「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

ワンセグ録画機能を強化したPSPシステムソフトウェアv.4.05

PSP®システムソフトウェア バージョン 4.05 アップデートについて(PS.com)

SCEがPSPの最新ファーム(v.4.05)を公開。PSP-2000専用ワンセグチューナーによる、最大8件までの複数録画予約、日時指定予約、繰り返し録画、映像と音声を出力しないサイレント録画に対応したほか、音楽再生機能のビジュアライザーの種類が増えたそうです。ワンセグ録画機能強化についてはこちらで詳細が確認できます。

v.4の大台に乗った時よりも派手な内容ですね。日時指定と繰り返しを使いこなせばかなり柔軟に運用できそうです。とはいえPSPを常用する場合は結構面倒。ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル(VRC-NW10icon)同様、本体2台運用がベストなのかも。もうこの際、純正クレードル or ビデオレコーディングクレードルにワンセグチューナーとメモステスロットつけて、本体無しで録画できるようにしちゃうみたいな話ではダメですか?>SCEさん。

我が家のワンセグチューナーは、USB端子の接触が悪くなった(汚れ?)からか、なかなかPSPが認識してくれないという現象が続いていました。差し替えようが何しようがダメ。思い切ってKUREの電気・電子パーツクリーナー「エレクトロニッククリーナー」を使い、チューナーの端子と本体の端子、両方をプシューっとお掃除してみたら何事もなかったように復活してくれました。すごいぞ、「エレクトロニッククリーナー」!

今フレッシュなPSPゲームといえば「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲」なんですが、届いたその日のうちに(ノーマルモードで)クリアしてしまっていたのでした。PS2版に比べてボリュームが少ないかなあ…。やり込み要素もあるのでまだまだ遊べるんですが、モンハンほどはのめり込めそうにないです。良いタイミングでPS Networkでセガの「ファンタシースターポータブル」(略してPSP!)の体験版が出たので、こちらを試してみようかなあと思ってます。何やらモンハン自体が影響を受けているソフトシリーズ(具体的には前作のPSO)らしいんですよね。(ツッコミ感謝です>某N。さん)

【追記】PSPの国内販売が1,000万台突破だそうです。2004/12の初代発売以来、約3年7カ月での達成とか。何はともあれ、おめでとうございます!>PSP®「プレイステーション・ポータブル」シリーズ 日本国内累計売上台数1,000万台達成(SCEJ)

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デジタルガジェット新時代

「ゲーム機が無くなる日」を示唆したゲーム白書、「50代のゲーム利用増加」を裏付けたCESA報告書

大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。エンターブレイン発行の「ファミ通ゲーム白書2008」とCESA発行の「2008 CESA一般生活者調査報告書」の内容からゲーム市場を取り巻く今を読み解くコラム。前者では「ゲーム機が無くなる」との大胆な表現が用いられるなど、ゲーム市場そのものがあらゆる方向に広がりつつあること、後者ではシニア層、女性層の取り込みが加速し、ゲームを受け入れない層が着実に減っていることなどが報告されているようです。

ゲーム以外のマルチなコンテンツビューワーとして進化を続けるPSPやDS、iPodを筆頭にゲームにも対応し始めたポータブルAVプレイヤー、Flashベースのゲームに対応するmyloや話題のチャンビーなど、カテゴリーの垣根を越えたデデジタル製品が多くなってきました。本日発売になったiPhone 3Gも本格的なゲームプラットフォームとして認知されそうな勢いです(おそらく、Palm OSで動いていたゲームの多くもiPhone/iPod touch向けに移植されることになるのでしょうね…)。>iPhone 3Gにゲーム業界が寄せる期待と不満

任天堂、SCE、MSは独自のプラットフォームと専用ハードを持つ会社ですが、ここにアップルも加わるんですもんね…。かつてNewtonやPippinで辛酸なめ子さんだったアップルがついにここまで来たんですもんね。すごいなあ。とにもかくにも、大河内さんが言うように、「新たな時代に向けての転換点を迎えている」ことだけは確かなようです。

製品の9割をネットワーク対応にとブチあげたソニー。デジタルコンバージェンスも視野に入っていることでしょう。新しい時代をソニー自ら切り開けるのか。ファンの皆さんと一緒に注目していきたいと思います。

(新清士さんのコラムでPSP PhoneやDS Phoneの登場は意外と遠くないのではなんてコメントがありますね。任天堂はともかく、SCEとソニエリを擁するソニーグループだけに可能性としては一番高いっすよね。にしても、悔やまれるのがクリエフォン。ほとんど出来ていたっぽいんだけど、ついに日の目を見ることはなかったわけで…。しかも、当時トップだった某プレジデントが今ソフトバンクモバイルで端末開発の陣頭指揮をとっているとかいないとか。なんとも複雑な心境でございます…)

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米ソニートップが語る有機EL、Blu-ray、PS3の今後とミニノートPC開発について

Sony Electronicsプレジデント、OLEDやBlu-rayなどの今後を語る

米Sony Electronics、Stan Glasgowプレジデントのインタビュー。有機ELテレビ、Blu-rayディスク、PS3の話題が中心ですが、後半にミニノートPC開発に関する話題も飛び出します。

わたしは、持ち歩いているこのSony Ericssonのような(BlackBerryタイプのデバイス)には満足していません。読むのがたいへんだと感じています。年をとると、スマートフォンでは小さすぎます。しかし、起動時に時間がかかるので、ノートPCは持ち歩きたくありません。ですから、中間のものがあればとてもすばらしいと思います。それなら、楽にセカンドPCを持ち歩くことができます。米国で私たちが考えているのはそのようなデバイスです

QuantaがソニーのミニノートPCを製造しているという噂についてはノーコメント(否定も肯定もしない)ですが、検討はしていると、そういうことのようです。

ちなみに、日本国内で超小型・軽量のノートPCを欲しいと思っているユーザーは67.94%(「ぜひ欲しい」22.98%+「できれば欲しい」の44.96%)という結果がでているそうです>超小型・軽量のモバイルノート、「できれば欲しい」と4割強が回答

一方でこんなコラムもあったり…>国内メーカーがEee PCを作れない理由

また、Glasgowプレジデントが満足していない端末を作っているソニエリの失速を伝えるコラムにも注目。ウォークマンブランドの魅力低下、売り上げの大部分を西欧に依存していることなどがその原因と指摘されています。一時の勢いはどこへやらっすね…>ソニー・エリクソンの苦悩

「MM総研大賞」でソニーの有機ELテレビ「XEL-1」が大賞に

有機ELテレビ絡み。国内で「XEL-1icon」が「MM総研大賞」と「ものづくり優秀賞」を受賞したことは以前お伝えしましたが、その授賞式が都内で開催されたそうです。以下は、表彰式で挨拶したソニーの業務執行役員SVPディスプレイ開発本部長・占部哲夫氏のコメント。

ソニーは、有機ELで、モノづくりをリードしていく立場を確立し、有機EL産業を日本のなかに定着させたい。日本は材料メーカー、装置メーカーも優秀であり、こうしたメーカーと一致団結して、日本の先進性を保ち、日本のなかから、強いモノづくりによる商品を出し続けていく

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有機EL事業は日本の国力にも大きな影響を与えるビジネスということなんでしょうね。ちなみに、上のGlasgowプレジデントのインタビューでは、有機ELの「携帯電話などの製品への投入は簡単でしょうが、それには関心はありません」とのことでした。同氏が「あればとてもすばらしい」というスマホとノートPCの「中間のもの」への投入で差別化を図るという手もあるのでは…。

【追記】その後、こんなニュースも飛び込んできました。ソニー、シャープ、東芝、松下の共同開発。すごいですねー>大型有機EL、ソニー・東芝など共同開発 韓国勢に対抗

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SCEJがPS3の最新ファームv.2.41を公開~祝!PS3生活キャンペーンの話題も

システムソフトウェア バージョン 2.41 アップデートについて(PS.com)

SCEJがPS3の最新ファームを公開。ハードディスクに特定のシステム管理データが含まれる場合に、バージョン2.40へアップデートしたあと正常に起動できなくなる不具合を修正。

前回のバージョン2.40へのアップデートを実施後、テレビ画面にXMBが表示されない、または画面に何も映らないという症状が発生している場合はSCE側で修正対応するのでインフォメーションセンター(0570-000-929)まで問い合わせてくださいとのこと。なお、バージョン2.40へ正常にアップデートできた場合は、上記の不具合は発生しないことが確認されているそうです。

祝!PS3®生活 プレゼントキャンペーン

PS3絡みですが、本体と専用ソフトの同時購入でソニーの家電製品が抽選で当たるキャンペーンが8/31まで実施されるそうです。BRAVIA、ホームシアターシステム、AVアンプ、α350など合計1000名&1000万円のビッグなキャンペーン。これからPS3を買う人がうらやましいです。

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2008年上半期の国内テレビゲーム市場はPSPが大健闘~前年比2倍近い伸び

メディアクリエイト、国内テレビゲーム市場規模を発表。PSPが前年比2倍近い伸び

メディアクリエイト発表の「2008年上半期・第2四半期 国内ゲーム市場規模」の概要。上半期の市場規模は2,894億円、ソフトが1,535億円(2,841万本)、ハードは1,359億円(634万台)で、いずれも前年比では減少。機種別では、PSPの406億円(214万台)がトップで前年比186.28%。PS3は225億円(55万台)で前年比111.85%。ソフト販売では、PS3が前年比297.38%と、PSPが同164.86%と健闘。詳細は書きませんが第2四半期でもPSPの健闘が目立っているようです。ちなみにPSPの累計販売台数は980万台超とか。

WiiやDSに一時の勢いは無いようですが、欲しいと思っている層にあらかた行き渡ったとも言えるわけで…。にしても上半期のDS Liteのソフト売り上げ1,057万本はすごいですね。PSPのダブルスコアです。しかも、PSPのソフト売り上げの大半はMHP2Gの売り上げでもあるわけです。あちこちで言われているように、これからが正念場ですよね。

(「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲」の発売も間近。表現やキャラが日本人受けしないかもしれないけど、ゲームとしての面白さは折り紙付き。日本でもこういうタイトルが売れるようになると、PSPがさらに盛り上がると思うんですが…)

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ダビング10でスゴ録はどう変わったか~我が家のD900Aの場合

7/4に解禁となったダビング10。我が家のスゴ録(D900A)も放送波経由のアップデートが7/5に完了したようで、ダビング10対応と相成りました。ということで、どこがどう変わったかを書き留めておこうかと。アップデート後のシステムのバージョンは「4.03.015」だそうです。あ、以前のバージョン確認しておくのを忘れた。ま、どうでもいいか。ちなみに、松下のような不具合もなかったですー>「ダビング10」運用開始 松下製で一部不具合

アップデート後に見た目が変わるのはXMBでのダビング10対応タイトル情報。ムーブのみ対応のコピーワンスを示す矢印アイコンが表示されません。また、タイトル情報を確認すると最後の最後に「コピー制限」という項目が追加され、何回ダビング可能かが表示されます。最新のBlu-rayレコーダーの場合はXMBのタイトルにコピー可能回数も表示されるんですね。ちょっぴりうらやましい。

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早速、PSPというかメモステへのお出かけ転送を試してみました。転送作業自体は今まで通りですが、転送が終わっても「お出かけ中」が表示されません。転送終了後もスゴ録上から普通に再生できます。この状態でタイトル情報を確認するとコピー制限の内容が「9回ダビング可」に変わってます。また、ダビング10対応タイトルの場合は、おかえり転送が機能しませんでした。出かけたら出かけっぱなしにで、ダビング可能回数を戻すことは出来ないようです。

同タイトルの複数回お出かけも試してみましたが、こちらも全く問題なし。コピーした分コピー回数が減りますが、内容が全く同じタイトルを1枚のメモステに複数回ダビングできます。メモステにダビングしたファイルは、従来通りのムーブオンリーとなってしまいますが、ひとつをメモステの残しておいて、もうひとつはPS3にバックアップしておくなどの運用が可能になりますね。

ちなみに、昨日無料放送が実施されたWOWOWで試してみたところ、無料の番組でもしっかりとコピーワンスのフラグが付いてました。他の無料のBSデジタル放送はNHKを含め、全部が全部じゃないのかもしれませんが、一応ダビング10対応みたいです。無料放送が複数回コピー可能で、有料放送がコピーワンスというのも、不思議というか納得できない部分ではあります。

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DVDへのダビングも、お出かけ転送同様、コピー制限の回数に準じて、複数回可能になりました。DR→XPと画質は落ちますし、CPRM対応ディスクにしかダビング不可なのは困りものですが、ムーブオンリーよりははるかに運用しやすくなったのは確か。我が家ではスゴ録でDVDを焼くような事がほとんど無かったのですが、試しにやってみたところ、最新アップデート適応のPS3と有機ELテレビ「XEL-1」だと、かなりのクオリティでDVDを楽しめました。ポータブルDVDプレイヤーで見る分にも十分なクオリティと言えそうです。

IT系のメディアも言ってますが、今後は外部機器とりわけポータブル機器との連携や転送機能を今以上に強化して欲しいですよね。ソニー製品のウォークマン対応は当然として、他社がiPodに対応してきたら面白いことになるかもしれません。

ソニーのレコーダーは、オリジナルタイトルを編集するとお出かけ用タイトルも自動編集できるような機能が欲しいかなあ…。変換に実時間がかかるのがなんともまどろっこしいんですよね。また、ビデオレコーディングクレードル(VRC-NW10icon)のようなデジタルにこだわらない製品開発もBlu-rayと平行して進めて欲しいです。

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