「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

ソニエリ東京が愛を込めて作った「W880」~グローバルでも高評価に

開発コード名は“愛”──ソニエリ「W880」が生まれた理由(後編)

4/20の前編から待つこと約10日、ウォークマンケータイ「W880」の開発者インタビュー後編が公開されました。興味深い内容が目白押しですが、個人的に注目したいのは瀬尾氏のこのコメント。

社内では“東京はいいものを作るけれど、モノを出すのは下手だ”と言われてきました。そんな我々がこんないいものを作っただけでなく、RTLまで本当にコミット通りきっちり、しかも期待通りの数(の出荷)をこなせた。その点は、このプロジェクトの大きな成果だと思っています

W880ほどの大規模な出荷数の立ち上げは、スゥエーデンでも1年間に1機種あるかないかというくらいまれだそうですが、それを東京が見事に完遂したことで、社内でも非常に高く評価されたのだとか。あとこのインタビューで印象的なのは「キャリア」という単語が二つしか出てこないことですね~。

そのW880ですが、So-net blog「It’s a …」主宰のakoustamさんがご購入なさったようで、連日レビューが掲載されています。ソニーファンならずとも必見ですよ!

ちなみに、日本では「W52S」がJATE通過とかで、その存在が明らかになってます>auの夏モデル、ソニエリ「W52S」などがJATE通過

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モバイルテレビで見たいのは従来のテレビと同じコンテンツ

モバイルテレビ、一番使っているのは?

米携帯電話ユーザーを対象にしたモバイルテレビ利用者調査結果に関するニュース。65%が男性。46%が35歳未満。また、修正あるいは専用のコンテンツよりも、従来のテレビと同じコンテンツ(テレビ番組全体)を見たいと考えている人が多かったとか。サービスを選ぶ要素として最も多かったのが価格で約71%、無料で利用できるなら広告付きでもいいというのが67%。以後、画質を重視は50%、47%は画面サイズ、43%はチャンネル受信状態とか。

モバイル放送、ワンセグ対応“モバHO!”ポータブル衛星放送受信機『MBR0501A』を発売

日本では、ワンセグよりも先に世に出たにもかかわらず、日の目を見ないモバHO!がなんとワンセグチューナー内蔵端末をリリース。これまでの端末はでかくて高いという印象でしたが、随分とスリムになって価格も2万円とかなりリーズナブルになりました。また、SDメモリーカードへのEPGを利用した番組録画も行えるそうです。なお、モバHO!の視聴には別途費用がかかるのは変わりません。

米国の現状を見る限り、ワンセグがコモディティ化しつつある日本はかなり進んでいるんだなあという印象を受けました。ただ、iTSなどで完パケで売られている、または、自分で録画したテレビ番組を持ち歩くような仕組みは、デジタル放送のDRM絡みの問題を含め米国の方がはるかに利便性が高いようにも思えます。

ワンセグはプレイスシフトはお手の物ですがタイムシフトは苦手。録画機能付きも多々ありますが、受信感度に大きく左右されます。米国では修正・専用コンテンツよりもテレビ番組全体を見たいと考えている人が多かったとのことですが、これは日本でも同じなんじゃないかと思います。とりあえずソースは問わないとして、自分の見たい番組をいつでもどこでも手軽に楽しめる、そんな世の中になって欲しいものですね…。

iconicon先日発売されたソニーのワンセグラジオ「XDV-100icon」はターゲットもコンセプトも明確なシンプルな商品ですが、これにメモステスロットがつくだけで随分と製品のニュアンスも変わりますよね。スゴ録にもいい加減そろそろスロットをつけてもらって、他の機器との連携をバチっと打ち出して欲しいものです。そういえば、先日発表されたハードディスクオーディオレコーダー「NAC-HD1icon」にはMSスロット無いんですよね。ネットジュークにはあるのに…。最近のソニー製品ってメモステ連携にあまり力が入っていないように思えるのですが気のせいでしょうか…。

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ドコモ、「うた・ホーダイ」で反撃~変わるドコモを「DoCoMo 2.0」とアピール

ドコモ、携帯電話向け定額制楽曲配信「うた・ホーダイ」を発表-「ドコモの反撃」。Napsterやレーベルゲートが提供

ドコモが3GPP形式の音楽ファイルをダウンロードできるサブスクリプションサービス「うた・ホーダイ」と同サービスに対応した904iシリーズ5機種を発表。「うた・ホーダイ」は、ナップスターの「Napster To Go」が機能拡張されたもので、利用料金は月額1,980円。スタート時のラインナップは約30万曲を予定。

904iシリーズ5機種は、「うた・ホーダイ」への対応以外に、PC経由のNapsterサービスとの連携にも対応。また、高解像度/大容量の映像ファイル再生、2個の電話番号とメールアドレスを切り替えて利用できる「2 in 1」サービス、傾けたり振ったりすして直感的にプレイできる「直感ゲーム」などにも対応している機種もあるそうです。

夏野氏曰く、「今回の904iシリーズでドコモは反撃に出る。ドコモは904iシリーズで変わる、それはつまり携帯電話が変わることだ。これらは新しい“ドコモ2.0”のシンボリックな機種であり、皆さんの生活を変えるもの。904iシリーズで新しい人生をスタートさせて欲しい」とか。

「うた・ホーダイ」は30万曲のうち、どれだけJ-POPのヒット曲をどれだけ揃えられるかにかかってきそうですね。また、PC経由のNapsterサービスとの連携も可能なので音楽ファンにも受け入れられそう。って、ソニエリの端末は?「うた・ホーダイ」はキャリア主導のサービスですけど、あくまでサービスなわけですから、ソニエリがウォークマンケータイを投入しても違和感はないと思うんですけどね…。

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日本で開発されたウォークマンケータイ「W880」の開発者インタビュー

開発陣に聞くウォークマンケータイ「W880」:厚さ9.4ミリのウォークマンケータイ──ソニエリ「W880」が生まれた理由(前編)

本家ソニエリが2月に発表した、厚さ9.4ミリのストレート型ウォークマンケータイ「W880」は日本で開発され、発売と同時に世界中に展開されたプロジェクト。その背景が開発者インタビューを通じて明らかになるようです。

・日本国内はどちらかというとキャリア主導。グローバル向けの端末開発は完全にメーカー主導(メーカー提案型)
・W880のすごいところは、薄さを実現するために変わったことはあまりしていないこと
・新しいものを作るために、すべて最新のものを採用しているのかと思われるが、そこを目指すために突き詰めていくと“後戻り”の決断もあり

といったコメントが目をひきますが、ソニエリのそれも日本の担当者がBluetoothについて語っているのが何ともいえず…。もう、日本でも出してくださいよ~。ちなみに後編ではデザインや開発コード名の秘密、苦労話などが予定されているようです。楽しみですね。

こういう動きが活発化すれば、私たち日本のソニーファンもウォークマンケータイが使えるようになりますかね…>次世代携帯開発へ特区――諮問会議、電波規制見直し

スマートフォン絡みですが、米Palmの今後の動向に関するニュースで、米国の市場にあまり浸透しなかったとしてmyloの名前が出てきます…>エンタープライズ:Palm、LinuxベースのOSで巻き返しへ

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BRAVIAケータイは忘れた頃にやってくる~日米欧のケータイBluetooth搭載率にも注目

「N904i」「SO903iTV」がJATE通過

ドコモの夏商戦向けモデルと思われる、ソニエリ製の「SO903iTV」などがJATEを通過したそうです。「SO903iTV」はBRAVIAケータイと言われるワンセグ搭載携帯で発売予定は6月と告知されています。

Sony Ericsson、北京で音楽戦略プロモーション – TD-SCDMAには静観の構え

こちらは、ソニエリが北京で新ウォークマン携帯5機種を公開したというニュース。ちなみに、5機種中2機種が国際的にも影響力の大きいキャリア、中国移動の特注品とか。

携帯電話Bluetooth搭載率、日米欧比較

[ITmedia オルタナティブ・ブログ、米国シアトルにあるソフトウェア開発会社にお勤めの佐川明美さんの「シアトルより愛を込めて」に、日米欧でのケータイのBluetooth搭載率比較のエントリーがあがっていました。搭載率は日米欧で、32%、68%、70%。ちなみに、日本はその大半がソフトバンクの端末が占めています。

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ケータイのPC接続も音楽配信も定額制に

ドコモの携帯音楽配信、月2000円で聴き放題

ドコモが「着うたフル」で業界初の定額制を5月に導入するそうです。月2000円程度で最新ヒット曲などが聴き放題とか。5月以降に発売する主力機種に定額制対応のソフトを搭載。なお、既存の機種は利用不可とのこと。

Napsterが弱いとされている邦楽も、着うたフルなら無問題。ソニー系レーベルのアーティストの楽曲もガンガン聴けますよね。日本の音楽配信ビジネスはケータイ向けで持っているようなもの。Moraは言うに及ばず、ヘタすればiTSも淘汰されちゃったりするのかも…。

PC接続も定額制に 携帯各社が検討

こちらは、携帯キャリア各社が、携帯電話でPC接続した場合の料金を「定額制」にするサービスの導入を検討しているというニュース。料金をめぐるトラブルを未然に防ぐ狙いもあるようです。

同様のサービスはウィルコムだけが提供していましたが、イー・モバイルの参入で御大達も重い腰を上げ始めたようです。

ソニー・デジタルエンタテインメント、携帯写真コミュニケーションサイト“写めコト。”を開始

ケータイ絡みですが、ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスが、ケータイで撮影した写真を投稿できるコミュニケーションサイト“写めコト。”を開始したそうです。

というか、ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスなんて会社があったんですね…。事業内容を見てみると、「アニメーション・映画・キャラクターなどさまざまなデジタルコンテンツ、およびサービスの企画、開発、製作、およびサイト運営」だそうです。しかも、ソニー(株)の100%出資。もしかしたらニュースで取り上げたことがあるのかもしれないけど、そうだとしても全く記憶にないぞ…。

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