ソニーBMGは、ソニー出身のラックCEOを会長に、会長のシュミットホルツ氏をCEOにスイッチする人事を計画があるようです。BMG出身役員の間でラック氏の独断的経営手法への不満が高まり、退任要求が出されていたとか。
CEOと会長を入れ替えただけで済む問題なのでしょうか。いっそのこと解体してしまったほうがソニーのためでは…。
ソニーBMGは、ソニー出身のラックCEOを会長に、会長のシュミットホルツ氏をCEOにスイッチする人事を計画があるようです。BMG出身役員の間でラック氏の独断的経営手法への不満が高まり、退任要求が出されていたとか。
CEOと会長を入れ替えただけで済む問題なのでしょうか。いっそのこと解体してしまったほうがソニーのためでは…。
ソニー、Blu-rayディスクの価格を公表――UMDバンドルの可能性も
SPEが米国で発売する際のBlu-rayディスクの価格を大手映画会社として初めて公表。卸売価格は17.95ドル、新作ディスクの卸売価格は23.45ドル。ディスクは初夏までには店頭に並ぶ見通しで、ソニーがこれに先立つ形でDVDとUMDの抱き合わせ販売を実施するとの記述も。「DVDプレーヤーとPSPを持っている人は多い。このやり方なら1つの価格で映画を1本購入して両方のフォーマットで再生できる」とSPE社長もコメントしてます。
中国で影響力の大きいグローバル企業ベスト20–ソニーや松下もランクイン
「中国で最も影響力のあるグローバル企業」ランキングの6位にソニーが入ったそうです。7位に松下電器がランクインしていますが、日本企業のトップ20入りはこの2社のみ。ちなみに、トップ3はマイクロソフト、マクドナルド、コカ・コーラの順。
ソニーと松下電器は双方とも「内部管理がよくできている」企業と評価され、企業や商品のイメージ、競争力で高ポイントを獲得。ただ、社会貢献度や企業文化などが振るわなかったとか。
ソニーは、同社全額出資の小売り関連の四事業について、投資ファンドなどの出資を受け入れ、ソニーグループから分離・独立させる方向で最終調整に入ったそうです。エレクトロニクス事業再建に経営資源を集中させるため、中核でない事業を切り離すとか。四事業は、ソニープラザ、B&Cラボラトリーズ、マキシム・ド・パリ、ソニー・ファミリークラブで、いずれも創業者である盛田氏が立ち上げたとか。
ソニプラはいまだにソニービルやタワーの略称と間違える人がいますが、ソニーの名前が取れればそれもなくなるかも…。マキシム・ド・パリは一度も利用せず(できず)、SFCも銀座ソニービルに行ったときにだけ取り扱い商品を流し見する程度でした。ソニーファンといっても、これらの4事業にはさほど縁がなかったので感慨も何もありませんが、多角化の相乗効果も感じられないのでこれはこれで良い方向に働くのではないかと勝手に思っております。
とはいえ、マキシム・ド・パリがソニーグループでいるうちに有名なイチゴのミルフィーユぐらいは食べておこうかなあ…って別にお店が無くなる訳じゃないんですが…。
ソニースタイル・ジャパンは、2002年にソニー・マガジンズより発行された「Sony Chronicle」の改訂版「Sony Chronicle 2006」の期間限定発売を開始しました。1946年東京通信工業設立から現在に至るまでのソニーの足跡を、約1200点以上に及ぶ製品写真とともに紹介するもので、2002年度発行のものに、2003年~2005年に発売された製品情報、およびソニーグループ会社の歴史紹介が新たに追加されています。価格は税込2,500円(送料別)で商品発送は3月下旬を予定。販売期間は2/20まで。
ソニースタイルが発行する「STAR」を100STAR以上お持ちの方は誰でも注文可能で、10,000STAR以上お持ちの方にはソニスタ創業6周年を記念してもれなく1冊プレゼントされます。なお、2006年4月以降にはソニーポイントの交換商品、並びに「Sony Card Gold」会員へのプレゼント商品として予定しているそうです。
『Sony Chronicle 2006』の仕様
●判型:A4ワイド版(縦297×横235mm)
●総ページ数:208ページ(カラー176ページ、モノクロ32ページ)
「Style Memberメール(特別版) 2月1日号」でお知らせがありましたが、ソニスタのご担当者より直接ご連絡いただいたのでご紹介させていただきました。また、読者のコバケンさんからもお知らせいただきました。(感謝です!)
2002年版を買っておけば良かったと後悔していただけに朗報です。ちなみに、自分は17,000STAR越えしていましたので1冊は無償で手に入りそうです。当然クリエも載っているんだろうなあ。届くのが今から楽しみです。
日経BP、SAFETY JAPAN 2005の特集で執筆は「音楽配信メモ」主宰の津田大介さん。ソニーBMG問題の全容が把握できるだけでなくCCCDが生まれた背景も解説されており大変勉強になります。
CDといえば、注文してあったTOTOの新譜「Falling In Between」が昨日届きました。TOTOといえば、かつてはソニーレコード(CBSソニー)所属のアーティストで、70年代後半から80年代にかけての日本での人気はすごいものがありました。そんな彼らも99年の「Mind Fields」を最後にソニーグループから離れていきました。
そんなこんなで、「Falling In Between」は日本ではキングレコードからの発売になってます。AORファンにはお馴染みの中田さんのライナーによると、ソニー離脱後の彼らは彼らは原盤を自ら所有し、販売や配給をアルバムごとにゆだねる形を採っているのだとか。さらに、矢口清治さんのライナーには以下のようなコメントが。
多くの名バンドや才能あふれるソロ・アーティストが所属レーベルの合併や買収といった諸般の事情に翻弄される今の時代。そしてファンからの熱烈な支持に比べて冷ややかで無理解な批評家筋への高らかな挑戦をも表しているようだ。長らくTOTOの作品を発売してきたCOLUMBIA/ソニーは、彼らの離脱後に世界規模ではやはりメジャーのBMGグループと統合され、その流れの中で所属アーティストの活動状況にも明らかな明暗が生じている。TOTOはむしろそうした軋轢をいち早く察知し、独自の道を選んだ点で賢明だったのかもしれない。
ちなみに、「Falling In Between」収録の「Hooked」という曲の歌詞には以下のようなフレーズがあります。
It’s meds, it’s feds, Don’t need no PhD’s Load down, those sounds, We love our MP3’s
(薬、警察 博士号なんていらない あの音楽をダウンロードするのだ 俺たちはMP3が大好きさ)
自分、洋楽はサウンド重視で歌詞にはあまり気にとめない方なのですが、このフレーズは色々な意味で印象深く感じましたです。
さておき、「Falling In Between」は全体的にハードプログレ色が強いものの、バラエティに富んだ楽曲が揃っています。新メンバー加入で6人になったようですが、飛び出してくる音はまぎれもないTOTOサウンド。ゲストミュージシャンも多く、オリジナルメンバーだったSteve Porcaroを始め、Joseph WilliamsやJason SheffといったLAを代表するボーカリストも参加して華を添えています。まだ聞き込んでいる最中ですが、印象深いのはJosephも参加したアフリカンビートが心地よい「Bottom Of Your Soul」。現在ヘビーローテーション中っす。ちなみに、ボーナストラックが1曲多い日本盤のほうがお薦めですよん。
そうそう、彼らはゴールデンウォークに来日するんですよね。東京は5/7-8の東京フォーラムの2日間ですが、同居人に頼んでエントリーだけしてもらいました。当たると良いなあ…。