「BRAVIA/WEGA」カテゴリーアーカイブ

ブラビアシリーズと有機ELテレビ、計39機種のソフトウェアアップデート

液晶テレビ〈ブラビア〉 各シリーズ、及び有機ELテレビ XEL-1のソフトウェア更新のお知らせ(ソニー製品情報)

ソニーは、2009年1月19日(月)から〈ブラビア〉各シリーズと有機ELテレビ「XEL-1」で最新のソフトウェアにアップデートする放送ダウンロードを実施すると発表。主なアップデート内容と対象機種は以下の通り。なお、アップデート内容と放送ダウンロード期間は使用機種によって異なります。機種別のアップデート内容はこちらで、ダウンロード期間はソニーのWebにてご確認を。

【対象製品】
・KDL-20/26/32/40J3000 (2007年4月発売)
・KDL-32/40J5000 (2007年5月発売)
・KDL-40/46V3000,KDL-40/46/52V5000,KDL-40/46/52X5000,KDL-40/46/52X5050 (2007年9月発売)
・KDL-40/46/52W5000,KDL-70X7000 (2007年11月発売)
・KDL-32/40/46F1,KDL-20/26/32J1,KDL-16/20M1 (2008年3月発売)
iconicon・KDL-40/46/52V1 (2008年4月発売)
・KDL-32JE1(2008年7月発売)
・KDL-40/46/52X1、KDL-46/55XR1 (2008年10月発売)
・XEL-1 (2007年12月発売)

ちなみに、最も改善される内容が多いのは2008年3月発売のKDL-32/40/46F1で6つのうちの4つが該当。我が家にもあるXEL-1はひとつだけでした。

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<ブラビア>X1体験レポート~我が家では開かなかったアクトビラ

フルハイビジョンテレビ、< ブラビア>X1が我が家に来てからかれこれ一ヶ月。モーションフロー、お気楽リモコン、アプリキャスト、ブラビアリンクにルームリンクと、一昔前のソニーのテレビでは考えられないほど便利なツールや機能が満載で手放したくなくなってきました。とはいえ、返却期限も迫っていると言うことでスパートをかけていきたいと思います。

ということで、今回はX1に標準搭載のWebブラウザで利用できる「アクトビラ」サービスを試してみることにします。

アクトビラは、「アクトビラ ベーシック」と「アクトビラ ビデオ」の2種類のサービスがあって、前者はWebブラウザ経由の情報提供サービスで後者はブロードバンド回線接続前提のビデオオンデマンド(VOD)サービスで構成されています。後者にはハイビジョンコンテンツが楽しめるの「アクトビラ ビデオ・フル」サービスも登場。ブロードバンド回線の実行速度が6Mbps程度であれば「アクトビラ ビデオ」が、12Mbps程度で「アクトビラ ビデオ・フル」が楽しめます。ちなみに、アクトビラは国内大手家電メーカーが共同出資をするデジタルテレビ向けポータルサービス事業そのものであり会社名でもあります。

アクトビラのオフィシャルサイトに対応機一覧がありますが、< ブラビア>X1はベーシックとビデオに対応しています。我が家にあるテレビは有機ELテレビ「XEL-1」がベーシックに対応しているだけで、VOD機能はこれまで未体験。我が家はADSL回線なので今回がアクトビラ初体験。

ネットワークケーブル一本で楽しめるVODサービスのできやいかにということで、アプリキャストのアクトビラウィジェット経由でアクトビラへアクセス(=Webブラウザ起動)。

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米ソニーのテレビ&Blu-ray戦略~08年はBlack Friday後に市場が爆発

米国におけるソニーの「テレビ」と「Blu-ray」戦略-2009年のポイントは「52インチ」と「BD-Live」

米国のテレビとBlu-ray市場の状況について、米ソニーのマーケ担当が語ってます。Black Fridayの後にBlu-ray市場が爆発。最大の牽引役が「ダークナイト」で、こうしたヒット映画とBlu-rayプレーヤー、両方が揃っていたのが大きかったとか。そんなこんなでソニーのプレーヤーがシェアトップだそうです。

また、松下に先行されたポータブル機に関するトピックにも注目。ソニー的に興味はあるものの、ポータブルBlu-rayを作る場合はチップの消費電力や発熱をどうするのかという問題も残っており、iPod、ウォークマン、PSPなどのポータブルデバイスによる映像視聴が定着するならそちらで良いのではという議論もあるようです。

セルビデオディスクにポータブルデバイス用の映像を添付する「デジタルコピー」については、DRMが統一されていないためPCを介して利用する必要があるので、今後はプレーヤーから直接転送できるようになればより市場が広がるのではないかとの意見。

ちなみに、先述の「ダークナイト」は、Blu-rayとDVD版にPSPやiPodでは使えないデジタルコピーがついていて、それとは別にUMDビデオ版も単体発売されています。まったくいけずなワーナーさん。

テレビについても、Black Fridayが終わってみたら、前年比で販売実績が伸びたとか。要因などは分析中だそうですが、メディアによる2009年2月のアナログ放送終了告知とテレビの価格下落が重なり、必要がものが買い時になったことが大きな要因と考えられるようです。ちなみに、米国で最も重要視されるのは50(52)インチだそうです。また、ソニー=< ブラビア>を選んでもらうための武器は、240Hz駆動、インターネット対応、環境(エコ)の3つとか。

よくよく考えてみたら、ソニーにはVAIO type TというPC機能付きのポータブルBlu-rayプレイヤーがあるんでしたよね。とはいえ、据え置きのプレイヤーを10台買えるぐらいの値段になっちゃうのがネック。個人的にはPSPやウォークマンで十分なので、プレイヤー、レコーダーともに、モバイル動画を、そうした機器に直接転送できるような仕組みをソニーが作ってくれたらうれしいなあ…。有機EL搭載ウォークマンXなんてまさにそのためにあるようなモデルなんじゃないでしょうか。

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<ブラビア>X1体験レポート~デジタルカメラのUSB接続で即スライドショーに驚く

ソニーが< ブラビア>の機能として強力にプッシュしているのがデジタルカメラの写真の高画質表示。< ブラビア>X1には、USBケーブルでデジタルカメラを接続するだけで、自動的にカメラ内に記録されている写真をスライド表示する「画質モード・フォト」に切り替わる、なんて便利な機能があります。

人づてに意外に便利と話には聴いていたんですが試すのは今回が初めて。テレビは普通に地デジの民放を視聴中。その状態から、サイバーショットH1(Hシリーズ初代機です)をX1の左側面にあるUSB端子にケーブル接続。

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<ブラビア>X1体験レポート~全ての据え置きゲーム機をまとめて接続してみた

X1レポートの前半で「HDMI×4を含む豊富な接続端子に驚き」というエントリーを書きましたが、この正月休みに手持ちの家庭用据え置きテレビゲーム機全部とまとめて接続してみました。ぶっちゃけ、リビングのテレビは自分に主導権がないもので…。

自分、もういい歳なんですが、意外にゲーム好きでして。社会人になって初めて買ったファミコンソフトが初代「ドラクエ」。それが運の尽きだったんでしょう。以来、二十数年間、ほとんどの家庭用テレビゲーム機に手を出しており、ソニー(SCE)、任天堂、マイクロソフトのハードに関しては、ほぼ100%の所有率になってしまいました。

てなことで、今現在メインで使っているゲーム機は、自ずとPS3とWiiとXbox360になります。いつもはこの3台を、リビング(ベガ)や寝室(ブラビア20インチ)、自室(有機EL)の三部屋でとっかえひっかえしながら、使っていたわけですが、今回借りてるX1は接続端子がとにかく豊富。

我が家のテレビ全てがHDMI端子は一つしかないんですが、X1はPS3とXbox360をHDMIで、WiiをD端子ケーブルで接続しても、HDMIとコンポーネント端子がまだ半分残ってしまうという余裕ぶり。しかも、PS3とXbox360はフルハイビジョン出力が可能でゲームの没入感も段違い。これはマジでうらやましい…。

あと、画像は用意してませんが、最近のPSP(PSP-2000/PSP-3000)にも「PSP on TV」というテレビ出力機能がついていますよね。D端子やS端子のケーブルがあるんで、PS2用を含め、X1の接続端子をゲーム機で埋め尽くすことだってその気になれば可能です。

…ってさすがにそこまでやる人は少ないかもしれないけど、4つのゲームプラットフォームを切り替えて使えるのはゲーム好きにはうれしいのではないでしょうか。ちなみに、HDMI端子の二つ目はテレビの側面にあるので、最近増えてきたHDMI端子搭載のパソコンなどもサクッとつなげちゃいます。

ということで、ゲームが大好きで、これからハイビジョンテレビを買うという人は、接続端子、とりわけHDMI端子が豊富な機種を買うことを絶対にオススメしたいです。32とか40インチのフルハイビジョンテレビはこれからまだまだ安くなりそうですからね。自分にはリビングのテレビの主導権は無いけど、自分用(=ゲーム機専用)にフルハイビジョンテレビを買う時代がもうすぐそこまで来ているのかも…。

(って我が家はまだまだ手が出せませんよ、もちろん。それはともかく、このレポートが終わるまで、もう少しかかるので、それまでの間は、大画面で思う存分ゲームを楽しませていただきたいと思いまーす…って今はまっているのが任天堂Wiiの「メトロイドプライム3」だということは内緒…)

<ブラビア>X1体験レポート~迫力の静止画に思わず見とれるルームリンク機能

< ブラビア>X1は、「ソニールームリンク」対応機器。ってことで、X1をLANに接続すると、ルームリンク対応機器(サーバー)内にある動画像や音楽をX1から直接再生できるようになります。

サーバー機能を持つ商品としてはパソコンやHDDレコーダーなどが一般的で、ソニー製品ではVAIOや一部のBlu-rayレコーダーがその代表格。

クライアント機能、いわゆるプレーヤー機能を持つ商品は、パソコン、テレビ、ゲーム機、オーディオ、フォトフレームなど幅広く、ソニー製品では、VAIO、< ブラビア>、PS3、ネットジュークなどがあります(パソコンはVAIO Mediaというソフトウェアでサーバーにもクライアントどちらにもなれちゃいます)。

なお、「ルームリンク」はソニーが独自に名付けた機能名称で、「DLNA」と呼ばれる標準ガイドラインに従って作られています。

我が家には、随分と前に購入したIOデータ製のDLNA対応ハードディスク(いわゆるNAS)が1台ありまして、これを家庭内LANに接続してサーバーとして使っています。ちなみに、今置いてる場所はキッチン横の電話の隣のあまり目立たない場所。一般的なデータバックアップが主な用途だったんですが、DLNA対応ということで動画像や音楽ファイル置き場としても使用。

ということで、今回はこのHDDを< ブラビア>X1で楽しめるかどうかを試してみました。手持ちの有機ELテレビ「XEL-1」がDLNA対応なので、クライアント機能付きのテレビを使うのは初めてではないのですが、フルハイビジョン対応のクライアントは初めてになります。

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