「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

これからのソニエリはソフト先攻ハード後攻

ソニエリ坂口氏「オープン化にかける」 携帯業界キーマンに聞く

スウェーデン駐在のソニエリ坂口立考エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエーション・オフィサーが、XPERIA X10の開発コンセプトやソニエリにとっての「Android」について語ってます。昨年暮れ掲載の記事ですが、大掃除モードでスルーしてしまったので改めて。でもって、気になるコメントのみピックアップ。

  • 自分を日々表現することが楽しいと感じているユーザーのために、ソニー・エリクソンという会社があると思っている
  • どちらが大事というわけではないが、考え方としてはまずソフトで何をやるかを計画していき、そのタイミングに見合うハードを作るという手法になっている
  • これからはオープンな思想に合わないものは切り捨て、商品構成の複雑さを解消していきたい
  • 6つの独自プラットフォーム(UXプラットフォーム)で他社と差別化
  • どんな産業でも商売でも、大切なのはリレーションシップ。グーグルのやっていることは我々と合っている

思えばソニエリの端末と決別してから5年近く経過しています。マジでXPERIA X10は楽しみにしています。どうか期待を裏切らないでくださいませ~。

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Bluetoothワイヤレスレシーバーの真打ち登場?~BIT-BSH18

アビリティークリエイトさんから突如送られてきたBluetoothヘッドホンの新製品「BIT-BSH18」のサンプル。どこかで見たことのあるようなドッグタグタイプなんですが、パッケージを開けてみたらビックリ。めっちゃ小さくて軽いのです。チェーン無しで11gだとか。

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ソニーの純正品と比べてもそのコンパクトさがお分かりいただけるかと。でもって、Bluetoothのバージョンは2.1+EDR。連続通話(再生)時間は5時間。ミニUSBで充電できちゃうのもナイス。ちなみに、同梱イヤフォンはおもちゃなので即交換しませう。

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まだまだ試用中につき、細かいことは後日レビューでお伝えするつもりですが、ソニーのイヤフォンとの相性も抜群なのと、AVRCPプロファイルは、A820やX1000+NWB1など、本体スイッチ経由のボリューム操作ができたのに驚きでした。接続時や使い始めのノイズが若干気になりましたが、自分には全然許容範囲。

ちなみに、アビリティークリエイトさんでの取り扱いは来年からで、楽天やYahooショップでの販売になるようなんですが、実はこの製品の販売元はリテールコムさんなんですよね。でもって、すでにAmazonでは販売が始まっています。>BIT-BSH18

価格がテストマーケティング中だからみたいですが、これまた驚きの3,900円。SCEのPSP go向け純正品よりも、そしてソニーのBT30Pよりも断然安いんです。これは絶対に買いっす。

てことで、PSP goやiPhone 3G(S)のみならず、ウォークマンA820ユーザーにも超おすすめ。2009年最後のお買い物は「BIT-BSH18」に決まり。今すぐポチっとなですぜ、旦那!(ちなみに、Amazonでは出品扱いで販売されていますが、送料も無料でAmazonの倉庫から発送になるので安心ですよ~)

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コミュニケーション自体をエンターテイメントにする「Xperia X10」

「Xperia X10」開発者インタビュー ソニー・エリクソンが提案するコミュニケーション新時代の旗手

ソニエリ、「Xperia X10」の企画担当者インタビュー。同機は「ずば抜けたトップエンドのモデル」でWalkman PhoneやCyber-shot Phoneの要素を取り込んだ内容。「OSとしてのAndroidの機能を壊すことなく、ソニー・エリクソンのUIを載せたもの」で、タイムスケープやメディアスケープといったコミュニケーション自体をエンターテイメントにする機能が訴求ポイントとか。

他人のふんどしで相撲をとるのが得意なソニーグループ。ぶっちゃけCLIEもそうでした。てことで、ソニエリ独自のオブラートというかアレンジや脚色がどんな形で実装されるのか…。色んな意味で楽しみです~>Androidで遅れを取る日本メーカー

【追記】BRAVIA Phone U1の開発者インタビューも掲載されました~>基板からパッキンまで――中身を“いじめて”完成した回転2軸最薄防水「BRAVIA Phone U1」

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今年最もお世話になった電化製品の1位はダントツでパソコン

今年、最もお世話になった電化製品は?――アイシェア調べ

ネットユーザーの「今年最もお世話になった電化製品 2009年版に関する意識調査」結果。有効回答数は502名。新しく購入した電化製品が「ある」と回答したのは54.4%。購入した製品は何か複数回答形式で聞いたところ、「携帯電話」35.2%、「パソコン」34.4%、「白物家電(冷蔵庫・電子レンジなど)」22.7%、「テレビ」20.9%の順。今年最もお世話になったと感じている電化製品は、「パソコン」が55.2%と他を大きく引き離してトップ。以下、「携帯電話」16.5%が続き、「テレビ」「白物家電」「録画機器」などは10%未満だったとか。

いやー、パソコン強いですねー。ま、ネットユーザー対象なのでねえ…。とはいえ、「公私ともに利用時間が長いから」「情報収集に必要」「生活必需品だから」「もうネットが無いと生きていけないから」という理由は自分にも当てはまることは多いです。なんてったってパソコンが無いとサイトの更新もできませんので…。

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ちなみに、自分が今年最もお世話になった家電をソニー製品という観点で考えてみると、やっぱりパソコン=VAIOになりそうです。209年はVAIO P(旧type P)とVAIO Xの両巨頭にはホントにお世話になりました。特にXは10月以降、公私共に大活躍でした。ぶっちゃけ、他はパッとしないんですけど、強いて挙げるならスゴ録(HDDレコーダー)かなあ…。ウォークマンもPSPも新製品は皆中途半端。とりあえず来年以降の新モバイルに期待することにしま~す。

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次世代ワイヤレス規格最新事情

次世代のワイヤレス規格の動向を伝えるニュースがちらほら。

「次世代Bluetooth」――UWB見送りでどうなる?

Bluetooth SIGが知的財産のライセンスを巡る調整で決裂したそうで、次世代Bluetoothに採用される予定だったUWBを見送る決断を下したとか。かわりに注目されているのが1080pのHD映像を非圧縮のまま転送できる60GHz帯だそうですが、AV機器の接続を想定している「WiressHD」と、携帯電話やPCが主な対象の「WiGig」という規格がすでに存在しており、Bluetooth参入を契機とした再編の可能性もあるとしてます。

2.1からあまり動きの無いBluetoothですが、次世代に向けた調整は苦労があるみたいです。CLIE全盛の時代から使ってるので馴染み深いというかなんというか。おなじみのマークにもすっかり愛着があるんですよね~、青葉。仮に規格が再編されるとしても名前だけは残って欲しいかなあ…。

WiGig Alliance、新ワイヤレス規格の策定を完了

その「WiGig」規格は、Intel、Dell、NEC、東芝、Microsoftなど大手企業が加盟する団体Wireless Gigabit Allianceが策定。既存のWi-Fi規格との下位互換性も持つ802.11nの約10倍となる7ギガビット/秒もの速度を実現する予定とか。なお、団体にソニーは名を連ねておりません。

USB機器をすこぶる簡単に無線化する「net.USB」とは

こちらは、既存のUSB機器をネットワーク対応機器に変えてしまう「net.USB」の解説記事。USBインタフェースをLANインタフェースに変換してLANで信号を伝達。クライアントPC用ユーティリティソフト経由で元のUSBインタフェースの信号に戻す仕組み。これにより、「NetbookやノートPCで、光学ドライブを物理的な接続なしに利用」したり、「USB地デジチューナーで受信する番組を、無線LAN接続したPCで視聴」したりできるそうです。

「ワイヤレス」がキーボード市場のカギ、各社高価格モデルに注力

こちらはワイヤレスキーボードのトレンド解説。主要メーカーがデザインの凝った高価格帯モデルに注力しはじめているとか。

iconiconそういえばVAIOの周辺機器でBluetooth対応のアイソレーションキーボード出てましたね~>VGP-BKB1icon。VAIO X&Pでアイソレーションに慣れちゃった身には今更ながらに気になる存在であることは確か。

ちなみに、Amazon扱いのBluetoothキーボードは実に種類も多く価格もピンきり。一昔前に比べたら恐るべき品揃えですね~。

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2009年にAmazonで最も売れたソニーの家電はパソリ

Amazon、2009年のベストセラーランキングを発表 -DVDはポニョがトップ。CDには「けいおん! 」も

Amazon.co.jpのカテゴリ別ベストセラーランキング「2009年ストア別年間ランキング」のニュース。DVDで買ったのは・・・むー一枚も無い。ちなみにソニー絡みはエピックのMJライブが4,5位、アニプレックスの化物語第一巻が10位。音楽CDで買ったのは・・・7位ユニコーンの「シャンブル」のみだけど一応エピックソニー。ちなみにソニー絡みではMJのKOPが堂々の1位。家電 & カメラではそういえば4位のクリエイティブ「ZEN STONE 2GB」買ったよなあ、殆ど使ってないけど…。ソニー絡みではなんとパソリ「RC-S330」が5位にランクイン。

ということで、AVコンテンツはエピックソニーとりわけMJの貢献が目立ちました。まさにマイケル様様。今冬の「This Is It」の盛り上がりも確実に来年のランキングにも影響を及ぼす事でしょう。

エレキ関連でのパソリ人気は、おサイフケータイ効果もさることながら、自社規格で競合も少なく価格もお手頃だからなんでしょうか。にしても地味。来年こそはドカーンとヒットを…。

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