「スゴ録」カテゴリーアーカイブ

PS3、HDD増量など中核部品・機能以外の変更の可能性 【追記あり】

ソニー、PS3のHDD増量を検討

PS3に活発にゲームやエンタメンコンテンツを保存するユーザーにとっては、20Gは少なすぎるし、60Gでも十分ではないとして、HDD容量を増やしたPS3の投入が検討されているようです。SCE広報の弁ですが、「中核の部品や機能は変更しないだろうが、それ以外の追加と削除はあり得る」としてHDD増量以外の仕様変更の可能性も示唆してます。

自分はスゴ録のお出かけ動画ファイルの保存にPS3を活用していますが、すでにかなりの数のファイルを保存しておりHDD容量が心許なくなってきました。著作権保護が施された動画ファイルのムーブにまともに対応している製品がPS3ぐらいしかないということも問題なのですが、それはともかく、こういう使い方をしているとHDDの容量は多ければ多いほどうれしいものです。ダウンロード提供されるゲームのファイルサイズもどんどん肥大化するでしょうし、パッケージビジネスからの脱皮を考える上でもストレージの大容量化は避けられないのかもしれませんね。

スゴ録といえば、「RDZ-D900A/D800/D700」とBlu-ray Discレコーダ「BDZ-V9/V7」のファームウェアが更新されたようです。自分もD900Aも勝手にアップデートされてました。「BDZ-V9」のホームサーバー機能強化も行われているとか>ソニー、BDレコーダ「BDZ-V9/V7」とスゴ録をアップデート

欧州でのPS3販売数、まもなく80万台に–ソニーCEOが発言

「スパイダーマン3」のプレミア試写でストリンガーCEOが欧州のPS3販売台数が80万台に近づいていると発言したそうです。ただ、3月末までに世界で600万台出荷するという目標の達成については言及を避けたとか。

80万台でも十分立派なもんですよね。出荷してすぐに何十万台も売れるソニー製品なんて無いですもの…と、軽くフォローしてみました。

【追記】SCEの欧州法人社員の1割弱にあたる最大160人を削減するリストラが発表されました。厳しい現実が横たわっているようです…>ソニー、ゲーム部門でリストラ

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BDレコーダ「BDZ-V9」のホームサーバー機能を強化

ソニー、BDレコーダ「BDZ-V9」でHDV映像配信が可能に

HDD搭載ブルーレイディスクレコーダーicon「BDZ-V9」のホームサーバー機能を強化する放送波アップデートが4/9に実施されるそうです。これにより、DRモード以外のモードでHDD内に録画した番組や、HDVカメラから取り込んだ映像もネットワークで配信可能になるとか。なおDRモード以外で録画したタイトルは、先日発表されたBRAVIA Jシリーズのルームリンク機能のみで利用できるそうです。

次は新BRAVIAのHDMIコントロール機能を活かす新製品ですね。となると、スゴ録新製品もそろそろ発表ですかね。今度のお出かけはウォークマンA800シリーズへの対応(Baseline)があるといいなあ…。

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おでかけスゴ録機能に便利なメモステリーダーライター「US40」

マジックゲート対応メモリースティック USB リーダー/ライター「MSAC-US40icon」を購入しました。ソニー製のリーダーライターの単品購入は「MSAC-US1」以来になります。というのもここ数年購入しているバイオには全て標準でメモステスロットが付いていましたから…。

Vistaサポートの件でFighter-KOUさんから情報をいただいていたこともありますが、メインはスゴ録「RDZ-900A」に搭載されているPSPへのお出かけ機能を有効利用するためです。Macにも対応しているので色々と活用できそうです。

msrw_us40.jpg

iconiconということで、早速スゴ録に繋いで使ってみました。PSP経由の転送だと本体のバッテリを少なからず消費しますが、リーダーライターならUSB端子から給電されるのでそういう心配は必要ありません。AVC 768kbpsの動画は1時間ほどの番組でも350MB以上のファイル容量になり、なんだかんだと転送に時間がかかるんですよね。なにより、PSPを拘束されずに済むのがうれしいです。

ちなみに、US40はノーマルサイズのメモステPROにも対応しているのですが、お出かけ転送も問題なくできるので、先日ちょこっとレビューしたPCの「おでかけビューア」からもちゃんと動画を認識、再生できます。これでauのW44SがあればAVC動画の再生環境は完璧かも。

ところで、ソニスタでスゴ録iconの「D900A」とD800」が入荷未定ステイタスになってますね(2/23現在)。もしかして新製品発表が間近?購入を少々早まったかなあ。まあ、かなり安く買えたので文句言えないんですけど…。(ちなみにアマゾンではまだ普通に売ってます>D900A

以下蛇足ですが、US40が快適に使えるのを見て、もしかしたらスゴ録にUSB接続したmyloにも動画が転送できるのではないかと思いトライしてみたのですが、USBモードがMSCでもMTPでもNGでした。そもそも転送できたとしてもアナログ、デジタル関係なくAVCなので再生できないのですが…。ちなみに、PHOTO関連のフォルダにはアクセスできました。

「ロケフリの本」という名のロケフリの本

先日、書店をうろうろしていたらこんな本を見つけました。「ロケフリの本」という名のロケフリの本です。

lftv_book.jpgソニーのロケフリ製品を徹底的に活用しようというガイドブックで、技術評論社から出版されていました。価格は税別2,180円で、柴田格さんと平澤寿康さんという方が執筆しています。初版が平成19年1月25日なので出たばかりみたいでした。

ちなみに、最新のPK20に関する記述もありますが、解説の大半はPK1がベースになっていました。中身の大半は新製品発表前に書かれたもので、新製品発表をうけて加筆修正したため、こういうタイミングで出版されたんでしょうね。

中身の方は、基本的なものから高度なものまで幅広く網羅されており、特にNetAV関連の解説は大変参考になりました。また、自分も体験レポートで取り上げたX5のモニター活用や、ハンディカムと組み合わせた遠隔監視用途など、ひと味違ったロケフリの使い方についても紹介されています。

この手の技術書にありがちな大きなスクリーンショットでページを稼いでいるところもなきにしもあらずですが、自宅のVPN環境構築や公衆無線LANサービスの活用、PCカードタイプのケータイやPHSを使った接続レポートなど、後半はマニアックな内容で読みどころも多いです。NetAVは難しそうなのでよくわからないとか、自宅では十二分に活用できているけど外からはうまく使えないという方には、かなり参考になるのではないでしょうか。

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スゴ録の「おでかけ転送」機能をPCでも使えるようにするソフト「おでかけビューア」

iconiconスゴ録などに搭載されているアプリケーションをPC上で無償で体験できるソフトウェア体験コーナーがソニスタにあるのですが、スゴ録やBlu-ray Dicsレコーダーに搭載されているPSPへの「おでかけ転送」機能をPC上で実現するソフト「おでかけビューアicon」が公開されました。同ソフトの特徴は以下の通り。

1. デジタル放送タイトル、アナログ放送タイトルともにサポート
2. デジタル放送タイトルは、著作権保護技術を使ってセキュアに再生
3. スゴ録やPSPと同様のXMB(クロスメディアバー)ユーザインタフェース

なお、著作権保護技術(COPP)に対応したグラフィックおよびグラフィックドライバと、デジタル放送コンテンツの場合にメモステPROのマジックゲート機能に対応したスロットが必要になります。また、使いたいと思っているPCがデジタル放送タイトルの再生に必要な著作権保護技術に対応しているかどうか簡単にチェックできる「おでかけビューアチェッカー」のダウンロードも可能といたれりつくせり。

先日「D900A」を購入しバリバリ使いこなし中ということで、早速ダウンロードして使ってみました。現在、主に使っているのはバイオ「type T(TX90PS)」と初代「type U Zero」ですが、チェッカーでは2機種とも問題無しとの結果でした。PSPからメモステを取り出し、バイオのメモステに入れ「おでかけビューア」を起動。PSX、液晶WEGA、スゴ録で見慣れたXMBのインターフェースで直感的に操作できます。作りもシンプルだし、予想以上に快適で驚きました。

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ちなみに、自分が使ったのはSanDisk Ultraの4GB版ですが全く問題無かったです。このメモステにはお出かけしたファイル以外に、ソニスタやP-TVでダウンロード(購入)したAVCファイルと、い~レコ2で録画したファイルも入っていますが、どちらも一覧に表示され問題なく再生できました。特筆すべきはワイド切換機能。オリジナル以外に、4:3ズームと16:9ズームモードの切換が可能なので、い~レコ2では4:3で録画されてしまうワイドの映像を引き延ばして再生できました。画質自体は落ちているけど、ウインドウを小さめにしていればほとんど気になりません。また、液晶ディスプレイへの外部出力ではVGA出力なら画面に表示されましたがミラーリングはNGでした。以上のことから、スゴ録またはBlu-rayレコーダーユーザー以外でも使えますのでモバイル系のバイオユーザーなら持っていても損はないソフトだと思います。

ただ、使い勝手の面ではいうこと無しなのですが、CPUへの負荷が高いのが少々気になりました。type UでCPU使用率をみてみると、いーレコのMPEG-4が30%前後、著作権保護無しのAVCが50%前後、著作権保護ありのAVC(お出かけファイル)はなんと90%以上にもなりました。これだとバッテリーの消費もすごそうですね。

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反対にAVCの再生にはCPUのパワーがたくさん必要なのだなということがよくわかります。そういう意味では、やはりPSPの潜在能力ってすごいんですよね。クリエやmylo用のおでかけビューアも欲しいところですが、PCでこういう状況なのでやはり難しいのでしょうね…。

それと、おでかけビューアの活用にはPS3も役に立ってくれますよ。スゴ録からお出かけしたファイルをPS3上のHDDにムーブしておくことができるからです。DVDにして取っておくまではないにしても、しばらく経ってから見直したいといった場合に役立ちます。60GBモデルならメモステスロットもあるしコピーも速いです。

おでかけ・おかえり転送+Blu-ray Discの未来像

ついにデジタル放送を持ち出した「スゴ録 RDZ-D900A」~ デジタル放送ダブル録画もスゴ録初搭載 ~

iconicon小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にスゴ録新製品のフラッグシップ機「RDZ-D900Aicon」が登場。筐体デザインと主な機能以外に、同機のみに搭載されたPSPへの「おでかけ・おかえり転送」について掘り下げてくれているのがありがたいです。

また、同機能に「Blu-ray Discが追加されれば、高解像度から低解像度まで、現行の規定のままで多彩な運用ができるという未来像が見えてくる。コピーワンス膠着した状態を打開できる技術として、高く評価したい」とのこと。

「おでかけ・おかえり転送」については、PSPだけじゃなくmyloでの活用にも期待したいですね。