「iPhone」カテゴリーアーカイブ

シグマAPOのBluetooth iPod Audio Adapter「SBT01」を軽く試す

こちらのエントリーで最近欲しいアイテムの一つに取り上げたシグマAPOのBluetooth iPod Audio Adapter「SBT01」ですが、休み中のアルコールの勢いも手伝ってか、気がつけば手元に届いておりました。購入元はAmazonで金額は税込5,104円。

パッケージはCDのプラケースそのもの。こじゃれてます。中身は本体と取説のみ。色はブラックにしたんですが、指紋が目立ちますね。やっぱホワイトの方が良かったかなあ…。本体は想像していたよりもかなり小さく感じます。また、画像は用意しませんでしたが裏面には製品情報が入ったシールが貼られています。ちなみに、made in chinaです。

手持ちのiPod専用Bluetoothドングルと比較してみました。フットプリントはソニー「TMR-BT8iP」とほぼ同じですが、PCIの「BT-DockT」とくらべると約二分の一。厚みでは「SBT01」が最薄。幅はソニーのそれが一番小さいのですが、iPhone/iPodとの組み合わせでは「SBT01」が一番収まりが良いかなあ…。

あと、iPhone正式対応を歌う製品だけあって、他社ドングルで表示されるアラートは出てきませんでした。

ちなみに、「SBT01」はiPod最新機種へも全面対応してますが、実は旧型にNGが多いです。手持ちのiPod 5Gもダメだし、初代nanoもダメ。classicと2G以降のnanoがOK。touchは初代からOKみたいです。購入検討中の方は気をつけてください。

iPod nanoは端子の位置の関係でバランス悪いです。nanoだとソニー「TMR-BT8iP」が一番しっくり来ます。

連携については、ひとまずリテールコムSTB2825やRollyで検証しましたが、いずれもペアリング、再生ともに問題なし。v.2.1&class2だからか音声もとぎれにくいようです。実際に3つをとっかえひっかえ試しましたが、「SBT01」が一番安定してました。

電源オフがPCI同様アダプターの単純引っこ抜きというのが今ひとつスマートじゃない気もしますが、性能の良さとコストパフォーマンスで十分カバーしてますね。何より、iPhone正式対応という安心感は何物にも代えられないですね。

まあ、アップルがiPhoneとiPod touch 2GのBluetooth機能を解放してくれれば、こんな周辺機器すら必要ないのですが…>iPod touch 2GのBluetooth機能が解放されない理由とiPhone 3GのBlueooth機能が音声通話のみの理由は何?

Bluetoothレシーバーとの組み合わせはソニー「BT15」しか試していませんが、iPhoneの音楽を「SBT01」で再生しつつ、iPhoneのハンズフリー通話も可能でした。着信時は音楽再生がストップして、通話終了後は再び音楽再生が始まります。ただ、再接続に少々時間がかかるためか、実際に聞こえるのは通話前にストップした箇所よりも少し先の音になります。とりあえずこんなところですが、何か気がついたらまたエントリーします。

 
ブラック SBT01BKホワイト SBT01WH(Amazon)

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iPod touch 2GのBluetooth機能が解放されない理由とiPhone 3GのBlueooth機能が音声通話のみの理由は何?

【新型iPodを分解】あえてBluetoothを隠した「touch」,その理由は?

iPod touchの第2世代機のバラシ記事。同機のNike+iPod機能対応は、米Broadcom社の無線LANとBluetoothのコンボチップ「BCM4325」を流用して実現されていることがわかったそうです。具体的にはNike+iPodで使っている無線送受信プロトコル「ANT」をBluetooth上で実行しているのだとか。これはiPod touch 2GにBluetoothのハードウエア機能があることの裏返しであり、Nike+iPod用だけにそれを利用していることになるそうです。

実にもったいない話ですね。また、iPod touchでBluetoothを使ってもらいたくない理由は、touchユーザーがIP電話として使うことを避けるためとの読みもあったようですが、touchでも使えるマイク付きヘッドフォン発売により打ち砕かれたようです。

ちなみに、iPhoneもBluetooth機能がありますが、ハンズフリーとヘッドセットプロファイル(HFP/HSP)のみが解放されているだけ。オーディオ系のA2DP/AVRCPなどは使えません。おそらくはすぐにでも使えるのでしょうけどね。上のtouch 2G含め、なんでアップルはBluetoothのAudio機能を解放しないのでしょうかね。実はサポートが一番面倒みたいな話だったりするのかなあ…。識者の皆様はどんなご意見でしょう?

【追記】なんともタイミング良く、こんなコラムが…。「何よりも不便なのは、この(Bluetooth)アダプタを装着していると、iPodに対して充電ができないという点だ」とか。PCIのドングルはUSBのminiB対応で充電可能なんすけど、基本的には左に同じっす。なんとかならんもんですかね、アップルさん>iPod Air(山田祥平のRe:config.sys)

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アプリダウンロードサービスでiPhone vs Nintendo DSiの構図~両社ともPSPはアウトオブ眼中?

ニンテンドーDSの新型機、ライバルはiPhone ダウンロード機能を搭載し、アップルと真っ向勝負

ニンテンドーDSiのライバルはiPhoneだとするBusiness Weekのコラム。かつてのカートリッジオンリー戦略から方針を大転換。SDメモカスロット搭載によりWi-Fi経由で様々なデジタルコンテンツをダウンロードできることで可能性を大きく広げるってなことですね。でもって、今後予想されるのがアップル(App Store)との真っ向勝負とのこと。

その他、色々書いてありますが、エンターブレイン浜村氏の「PSPは、どちらかというと家電製品の延長線上にある」というコメントがさくっと引用されたぐらい。先日国内サービスインの日程の発表があったPSPのPS Store対応は触れられず…。

PSPもそのうちゲーム以外のアプリも出てくるのかもしれませんが、今のPSPのボタン操作じゃ入力が必要なソフトとかキッツイっすよね。やっぱ新ハード(大人のPSP)が必要だと思う…(<結局そこか)>テレビのリモコンからボタンが消える日

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chumbyがネットラジオ「Pandora」に対応~ただし日本では利用不可?(iPhone Appの話も)

多機能ネット端末「Chumby」がネットラジオPandoraに対応

chumbyがUSで人気のパーソナルネットラジオ「Pandora」に対応したそうです。また、音楽ビデオWidget「Avot TV Music Videos」やRollingStone.comが提供する音楽ニュースやイメージへのアクセスなども追加されたとか。「Pandora」って、確か日本からはNGでしたよね。てことで国内向けの「chumby」買ってもおそらくは使えないのではないかと…。

Pandoraとえいば、iPhone専用Appもあるんですが、サービスインしてない日本からはダウンロードできません…>Pandoraの利用統計が証明。これはiPhoneのキラーアプリだ

なんというか、使えないとわかると、どうにかして使ってみたくなるのが人間の性。Pandoraで検索すると裏技っぽい記事も出てきますね。PCはともかく、日本でもchumbyとiPhoneで使えるようにする方法がないもんでしょうか。どなたかお知恵を!

iPhoneといえば、最近公開された「Fring」が話題ですね。ついにiPhone(&iPod touch!)でSkypeが使えるようになりました。こいつもひとつのキラーソフトですねー。ちなみに、自分が今はまっているアプリは鼻歌で曲検索ができるのが話題の「midomi」っす。鼻歌検索はともかく、単純検索から得られる情報がとにかくすごい。一部の楽曲は試聴可能だし、YouTubeへのリンクもあります。毎回毎回何か新発見があります。音楽好きならはまること間違いなしっす。

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FMチューナー内蔵Bluetoothステレオヘッドセットがモトローラから

モトローラ、ブルートゥース ワイヤレスヘッドセットH620とワイヤレスステレオヘッドセットS605、S605&iPodアダプターを販売開始(モトローラ)

モトローラの新Bluetoothヘッドセット「S605」だそうです。HFP/A2DP/AVRCPのサポート、ワンセグSCMS-T音声対応、他社製イヤホン対応は今時のこの手の商品としては当たり前ですが、FMチューナー内蔵で単体のFMラジオとしても利用可能という点は新しいっす。

また、同製品にiPod用ドングルを付属したセットも発売されるそうです。価格はオープンプライスで店頭予想価格は、「S605」が12,800円前後、ドングルセットが15,800円前後の見込みとか。

ちなみに、ヘッドセットは2.0+EDR準拠となってますが、ドングルは1.2準拠です。ドングルはサイズも大きめでデザインも今ひとつな感じだけど、3,000円程度の追加投資でiPhone 3G正式対応ドングルがゲットできるのは結構ありがたいかも…。

そういえば、シグマAPOのiPodオーディオアダプタ「SBT01」の発売が始まったみたいです。こちらは2.1準拠のドングル。なにやらAmazonで発売されていたようですが、自分が気がついた時にはブラックもホワイトも在庫無し。使い勝手とかどうなんだろう…>ブラック SBT01BKホワイト SBT01WH

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“iPhoneをやるため”にソニーを買収したかったホリエモン

沈黙を破ったホリエモン,ITを語る

元ライブドア社長のホリエモンこと堀江貴文氏が日経ITproの単独取材に応じたとかで、その内容が公開されています。2006年の暮れに「ホリエモン、村上被告とソニー買収を計画」なんてニュース記事を取り上げたことがありましたが、堀江氏が当時どんな構想をいただいていたのかが今回のインタビューで明らかになってます。

  • ソニーのブランドと技術力を活用していかにネット時代の流れに則した企業に変革させるかだった
  • ソニーが魅力的だったのは音楽と映像のコンテンツを保有していること。オーディオ機器、モバイル、有機ELなどの技術、金融商品、FeliCaもある
  • いらないと思っていたのは大型テレビなどの家電製品で中国の家電メーカーに売却するつもりだった。ゲーム機事業は悪い時のリスクが大きいのでマイクロソフトに売却してしまえばいいと考えていた
  • コンテンツ力はAppleより強いんだから、経営資源の選択と集中でiPhoneのような事業を展開できればソニーの原動力になると信じていた
  • ソニーの当時の時価総額は4兆円くらい。ライブドアが2000数百億円弱の現金、増資による自己調達で4000億円、村上氏から7000億~8000億円、合計1兆数千億円のファンドを作り、LBOでソニーの資産を担保に資金を調達すればTOBにより議決権ベースで50%超の株式は取得できる。ソニーの取締役は半数以上が社外なので合理的な反対理由がなければ友好的TOBになったはず

記者から「後付けで何とでも言えますね」と突っ込まれてますが、2006年にライブドアによるソニーの買収計画報道が明るみに出た段階でもiPhoneは正式発表されていませんでしたよね…(初代iPhoneは2007年1月9日に発表)。

まあ、堀江氏に言われるまでもなくiPhoneのような事業展開はソニーも考えていたはずなんですよね。実際、CLIE Phoneの開発は進んでいたし…。所詮はたらればの話。それこそ後付けで何でも言えるって話になっちゃうからやめます。

とそんな話はともかく、彼らに買収されなくてホントに良かったです。つーか、ホリエモン無き後のライブドアはソニーOBが助け船を出したんでしたよね。そのうち、反対にソニーがライブドア買収なんて報道も飛び出す始末。ホント世の中何がどうなるかわかったもんじゃありません…。

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