「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

PS3(BD) vs. HD-XF2(HD-DVD)~普及のカギはやっぱりソフト?

5万円で買える次世代DVDプレーヤー、「PS3」・東芝「HD-XF2」を徹底比較

鈴木桂水氏が次世代DVDプレイヤーを徹底比較。普及価格帯で価格の近い「PS3」と東芝の「HD-XF2」を取り上げ比較しています。画像比較「MI3」を使用。比較ではHD-XF2(HD-DVD)の方が「より解像感が高くメリハリのある画像」で、DVDビデオの再生画質についてはほぼ互角とか。また、PS3はコントローラだけの操作性はいまひとつながら、専用のBDコントローラがあれば互角との記述も。

BDの「ソニー」対HD DVDの「東芝」――それぞれの主張

こちらでは、ソニー、東芝の当事者が火花を散らしてます。なんでビクターの人がソニーにいるの?と思ったら、そういうお名前だったんですね…。それはそうと、「ダ・ヴィンチ・コード」のBlu-ray版どうなったのでしょうか、SPEさん。

PS3といえば、肝心のゲームソフトは苦戦中>1台あたりの購入ソフト、好調WiiがPS3の2倍に

第2世代のXbox360の話も出てきているようなので、頑張らないと…>第2世代Xbox 360とXNA Frameworkの狙い

ゲーム機以外のことも書かれていますが、「技術革新が消費者ニーズを追い越してしまった。勝ち組は、最先端の技術を使わず、消費者のニーズをソフトや使いやすさで汲み取った米アップルと任天堂だけだった」という松下幹部のコメントが特に印象的です>「もうハード頼みは通じない」米家電展示会「CES」が映すデジタル革新の峠越え

【追記】こちらのニュースによると、米国内での2006年末までのPS3の販売台数は68万7300台とか。100万台としたSCEの発表と食い違いますが、何か理由があるんでしょうかね…>2006年のゲーム市場は過去最高の125億ドル規模に–米調査

【再追記】上のPS3の出荷台数の違いについて、“PS3には期待していた”さんから以下のような情報をいただきました。(感謝です!)

SONYは伝統的に「出荷台数」を発表します。それも、工場からの出荷台数です。この数値から流通在庫を引いた数値が、小売店での「販売台数」になります。おそらくは、2006年内に100万台を工場から出荷して、実際にユーザーの手に渡ったのが68万7300台なのでしょう。残りは、年を超えてから店頭に届いたか、店頭に在庫として積み上がっていることになります。

なるほど~、出荷と販売は別なんだ…って当たり前ですよね。国内でも年明けから在庫が結構潤沢だったのはそういうことなんですね。そう考えると販売100万台はそんなに難しくないのかな。とはいえ、それ以降が問題ですね。SCEも色々な建前は置いておいて、ゲームソフトの拡充を急がないとですね…。

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PSPに高貴な輝きをもつシャンパンゴールドモデルが仲間入り

PSP®「プレイステーション・ポータブル」シャンパンゴールド(PS.com)

SCEJは、PSPの新色、シャンパンゴールドを2/22に、希望小売価格税込20,790円で発売すると発表しました。これにより、ブラック、セラミック・ホワイト、ピンク、シルバー、メタリックブルーと合わせて、PSPは全6色のラインアップになります。

高貴な輝きをもつシャンパンゴールドは、高品位の動画や音楽を楽しめるPSPにマッチしており、持ち物やファッションにあわせてアクセサリー感覚で楽しめるとか。う~ん、苦しい…。

なお、カプコンの『モンスターハンターポータブル 2nd』と同製品を同梱した数量限定商品『モンスターハンターポータブル 2nd ハンターズパック』の発売も予定されているそうです。22,222個の限定発売で、価格は税込27,300円。本体の他、ギルドポーチ、ポッケ村ストラップ、ドレスアップステッカー、着せ替え用生肉クリーナーなどが同梱されるようです>PSP新色が同梱された「モンスターハンターポータブル 2nd ハンターズパック」2月22日発売決定――その数2万2222個

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売れているんだかいないんだか…

PLAYSTATION 3の北米での出荷台数が100万台達成

北米のPS3出荷がPS2を上回るスピードの6週間で100万台達成したことは既報ですが、PS2やPSPも好調とか。

PS3の国内販売、目標の半分 少ないソフトと価格敬遠

一転、国内では目標の半分らしいです。

ソニーCEO「5%変えず」・07年度営業利益率目標

それでも経営陣は強気の姿勢は崩さず。

「ソニー超える21世紀型ブランドに期待」インタビュー2007(1)出井伸之氏

そんなソニーに経営の第一線から退いた出井さんが「電池問題はあくまで一過性のトラブル」と発言。また、日本独自の技術という考え方自体がもはや幻想であり、家電業界も今後は製造技術をいかに効率化していくかが大切な時代へ移っていくとの興味深いコメントもあります。

話がそれましたけど、なんだかんだとほんの2ヶ月で世界で百数十万台も売れる商品はそうあるものではありません。WiiやDSが売れすぎていると考えれば良いだけのこと。PS3もPSPも、これからきっと面白くなりますって…(<ちょっと自信なし)。

ちなみに、CESのソニーブースでは2月発売予定の8MBのメモステPRO Duoも展示されているんですね~。日本ではいくらぐらいになるんでしょうね。3万は軽く超えるのかな…>昨年に続きPS3やPSPを展示――ソニーブース

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どうなる2007年のゲーム業界

この年末年始、2007年のゲーム業界を展望するといったニュースやコラムが目立ちました。

06年ゲームソフト販売、上位10本中8本は任天堂
年末年始のゲーム商戦、DSとWiiに勢い
戦う相手はPS3ではない──任天堂社長が語る今年の戦略
2007年、ゲームビジネスは“快晴”。未来のカギを「百人一首」で詠む
2007年パソコン大予想―ゲーム機編 DSは独走、据え置き型は明暗分かれる
フラット化するゲーム産業
次世代ゲーム機の評判は? – NECビッグローブが分析結果を公開

昨年の日本は暮れになって次世代機が話題になりましたが、実際はニンテンドーDSばかりが飛ぶように売れていたような気がします。DS効果も手伝ってWiiのローンチは大成功。PS3は価格の件もさることながら、ゲーム、映画両方でソフト不足が指摘され、さらにソニーバッシングの余波をもろかぶりして低調スタート。今年一年が正念場になりそうですよね。出荷の方も暮れになってから順調になったようですね。年明けも店頭やアマゾンでも在庫が豊富なようでした。そういえば、我が家の近所のセブンイレブンでも売ってましたよ。

PS3といえば、年が明けてからtanamanさんから以下のようなお便りをいただいておりました。(コトヨロ&感謝です!)

我が家は発売日にWiiを購入し、子供たち&親が楽しく遊んでおります。買うことはないかな?と思っていたのですがなんと、発売日に購入したPS2がこのタイミングに見事に壊れ、店頭で見かけてしまったPS3を購入しました。賛否両論あるPS3ですが、確かにコアなゲーム層には(ソフトも少ないし)もの足りないのでしょうね。でも、ブラウン管の我が家でも、画質の良さがよくわかります。古いゲームソフトもDVDもとてもキレイです。AV機器としてみれば大満足(値段的にも)、そこがわかっている人の評価は高いのでしょうね。でも、ブルーレイはまだまだ先は読めませんね~。今年1年どういう方向に進むのか・・・。昨年一番有効活用したのはスゴ録&PSPでの動画閲覧でした。この年末家内の実家に行ってきましたが、PS3でダウンロードした、みんゴルと数種のゲームソフトを持って行きましたが、ネット環境の無い家内の実家ではPDAでネット見ましたが重い&遅い・・・PSPでダイレクトにネット見たいですねぇ。mylo、どうでしょうか?なんか中途半端だなぁ・・・こけちゃいそうですね^^。そうそう、PS3のレポートを。スゴ録で落とした動画(本来PSP内DUOに転送)は、UX50の時同様に「USBメモリ」経由でもPS3のHDDに移して閲覧する事が出来ました。でも・・・・画質はだめ^^ですが。PS3,レコーダー機能があれば最高です。せめてHDDに録画を・・・

おっしゃるとおり、今のPS3はゲーム機としてよりもBlu-rayやSACD再生用のAV機器として買われている印象が強いですよね。PS3にレコーダ機能が付いたら…ってことはPSX2ですよね。すでに可能性は示唆されていますが、ゲーム機としてのPS3は低価格化のために逆にHDDレスになったりするのかもしれません。PSPも結局ソフトなんじゃないでしょうかね。マルチAVビューワーとして生きる道もあるけど、そのためにはもうひとまわりコンパクトになって欲しい気がします。あと、任天堂のゲーム機はみんなでわいわい楽しむイメージが強いけど、PS3やPSPは非常にパーソナルでマニアックな商品だなと感じることが多いです。昔のプレステはそうじゃなかったはずなんですけどね…。

ちなみに、SPA家の正月のゲームはPS2の稼働率が高かったっす。自分が「龍が如く2」、同居人が「大神」を別々の部屋でプレイするという変な状況でした。自分は「龍が如く2」の前半戦が終了したタイミングで気分転換もかねて「大神」にスイッチ。いや、これマジで面白いっすね。今までプレイしてきたゲームの中で5本指に入れたいぐらい。昨年のベストゲームは「龍が如く2」にしてしまったけど、今さらながら「大神」をトップに変更したいと思います。あまりゲームをしない同居人もべた褒めでしたから…。(そういえばエンディングで泣いていたっけ)。Wiiのゼルダは昨日ひとまずエンディングを迎え、しばらくは稼働率も下がりそうですが、それとは別に年が明けてから届いたPSPの「メタルギアソリッドポータブルオプス」にもハマリ中で、同時進行(プレイ)中のゲームが3本という異例の年明けとなっちょります。あ、PS3の鉄拳はすぐに飽きちゃいました…。やっぱゲームはキレイなだけじゃねえ~。

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やっとエンジンがかかってきたPS3

11/11のPS3発売からおよそ50日。PS.comでは26日に2回目のプレ予約販売が行われましたが、そこでやっと購入できたという方も多いのではないでしょうか。量販店へのミソギも済んだのか、オンラインショップへの供給も落ち着いてきたようで、アマゾンでは昨晩ぐらいから3日間以内に発送のステイタスになっています。お金に余裕のあるAVマニアな人なら、オーディオ専用機器として20GBモデルを買い足すのもあり?

PLAYSTATION 3(60GB) :税込62,980円
PLAYSTATION 3(20GB) :税込49,980円
ワイヤレスコントローラ(SIXAXIS) :税込4,750円
BDリモートコントローラ :税込3,600円

さておき、昨日(2006/12/27)からナムコの鉄拳5のダウンロード販売が始まりましたね。自分も深夜になってから購入して少しプレイしてみましたけど、いや~スゴイ迫力ですね。鉄拳自体、プレイするのがすごく久しぶりで操作にとまどいましたけど、中身は紛れもなくあの鉄拳でした。これでコントローラがDual Shock対応ならもっと臨場感あるのに…。HDDへのインストールなのでロード時間も少ないし、この内容で2,000円はかなりお得だと思いましたです>バンダイナムコゲームス、PS3「鉄拳5 DARK RESURRECTION」ダウンロード販売開始。価格は2,000円

ゲームタイトルの不足を補ってくれると思っていたBlu-rayの映画ソフトももう少し勢いが欲しいですね。SPE的には元旦発売の「ウルトラバイオレット」に期待なんでしょう。ところで「ダ・ヴィンチ・コード」はどうなったの?>消費者不在の争いのツケ 次世代DVD、ソフト発売の延期相次ぐ

PS3といえば、たこやきさんから以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

今月ソニー製品と出会う機会が多く、SO903i、PS3(60GB)と立て続けに購入してしまいました。どれも量販店で「安いから」とか「あと1台」と声を掛けられて…(^-^;
PS3は残念ながら普通のブラウン管テレビにつないでる訳ですが、オーディオは以前発売されていた、ソニーのミニコンポ「Listen(CMT-SE9)」を使っています。ご存知かもしれませんが、単体でDVDやSACDが再生でき、特にこのモデルは、ソニーコンポでは珍しく?5.1chスピーカー搭載で、一目惚れで買った奴です。残念ながらこのシリーズは一世代で終わってしまった(HDDサウンドゲートに戦略転換…)ので、ちょっと残念に思ってたのですが。
そんな中、先日買ったCD(寺尾聰/Re-cool Reflections)が、偶然ハイブリッド版のSACDだったので、このListenで楽しんでます。PS3で再生してみようとしたところ、SACD再生の光出力は許可しない(SACDの規格上?)ので、PS3を買っても、SACDの恩恵を受けられる人は少ないのかぁ、と少し微妙に感じてしまいました。でも、PS3がきっかけでSACDソフトが増えてくれればいいなと個人的に思っています。

おお~、「Listen」ですか。2001年2003年発売でこのスペックは早すぎたというかなんというか…。それはそうと、SACDのHybridって結構出てますよね。自分も手持ちのCDを調べてみたらいくつかありました。寺尾さんの話題のニューアルバムですが、自分は店頭で視聴してちょっと購入は見合わせました。ノーマルのCDでも音はむちゃくちゃ良かったのですが、昔のアルバムのアレンジがカラダというか耳にすり込まれていて、どうしても違和感を感じてしまうんですよね…。さておき、PS3のSACD再生ですがAV MULTIで音声のみアナログで出力すればいけるのですが、それじゃあSACDの威力は実感できませんものね。一番良いのはHDMI対応のAVアンプ購入なのですが、Dolby True HD対応まで待ち、みたいなご意見も多いようですよ。ともあれ、ポータブルオーディオ製品から始まった高音質な音楽への回帰はPS3でさらに高まりそうですね。

【追記】その後、Listenの発売年へのツッコミ&ご感想をたこやきさんからいただきました。再び感謝!

細かいツッコミですが、Listenは2003年11月発売です。私は当初から欲しかったんですが、買ったのはずーっと後の、2004年の秋だった思います(笑) SACD以外に、USB Audio(Net MD)や、MP3 CDなどに対応するなど、当時からすればニッチな市場だったことは間違いないですね(笑)でもこのようなスペックの製品は他社を含め、今でも不思議にないんですよね、、、なのでお気に入りのソニー製品の一つです。

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日本のゲームソフトはなぜ高いのか

日本のゲームソフトはなぜ高い・日米がそれぞれ抱える流通問題

新清士さんのゲームスクランブル。次世代ゲーム機絡みのコラムが多かったですが、今回はプラットフォーム関係なく、ゲームソフトの流通がテーマで日米の市場が抱える問題をあぶりだしています。

日本のゲームソフトが高いとありますけど、思い返してみるとスーファミのFFなど、1万円越えのソフトもありましたね~。その後は、SCEの参入=PSソフト(CD-ROM)の登場で単価が下がり、PS2の時代には今度は円安で価格が上昇。中古問題で大作の価格が高騰し、ROMカセット時代には驚くような価格のゲームを提供していた任天堂がDSでは低価格のソフトを提供し大ヒットと、めまぐるしく変わってきています。SCEのベスト盤リリースなども中古市場対策の一環みたいですが、この時代にミリオンを狙うのは相当大変なんですね。