「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

ソニーが光センサーでスタイラス入力を実現するタッチパネル内蔵のモバイル用低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発

光センサー方式でスタイラス入力を実現するタッチパネル機能内蔵のモバイル用低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発(Sony Japan)

sony_pr_071220.jpgソニーがタッチパネルの機能を液晶パネルに内蔵した低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発したと発表。同ディスプレイは低温ポリシリコンTFT技術をベースにTFT工程で光学式センサーアレイを同時形成する事で、外付けタッチパネルが不要となり、複数の指による操作やスタイラスによる文字や絵の入力が可能になるとか。これにより、同社は新しいUI機能を持つ低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発・商品化し、市場の需要に幅広く対応する事で、モバイル用液晶ディスプレイ事業の一層の拡大を図っていくとしています。開発品の主な特徴は以下の3点。

スタイラス入力が可能
光ペン等の特殊ペンではない、簡易なスタイラスによって文字や絵を手書きで入力することが可能で、通常の筆記具と同様な自然な書き味を実現

指による複数接触点入力やソフトタッチ入力を実現
外光の影響や表示画像による影響を最小化し、液晶パネル上でのボタンの多点押しや画像の拡大・縮小・回転など安定した指入力操作を実現。また、光センサーを使用した検出方式なので、ディスプレイに触れる程度で入力が可能

光センサー方式採用による高画質化・薄型化・デザイン自由度の向上
光学設計の最適化により、タッチパネル機能が搭載されていない製品と同様のコントラストや色再現性を実現。また、タッチパネル用の光センサーを液晶セル内に形成して、液晶ディスプレイの薄型化とアクリル板等を液晶ディスプレイ上に配置できるデザインの自由度を提供

試作された液晶ディスプレイは3.5型の640×RGB×480画素。これにタッチパネルにスタイラスとくればアレしかないと思うんですが・・・まあ、ありえませんかねー。ウォークマン、myloあたりが最有力なのか、はたまたHMP-A1のようなポータブルAV機器が登場するのか・・・。モバイル製品ファンにとっては今からとっても楽しみでございますー。

【追記】よくよく考えてみたら、サイバーショットへの搭載が一番可能性としては高いのかも・・・。

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ソニスタ、大晦日が最終日の「さよなら2007年キャンペーン」をスタート

ソニスタのビッグなキャンペーン「2007カウントダウンセールicon」もいよいよフィナーレということで、トリを飾るのは「さよなら2007年キャンペーン」。全商品が対象で、モンブランのバイブルタイプの2008年手帳と万年筆のセットを抽選で5名にプレゼントするそうです。期間は12月31日(金)23時59分まで。

iconiconそれと、新商品ビンゴのプレゼントも発表されました。ソニスタにしては珍しく、コレジャナイロボやダイソンの掃除機など、遊び心にあふれた商品がラインナップされていますよ。また、ファイナルキャンペーンのページで、今年一年の間に発売された主なソニー商品が月ごとにリストアップされています。皆さんはどの商品をゲットしましたか?

(クリエのリフィルコーナーが終わる一方、キャンペーンで紙の手帳がプレゼントされるのかあ・・・。ちょっぴり複雑な気持ちっす・・・)

PLAYSTATION Network拡大でPSP機能付き携帯電話とPS3が繋がる?

突然ですが、以下はmondoさんからのお便り。

SPAさん、こんにちわ。
相も変わらず不確定な話題に悶々しているmondoですw
http://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20363198,00.htm

この↑記事を読んでから、ここ↓の画像を見ちゃうと鼻血ブー(昭和)です。
http://d.hatena.ne.jp/kAbajyU/20071213/1197547663
さらにソニエリ(本家)Pシリーズの後継機種も着々と・・・w
いやー、来年の春がとても楽しみです!

確かに「鼻血ブー(谷岡ヤスジ(c))」かもです。
PSPケータイ、出るなら出るで、何とか日本でも使えるようになって欲しいですねー。

ソニーがエコプロダクツ展に有機ELテレビやodoの実働モデルを参考出品

ソニーの“odo”デジカメなどが「エコプロダクツ」に登場-撮影も可能に。各社がテレビ環境性能など紹介

昨日(12/13)開催した「エコプロダクツ2007」に出展中のソニーブーズの出展内容に関するレポート。キネティックエンジン搭載の「odo」シリーズや有機ELテレビ「XEL-1icon」などが展示されているようで、まさにこちらのエントリーで書いたとおりになりました。odoについては、初めての実働モデルが参考出品され、取材用として特別にデジカメに触れることができたとのこと。

デジカメは虫眼鏡みたいなデザインがとってもユニークですねー。植木鉢のようなUSBクレードルとの組合せも絶妙。スペックはともかく、デザインと機能とキネティックエンジン部の一体化にかつて無いほどの合理性を感じましたです。

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So-netが最大7.2Mbpsの高速モバイル通信サービスを08年2月にスタート

最大7.2Mbpsの高速モバイル通信サービス「bitWarp (EM)」提供開始&bitWarp 4xも大幅値下げ(So-net)

So-netが、HSDPA方式を採用した下り最大7.2Mbpsの定額制データ通信サービス「bitWarp (EM)」を2008年2月に開始すると発表。イー・モバイル回線を利用したMVNO方式。上り通信速度は最大384kbpsで、月額料金は機器レンタル料を含めて月額6,300円。また、同社のFTTH/ADSL会員ならオプションとして利用可能で月額料金が5,775円になるそうです。また、あわせて「bitWarp 4x」の値下げも実施するそうです。

データ端末のレンタル料込みとのことですが、3種類あるイーモバのデータカードのうち7.2Mbps対応製品は現段階でUSB Modemタイプの「D02HW」のみなので、必然的にこいつになるのでしょうかね・・・。

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ストリンガーCEOはハードエンジニアとソフトウェアエンジニアの仲人

ソニー、ストリンガー会長が会見。「BDこそが最高」-「クリエイティブ分野に投資する時期に」

ソニーのストリンガー会長兼CEOが12/11に品川本社で開催した記者会見の模様がレポートされています。2007年の業績について、エレクトロニクス事業は特に第2四半期の飛躍的な成長を遂げ、上半期の営業利益率が7%に近づいているなど、好調さをアピール。Blu-ray Disc、DMP、有機ELテレビ、Rollyといった、“ワクワクする”新製品を投入できたことを強調。年末商戦もこれまでのところは好調で大幅な販売増を予想しているそうです。以下、個人的に注目したコメントを箇条書きで引用させていただきました。

・ソニーの全体を包むムードもより明るく、より強くなっている。イノベーションを引き出す大変いい雰囲気が出ている。これこそが待っていたもの。ただし、改革を急ぎすぎてはならない
・競争力を維持するためには、タフであることが重要。創業の段階から、井深氏も、盛田氏がタフにやり続けてきたが、その事実を忘れてしまいがち。タフであることは正直さ、率直さの現れ。果敢に取り組んでいく
・ソニーにとって、有機ELは象徴的な製品。驚異的なイノベーションを体現したものであり、初めて見ると、とにかく感嘆の声が出る。ソニーが誇れる技術
・Blu-ray Discこそが最高の画質を提供するものであり、著作権保護でも最も確実。容量も大きく、映画も一番面白く、最高のタイトルがある。Blu-ray Discこそが消費者に選ばれるフォーマットであると確信している
・ソフトウェアエンジニアが全体プロセスの初期段階から参画する体制が整った。すべての製品グループのなかで、ソフトウェアアーテキクトが確固たる地位を持つようになった。多くの製品が、シームレスにつながるような提案ができるようになったのもソフトウェアエンジニアの努力によるところが大きい
・私の重要な仕事は、若いソフトエンジニアを、勇気づけること。既存のハードエンジニアと新たなソフトウェアエンジニアの双方の才能を融合することで、Sony Unitedを実現し有効に作用した。いまは、両者は熱心に付き合っている男女のようで、好意と情熱を持っているが、まだ結婚はしていない。近く結婚することになる

改革は確実に進行しており、結果となって現れ始めたと。また、懸念だったソフト力もついてきて徐々にだけど花開きつつあると、そういうことのようです。ハードとソフトの連携で最もやり玉に挙がるのがウォークマンとiPod。先日のこちらのエントリーに反応してくださったponioさんからこんなお便りをいただいています。

ipod touchがここまで売れることを示してくれたAppleの功績は大きいですね。昨日2chで面白いスレがあったので読んでみてください。やっぱりすごいとおもったレスがハードウェア(iPod)、ソフトウエア(iTunes)、オンラインサービス(iTMS)の三位一体の緊密な連携そのものを商品として提供というところですかね。あとはGUIもすばらしいですし。散々議論されていることなんですけど面白いですよね。自分は財布硬いほうなんで5Gipodと初代PSPで音楽と動画を楽しんでいるんですが、やはりPSP2には相当妄想して期待していたので理想のPSPを考えれば考えるほどUMDイラネってなっちゃいます。もうそろそろ独自規格には懲りてすばらしいソニー製品がどんどん生まれてきそうな気がするんですけどねぇ。ただ自分の理想を求めるとどうしてもウォークマンとPSPが重なってしまうのでそれを叶えてくれるのがipod touchなのが悲しいやらうれしいやらです。ハードウェアだけの時代は終わったことをアップルがこれでもかと示してくれているのでまずはソニーから続いて他の日本の企業もがんばってほしいです。この結果を見れば携帯電話もどんなものがヒットするのか分かると思うのですが日本の携帯電話の革命もアップルに期待するしかないのですかね。でもソニーにももちろん期待していますよ。最近のソニーは何かやってくれるような気がしてなりません。
いつも楽しい記事をありがとうございます。応援してまーす!

ご意見感謝です!touchもハード的には細かいところでツッコミどころはあるんですが、それすらソフトとサービス抜きに語れないほど、どれもがシームレスに連動しているのがすごいですよね。おそらく、ソニーファンの思いはponioさんと同じだと思います。やっぱり、ソニーは切り込み隊長じゃなくちゃですよね。ストリンガー氏がおっしゃってますが、この数年でソニーは色々な意味で相当タフになったはず。どこかだダメでもどこかがちゃんと結果を出していますしね。ホント、これからだと思います。今はテレビやBDなどにフォーカスが当たってますが、来年以降、個人的に好きな小さいモバイル系の商品が盛り上がってくれると嬉しいなと思っておりまーす。

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