSB接続ではありますが、価格的にはなかなかいい値段で面白そうな取り組みではありますね。日本はB-CASが阿漕だから、難しいかなぁ。

昨年8月に発表されたやつですよね。08年の早いうちに出る予定のものが半年以上立ってしまいましたね。HDD容量のこともあるので、いっそのことゲームもOKなBlu-ray/HDDレコーダー「PSX2」で商売しちゃう方が早いような気もなきにしもあらず。久多良木さんがCEO時代にAVよりのカスタムPS3みたいな話がありましたが、どうなっちゃったんですかね…。

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PS3 40GBモデルは猛暑に弱い?

hiroyanさんからPS3に関して以下のようなお便りいただきました。(感謝です!)

突然ですが、先日の休日(7/21)に自分のPS3(40GB黒)が突如故障しました。(/ω\)
MGS4を2周目プレイ中に突如ディスクを読み込まなくなり(画面左上に円盤と?マークが出現)、再起動してみるとBDやDVD、音楽CDやクリーニングディスクすら読み込んでくれなくなりました。PSクリニックに連絡後、着払いで直ぐに送付して後は修理見積もり待ち状態です。(もっとも保証期間内だから金額はあまり心配していません…多分)

症状の検証用として発生時に使用していたディスクを送付してくれとのことで、MGS4も一緒に送付。あと、HDDもつけたまま送付して下さいとも言われました。説明書によれば外して送付するように書いてあったのでちょっとびっくり。(ちなみに換装前の40GBと換装後の160GB(HGST製)の双方を送付しました)

送付後、ネット巡回してたら2ちゃんねるで結構40GBモデルの故障情報が出てるみたいです。
(参考>http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1215688540/l50)

暑くなってきたせいで一気に噴出したんですかね?初期モデルはサウナにも耐えたというのに(–;)
とりあえず居間用(主に弟が使用)の60GBモデル(中古)を没収し代替機として使用するようにしましたが・・・MGS4送っちゃったYO…orz

てなわけで熱対策はしっかりしましょうということで。

我が家のPS3は初代の60GBモデルですが、季節にかかわらずゲームやDVDのアップコン時にファンがブンブン回ります。冬は逆に暖房いらず…とまでは言い過ぎですが、それだけCellのパワーがすごいのでしょうね。にしても、熱対策が施されたはずの40GBモデルに不具合が出てしまうとは…。夏本番で確かに暑いですが、暑い国は日本だけじゃないですからね。

今後は熱暴走対策にCPUにリミッターをかけるようなアップデートとかも必要になるんですかね。ともあれ、夏場のPS3利用時にはユーザー側もある程度の熱対策(冷房)を考えた方が良さそうですね。結果、経済的にもエコ的にも優しくないゲーム機として、PS3の評判が落ちていくと…。

こんなことでは、Life with PS=「いつでもプレステのある生活」なんておくれませんよね…>日々是遊戯:「PLAYSTATION Signature」で“いつでもプレイステーションのある生活”を

SCEJがPS Network経由の国内向けビデオ配信サービスを正式発表

PS3のビデオ配信が9月開始。「亡念のザムド」を独占配信-HD解像度、5.1chサラウンドで配信。400円
オリジナルアニメーション『亡念のザムド』PLAYSTATION®Storeにて2008年9月より配信開始(PS.com)

本日の別エントリーで紹介したPS Network上での国内向けビデオ配信サービスについてSCEJが発表会を開催。最初に独占配信されるアニメ「亡念のザムド」の概要を明らかにしたそうです。

9月のゲームショウ開催前をめどにサービス開始予定で映像はHD版とSD版が用意されるとか。価格はHD版(720pのMPEG-4 AVC/H.264)が400円、SD版が300円で、3日間再生可能とか。PS3向け配信ではPSPへのチェックアウトサービスも開始予定。DRMにはMarlinを採用。なお、先述の「ザムド」のPSPへの転送はムーブ扱い。また、PSP転送が可能なのはSD版のみ。時期未定ながらPC向けにも同作品の配信が予定されているそうです。

独占アニメはともかく、他のコンテンツラインナップがどうなるかですね。発表会の詳報を待ちましょう。

【追記】その後、AV Watchの記事が更新されましたが、国内向け動画配信サービスの概要についてSCEは別の機会を設けてお知らせするとしていらようです。10月のゲームショウで具体的な内容が発表されるらしいです。残念。ともあれ、日本は色々と調整が難しそうですね。ラインナップの内容いかんではおおこけする可能性も出てきそう…。

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日本向けPS3/PSP映像配信サービスはやる~他のソニー製品との連携も必然

E3 2008特別編3 SCE 平井一夫社長インタビュー- 「PS3 10年計画」は順調、今年は「ノンゲーム」が大切

AV Watch、西田宗千佳さんのSCE平井社長単独インタビュー。欧米でのマルチ展開が決定したFF13の影響、米国でスタートしたPS3向け映像配信の詳細など、ソニーグループを巻き込んだノンゲームビジネス展開を含めたPSプラットフォームの今とこれからを平井社長が熱く語ってます。個人的に注目したいのはやはりPS Networkを介した映像配信サービス。以下は、その部分に関する平井社長のコメントの抜粋。

  • PSNは大きなグループ戦略の一環(=「ソニー・ユナイテッド」なサービス)。プレステだけで閉じた世界ではなく、ソニーの機器を接続することで、広げていけるようにしたい。ゲーム以外のコンテンツについては、他のソニー製品に対し積極的に配信、デリバリーするのは当然、というか自然なこと
  • 映像配信はソニー・メディア・ソフトウエアアンドサービスが前面に立ってスタジオとの交渉を行なった。ソニー・アメリカが協力してくれたところもある。SCEAとSCEI含め、全社が力をあわせて実現した
  • 各マーケット・地域においてビジネス状況が異なるため、配信の内容については同じではないが、世界展開はプラットフォームとしてやらなければいけないこと。日本向けサービスインのタイミングは今まさに検討しているところ

日本向けの映像配信サービスは確実と見て良さそうですね。また、後半では価格重視のゲーム機ビジネスモデルの見直しや「LIFE with PLAYSTATION」についても言及。「ソフト・サービス。コンテンツ」に重きを置き、PS3の可能性を広げていくことがSCEの大きなミッションということのようです。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ソニーやMicrosoftのゲーム機向け映像配信サービス参入の背景に、カジュアルゲーマーをターゲットにした任天堂の成功があるとみているようです>[WSJ] ソニーとMSも照準をカジュアルゲーマーに

一方、日本ではWii向け電子コミック配信事業が始まるようです。WiiからニンテンドーDSに持ち出す機能なども検討するとか>角川・講談社・集英社・小学館、Wiiに電子コミック配信へ 共同で新会社設立

日本への上陸を果たしたiPhoneもゲームプラットフォームとして世界各国のゲームソフト会社から熱い視線を注がれています。アップル一社との契約でいきなり世界を相手にできる。ゲームに限らず、ソフト開発者にとって魅力に写るのも当然ですよね。SCEの敵はもはや任天堂とMSだけにあらず…>ゲームソフト会社から見たiPhoneの魅力–「ここまで整ったプラットフォームは世界初」iPhoneのApp Storeはケータイアプリを変える流通革命

(江島健太郎さんのこちらのコラムを読むと、iPhoneがいかにエポックメイキングなプロダクツなのかがよくわかります。もしも、ハードとOSの分裂がなかったら今頃Palmプラットフォームは…なんてことも考えさせられますです…>iPhoneという奇跡

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