「CyberShot」カテゴリーアーカイブ

新サイバーショット、G1とH7のレビュー

【レビュー】フォトビューアー機能を強化したユニークデジタルカメラ Cyber-shot DSC-G1

iconicon本日発売のサイバーショット「DSC-G1icon」のレビュー。同機が内蔵するアルバム機能や付属のPC用ソフト『Album Editor Ver.1.0』について詳しく解説してくれています。100枚程度のアルバムなら数枚を検索時間は数秒と高速とか。また、本体は大柄ボディーで約238gという重さながら、持ったときに存在感があり厚みもあって意外や持ちやすいそうです。全般的な動作はややもっさり。G1のコンセプトはデジカメならではの“見せる使い方”への回帰であり、デジカメ側からの新しいアプローチとして捉えてみると面白いとのこと。

【実写速報】ソニー サイバーショット DSC-H7

iconiconこちらは4/27発売のHシリーズの最新機種「DSC-H7icon」の実写速報。本体外観と作例だけなのが残念。発売前だけに、詳細なレビューに期待したいですね…。

ちなみに、こちらのバイヤーズガイドでは、「あると便利な顔認識」でT100が、「見て楽しむ、動画に強い、防水機能など+αが欲しいなら」ではG1が取り上げられています。>春の行楽のおともにしたいコンパクトデジカメ

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サイバーショットG1は、よくばってあれこれ詰め込みすぎ?

撮った写真を持ち歩ける“アルバムカメラ”――サイバーショット「DSC-G1」

iconiconサイバーショット「DSC-G1icon」の本格的なレビューがついに登場。レビューはその道の専門家の荻窪圭さんがご担当。作例を含むトータル7ページの特大ボリュームです。

気になるカメラ性能については「ノーマルなサイバーショットTと思えばいい」とあります。また、大容量の内蔵メモリと撮った写真をカメラ内に溜め込んでいけるアルバム機能は秀逸で、「今のデジカメが必要とする概念」と高評価ながら、

新しいコンセプトに大きなモニターに無線LANに新しいデザイン……とたくさん入れすぎたことで、「面白そうなんだけどちょっと高いからやめとこう」と思われかねないカメラになってしまった

というのがレビューの落とし所だったようです。いやはや、大変参考になりました。ソニーのチャレンジ精神は認めるけど、価格、性能、機能を考えるとかなり微妙なバランスになっている感じ。また、PCの解析ソフトはG1に限らず多方面に応用できるんじゃないでしょうかね。クリエのPalm Desktop的な発想というか仕組みなわけですから、myloとかウォークマンと組み合わせでも良いんじゃないでしょうか…。

ちなみに、ソニードライブにサイバーショットG1の徹底対談と題した特集が掲載されています。小寺さんとモノマガジン編集部の帆足さんがその魅力を語るというもので動画編とテキスト編が用意されています。(アラゴロクさんに感謝!)

オートのスナップ撮影に強いサイバーショットT100

【レビュー】大型液晶と新メニューを搭載する新世代Cyber-shot Cyber-shot DSC-T100

iconicon型番が3桁台に突入したサイバーショットTシリーズの最新機種「DSC-T100icon」のレビュー。液晶の大型化による操作系への影響が指摘されているものの総じて高評価なようです。強化された画像処理エンジンのおかげで、「スナップ撮影であればオートで撮ってもほとんど問題はでない」とか。

ソニスタで入荷待ち状態が続く大人気のワイコンレンズ「VCL-DE07Ticon」の実力についても言及して欲しかったところですね。

それはそうとT100のレビューを取り上げるのはもしかして今回が初めてですかね?T100って3/1の発表後すぐに受注が始まり、その翌週末には発売されたわけですが、発売からすでに2週間以上も経過しているのにメディアのレビューを見かけないのも珍しいというか…。単に自分が見落としているだけなのかもしれませんけど…。

ちなみに、他の春モデルはいまだ受注が開始されておらず、G1以外のレビューもあまり見かけませんね…。

【追記】moguさんから荻窪圭さんのT100レビューがあるよとご連絡いただきました。お知らせ感謝です。ちなみに、確認してみたら自分の「サイバーショット新製品の先行体験会レポ」内で関連リンクとして取り上げていました。「大人の日常デジカメにいい」との評価です。

DLNA対応機器としての完成度が高いサイバーショットG1

DLNAガイドラインに対応した無線LANデジカメの意欲作 ソニーのサイバーショット新モデル「DSC-G1」

iconicon清水理史さんの「イニシャルB」でソニーのサイバーショット「DSC-G1icon」が取り上げられました。DLNA機能を深く掘り下げて解説してくださってます。総論としては、「DLNA対応機器としての完成度が非常に高く、ホームネットワークで画像を共有するという行為が手軽に、そして何より「安心」して楽しめる製品」と高評価。

とはいえ、Broadband WatchだけにDLNA中心のレビューで、基本的なカメラ性能やPCソフトの出来については特に言及がありません。ということで、デジカメWatchの詳細レビューに期待したいです。

サイバーショットG1のプチインプレ

【PMA07】ソニーが抱く米デジカメ市場戦略

メインストリームの商品ではありませんし、大ヒットするモデルではありません。しかし、こうした提案を喜んでくれる人は確実にいる。こういった提案を行うことで新しい市場を産みだし、さらに次の提案につなげていくのが目的

で開発されたというサイバーショットG1「DSC-G1icon」ですが、ワンセグラジオ同様に先行展示されていたサイバーショットG1を少しだけ触ってきましたのにご紹介するのをすっかり失念しておりました。ということで、遅まきながら、本体画像と1stインプレをちょこっとだけ。

cs_g1.jpg

iconicon思っていたよりも本体はずんぐりしており、手に持つと結構ずしりときます。デザインもなかなかユニークで、レンズ面よりも液晶面の方が小さくなっているんですよね。上から見るとまさに台形。3.5型の液晶はインパクトがありましたがすぐに傷が付きそうなので保護シートは必須かもしれません。それと、撮影モードにするには、そのままスライドさせれば良いのかと思ったら、それは違って上部のスイッチを使う必要があるんですね。ちなみに閉じると自動的に電源がオフになりました。側面のコントロールボタンやバックボタンはちょっと違和感がありましたけど、慣れると問題ないのかなあ…。また、XMB風のGUIというかソフトが少々重いという印象を受けました。

ちなみに、PCソフト、MPEG4ムービー撮影、DLNA/Wi-Fi対応についてはほとんど未確認。完全なる提案商品とのことですが、本体をちょっと触ったぐらいではその提案内容を把握するのはさすがに難しいですね。また、デジカメ本来の機能についてもショールームの環境下だけでは検証が難しいですからね。少なからずソニーらしさは感じる商品なので、本体はもちろん、PCソフトの詳細や新機能を確認できるようなセミナー形式のイベントなどがあれば、じっくりと購入検討ができるのになあと思いましたです。

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サイバーショットG1の開発にはバイオ元開発者が携わっていた 【追記あり】

先週末に電撃的に発表されたサイバーショット「DSC-G1icon」ですが、その開発にバイオの元開発者が関わっているとのお知らせをアラゴロクさんよりいただきました。ソニードライブに開発者インタビューが掲載されており、そちらで詳細を確認できます。

http://www.sony.jp/topics/cyber-shot/g1-interview/it06.html
Cyber-shot G1の開発者インタビューです。
VAIO typeUなどの元開発者が関わっているとか。
どおりで何かVAIOっぽいCyber-shotだと思いました。

なるほど、G1は「写真を楽しむ道具」であり、「デジタルスチルカメラ×PC」でもっと何か楽しいことができないかと考え、開発チームが一丸となって作り上げられたってことなんですね。

実は、G1発表当日、daiyaさんからお便りを頂戴したのですが、素晴らしい考察にもかかわらず、掲載不可とのことなのでその内容をかいつまんでご紹介させていただきます。

G1は今までとは明らかに異なる方向性で、差別化や新提案が出来ていると思う。内蔵の大容量メモリに写真を入れて持ち歩く発想はなかなか興味深い。ただ、各種認識、画像検索などに必要な画像解析は、PCのアルバム編集ソフトを使う必要があり、カメラ単体では出来ない。パワーの必要な処理をPCに任せる辺り、iPodとiTunesの関係にも似ているが、例えばWalkmanなども纏めて管理できるソニーデバイス用のオールマイティなクライアントソフトウェアがあると、もっと利便性があがる(ソニーファンが喜ぶ)のではとも思う。また、2GB内蔵メモリーも、仕様に関する注釈が多く、実際にG1で撮影した写真はそんなに貯めておけない模様…気が早いが、次機種では思い切って20GB位あればかなり思想どおり使えると思うので今後に期待したい。

iconiconとのこと。「ソニーデバイス用のオールマイティなクライアントソフトウェア」というくだりは諸手を挙げて賛成です。「ソフト重視で神話復活」を掲げるソニーに一番必要なものなんじゃないでしょうか。ソニーの場合は、G1のようなデジカメからのアプローチ、ウォークマンのようなポータブルオーディオ製品(かつてのHMP-A1しかり)から、myloのようなコミュニケーターからの、PSPのようなゲーム機からの、かつてのクリエのようなPDAから、それぞれがマルチビューワー的なアプローチをしており、ユーザーの嗜好に合わせてチョイスできるようにしてくれているともとれますよね。かつては付属のソフトもバラバラでしたが、myloやウォークマンA800シリーズにランチャーを付けるなど、ソフトウェアにも統一感を持たせようと努力しているようには見えます。音楽ソフトではコネクトの解体や元アップル社員のヘッドハンティングもありますし、ゲームで培った豊富な開発力を持つSCEとの連携(ストリンガー氏的にはサイロ解体)も今後は期待できるのではないでしょうか。これらの要素がソニー全体のソフト開発力を押し上げ、iTunesを超えるユニークな総合エンタメソフトウェアを世に送り出してくれるものと信じております。

(改めまして感謝です。またこんな形でご紹介してしまって申し訳ありません。問題があるようでしたら修正削除しますのでご連絡くださいませ>daiyaさん)

【追記】その後、daiyaさんから上記の件に関して以下のようなご返事を頂戴しました。

DSC-G1の件でコメントを寄せたdaiyaでございます。私の拙い文を褒めて頂き、うれしいやら恥ずかしいやらです(先の文も恥ずかしいので掲載×にしたのですが…)。でも「総合エンタメソフトウェア」欲しいですよね!欲を言えば、walkmanやCyber-Shotに限らず、PSPやHandycam、スゴ録などもクライアントとしてぶら下がると凄い事になるかなと。コンピュータと組み合わせる事でハードウェアに無い機能を実装したiPodとiTunesの様に、統合されたクライアントがあれば、デバイス(とそのコンテンツ)同士を組み合わせた楽しく便利な使い方が出来るのではと思います。デバイス毎に別々のソフトウェアをインストールし、使い方もそれぞれ覚えるよりずっと利便性も上がりますし。
また、AppleがiTunes Music Storeを成功させたポイントの一つ(と思っています)として、クライアントとなるiTunesを既に普及させていた様に、ハードを買った「その先」の窓口をユーザーに提供する(そして新しいビジネスを作り出す)為にも、単一の強力なクライアントが必要じゃないか、と考えます。OSをMicrosoftが、Webブラウザをgoogleが、iTunesでappleが自社とユーザーを直接結び付けようとしています。そう言う意味では、それが出来る強力なクライアントとして、PC上のソフトウェアも必要ですが、PS3がその役割を担う事にも期待したいです(十分な性能もある事ですし)
話変わって(戻って?)サイバーショットG1かなり魅力的ですよね。自分はDSC-T100と一緒にGPS-CS1Kを買い、写真と地図の組み合わせの面白さに目覚めたのですが、G1には是非GPS機能を内蔵して貰って、”場所”と言う分類も出来ると更に魅力的だな、と思います。
長文・駄文失礼致しました。SPAさんの記事、これからも楽しく読ませて頂きます。

実質的な掲載許可、ありがとうございました。PS3が担うべき役割についても全くの同感でございます。GPS搭載はG1のみならず全機種に載せてもらっても良いぐらいです。今度ともdaiyaさんならではの鋭い考察を期待しておりますので、どうか気兼ねなくお便りしてくださいね。それでは、今後ともよろしくお願いします!

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