「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

1四半期に900万台も売れるソニエリのウォークマンケータイ

音楽ケータイを軸に世界シェア3位を目指す──Sony EricssonのフリントCEO

9/11に、Ericssonが英国で開催したイベントにソニエリの新CEOマイルス・フリント氏が登場し、同社の現状と今後の戦略について説明。同社の業績に大きく貢献しているのが、「Walkman」ブランドの音楽ケータイであり、第2四半期だけで900万台を出荷していることなどをあげ、「音楽ケータイ分野でリードしている」ことをアピール。同社ケータイのユーザー層は、一般の層と比較してマルチメディア機能を活発に利用する傾向があるとかで、PCから転送した音楽を聴く比率と音楽ダウンロードサービスの利用比率が5倍だそうです。

同社は今後、音楽プレーヤーとしての携帯電話の確立、コンシューマー向けのアプリケーションとサービスの作り込み、通信キャリアとの協業とサービスの提供、という3つのステップで事業展開することで収益増を目指す考えとか。ちなみに、この2年で2つ目の段階までクリアしているそうです。

海外のウォークマン戦略の変化も、ソニエリのウォークマンケータイと何らかの関係がありそうですね。そもそもが、一四半期だけで900万台も売れたウォークマンがあったでしょうか。日本はともかく、今後海外では専用機よりもケータイの方がよりウォークマンらしい商品に変貌していくのかもしれません。iPhone対抗機が作れるのはソニエリと期待する声も多いようですので素直に頑張って欲しいですね。

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ソニーがWAN対応のバイオ「type T」と「type S」を開発中とアナウンス

FOMA HIGH-SPEED 通信機能を搭載した「type S」「type T」の開発についてのご案内(VAIO)

ソニーはバイオオフィシャルサイト内のお知らせで、NTTドコモのFOMA HIGH-SPEEDに接続可能な通信モジュール内蔵のバイオ「type S」、「type T」を開発中であると、アナウンスしました。9/13にドコモが報道発表を行った、FOMA HIGH-SPEED データ通信の定額データプラン「HIGH-SPEED」に対応を予定しているとか。

3.6Mbpsの定額プラン「HIGH-SPEED」は、50万パケット以下の場合 4,000円(税込み4,200円)/月、100万パケット以上の場合 10,000円(税込み10,500円)/月、その中間が4,000円(税込み4,200円)/月 +利用パケットに応じた加算額(1パケットあたり0.012円(税込0.0126円))とか。

ついに日本でもWAN内蔵バイオが使えるようになるんですね。でも、ドコモなのかあ・・・。ちなみに、SDC2007初日のバイオコーナーでは本件についてのアナウンスや展示は一切無かったです。15日のソニスタ招待枠で行かれる方は色々と質問してみてはいかがでしょうか。

WANをもじって、「type T1」とか「type S1」なんて型番になったり、しないですよね・・・。あと次のtype Uなんかも対応してきそうですね。自分が契約するしないは別ですが、なんだかんだと今後が楽しみです。

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ウォークマンケータイ「W52S」の詳細レビュー

初代機の不満点を完全克服! au「ウォークマンケータイ W52S」

デジタルARENAがauのウォークマンケータイ「W52S」をかなり詳細にレビューしてくれてます。W52Sがウォークマンケータイたるゆえんは、「携帯電話の操作を行いながら、ウォークマンを別に持っているかのように操作し、曲を楽しむことができる」こととか。音質で特に注目すべき点はEX85相当のイヤホンで、いままでイヤホンにあまりこだわらなかった人はその音質に驚くだろうとしていました。「是非、付属イヤホンとの組み合わせで、高ビットレートのATRAC楽曲を聴いてみてほしい」とのことです。全体的には◎が3つと高評価。

W52Sって着うたフルとATRACの楽曲しか再生できないんですよね。欧米のウォークマンは反対にATRACだけが(厳密には違いますが)再生できないという、以前とはまた違ったちぐはぐな状況になりそう。次世代のウォークマンケータイとATRACの関係はどうなるのでしょうかね・・・。国別で変わるのかもしれませんが、ソニーグループとしてのポリシーを明確にして欲しいものです。

iPhone風ウォークマン携帯~あくまで「風」

ヒツジの皮を被ったオオカミ携帯」や「着せ替え携帯」でソニーファン並びに関係者(?)を大いに笑わせてくれたKOMさんがまたやってくれました。今度は、

iphone_w52s.jpgiPhone風ウォークマン携帯

だそうです。auのウォークマンケータイ「W52S」がiPhone風に改造されちゃいました。いやー、毎度毎度すごい改造ですね。皆さんも是非サイトで実物を拝んでください。

ちなみに、KOMさんからは、「別に、ATRACを捨てたソニーに対する皮肉ではありません(皮肉りたいのは山々ですけどね)」とのコメント付きでお知らせいただきました。ということで、改造お疲れ様&お知らせ感謝です!>KOMさん。

日本通信が「b-mobile hours」USB版を通販で限定発売~ExpressCardスロット搭載ノートPC向け

日本通信、自社オンラインショップの「bマーケット」限定商品としてbモバイル・アワーズのUSB版を販売開始(日本通信)

日本通信が、同社オンラインショップ「bマーケット」の限定商品として、bモバイル・アワーズのUSB版「b-mobile hours USBインターネットカード」を32,800円で販売すると発表しました。同製品は従来のbモバイル・アワーズと同様、USBインターネットカードに、PHSデータ通信料、インターネット接続料、接続ツールなどを一括して一つのパッケージに収めており、150時間分のモバイル・インターネットを最大365日間利用できます。カード本体にはコネクタ部分が上下左右に回転するUSBアダプタが付属。パソコンのUSBポートの位置や向きを選ばず容易に装着可能とか。

また、「b-mobile hours USBインターネットカード」の発売を記念して、現在bモバイル・アワーズを利用中のユーザーを対象に、CFカード版の残りの利用時間をUSB版に追加でき、2,000円のキャッシュバックも受けられるキャンペーンを10/31(水)まで実施するそうです。

最近のノートPCにはExpressCardスロットが搭載されることが多く、PCMCIA/CFカードスロットを搭載しないものが増えてきていることなどが開発の背景にあるそうです。type Tなどもそうですよね。まあ、今はイーモバもあるので競争力は少々弱いかもしれませんが、使えるエリアが広いので人によってはこちらの方が便利という場合もありますよね。

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iPod touchの日本語入力プログラム開発者は元ソニエリ社員?

ジョブズが魅せたiPod――使うこと自体が楽しい「touch」に触って

iPod touchの日本語版用に新たに開発された日本語入力プログラムを開発したのが元ソニエリで携帯電話の日本語入力プログラムを開発していた人という噂があるようです。ソニーからAJへ移籍する人は昔から多かったように思いますが、ソニエリから転職しちゃう人もいるんですね~。

そういえば、ニコンのWi-Fi搭載カメラ向けサービス「my Picturetown」の担当さんも元ソニーで、AIBO開発に参加したクリエーターさんなんですね>ニコン、ワイヤレスLAN搭載機「COOLPIX S51c」など秋モデル8機種の発表会

まあ、探せばもっともっといらっしゃるのでしょうが、ソニーから優秀な人材がたくさん流出してしまったのだとしたら、それはそれで悲しいことっすね。

反対に、元アップルでQuickTime開発者だったティム・シャーフ氏がソニーのソフト開発部隊に来てもう随分経ちますね。「『明日にはできる』なんて勘違いするな。一歩ずつやろう」が口癖のシャープ氏。その後、お仕事は順調でしょうか?

【追記】その後、Bakuさんからこんなお便りが。(感謝です)

http://ja.wikipedia.org/wiki/増井俊之
http://japanese.engadget.com/2007/09/05/ipod-touch-first-handson/
>元ソニエリで携帯電話の日本語入力プログラムを開発していた人
元SCSLですが、この人は有名ですよね。

ああ~っ、そっかー。増井さんか~っ!ニュースで紹介されている画像もまさにPOBoxですもんね。クリエファン失格だなこりゃ。増井さんといえば、WIRED VISONでコラムを連載なさってますよね。こちらは定期的に拝見していましたが、そっかー、増井さんなのか・・・。って本当のところはよくわかりませんが。

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