「SCE」カテゴリーアーカイブ

PS2が1億台達成~約5年9ヶ月は史上最速

「プレイステーション 2」全世界生産出荷累計1億台を達成(SCE)

iconiconSCEのPS2iconが、2005年11月29日時点で全世界の累計生産出荷台数が1億台を超えたそうです。2000年3月発売以来、約5年9ヶ月での1億台達成は、据置型の家庭用ゲーム機として発売後約9年6ヶ月で初の累計1億台を達成したPSと比べても約3年9ヶ月早い普及スピードとなり、家庭用ゲームプラットフォームの歴史において史上最速となるそうです。

PS2ハードウェア仕向地別生産出荷累計台数(2005年11月29日現在)
・日本(アジア含む) 2,222万台 (発売日 2000年3月4日)
・北米 4,065万台 (発売日 2000年10月26日)
・欧州(PAL地域) 3,714万台 (発売日 2000年11月24日)
・全世界合計 1億 1万台

ハードとしては円熟期ですが、ソフトに関してはまだまだビックタイトルのリリースを控え、SCE的にも安定収入を確保できそうですね。PS3に関しては、某製品のように慌てないでじっくり練り上げてから発売して欲しいものです。

【追記】タイミング良く、ITProにこんなコラムが掲載されていました。久多良木さんの「僕はソニーの社員とは思っていない。プレイステーション・ワールドの一員だから」というコメントが印象的です…>ゲーム機の技術で世界最速マシンをつくる

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Cell、今後の課題はソフト開発

【ET2005】「Cell」が描く未来,「マトリックス」の世界まで(要登録)

「Embedded Technology 2005」で行われた「Cellを創ったエンジニアたち」というパネル・ディスカッションのリポート。「Cell」の開発プロジェクトに携わったSCEと東芝のエンジニアらがCellに懸けた思いや将来を語ったそうです。今後の課題はCellが持つ演算能力を生かすソフトウエア開発であり、どのような応用分野に適するかなども検討していく必要があるとか。応用分野としては、ゲーム機、AV機器、コンピュータ以外に医療機器などが考えられるそうです。

PS3の核となるキーワードは「Reality Synthesis(リアリティの合成)」

PS3が実現する近未来のかたち–久夛良木氏講演

「2005年東京国際デジタル会議」でSCEの代表取締役兼グループCEOの久夛良木健氏が登壇、「『PS3』が映し出すデジタル近未来へのシナリオ」と題し、PS3の展望と周辺技術への影響などを語ったそうです。同氏は、スーパーコンピュータにも匹敵するPS3の処理能力が実現する「リアルタイムな世界をリアルタイムに創出する、Reality Synthesis(リアリティの合成)」が、クリエイターにとっても大きなモチベーションになるとした他、PS3がデジタルエンターテインメント市場に大きなインパクトを与えるとともに同市場を牽引していく存在になると明言したそうです。Cellを複数基搭載したホームサーバーの話も出たようです。

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プレステが、エミー賞技術・工学部門で受賞

「プレイステーション」米国テレビ芸術・科学アカデミーよりエミー賞を受賞(SCEのプレスリリース・PDF)

SCEは、「米国テレビ芸術科学アカデミー(NATAS)」より、「プレイステーション」の功績に対し、2005年度エミー賞を授賞したと発表しました。NATASは、1955年よりエミー賞に技術・工学部門を設けており、「プレイステーション」は同部門においての受賞となり、3次元コンピュータ・グラフィックスを採用した新しいゲームの世界を開拓した実績が高く評価されたものとしています。

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PS3開発で久多良木氏への不信感が業界内に高まる?

ソニーPS3ハードな戦い、久多良木離れが加速

ZAKZAK、次世代ゲーム機絡みのコラム。業界内の争いを先だって行われた衆院選に見立て、SCEの久多良木氏をして“業界の織田信長”と表現、小泉首相並みのカリスマ性を発揮できるかどうかが“業界総選挙”の見どころとしています。その他、業界関係者や開発者サイドの本音のコメントもチラリと顔を覗かせています。

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SCE、日米欧のソフトウェア制作を統括する「SCE WWS」を設立

SCEワールドワイド・スタジオ新設(SCEの広報発表文・PDF)
コーポレート・エグゼクティブ人事・組織改正のお知らせ(SCEの広報発表文・PDF)

SCEは、日米欧のソフトウェア制作部門を統合するSCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)を9/1付で新設したと発表しました。これにより、ワールドワイドなソフトウェア戦略をさらに推し進め、各スタジオの人的交流や融合、再配置などをより効果的に行うことを目指すとか。同組織のプレジデントには、SCEヨーロッパのエグゼクティブ バイスプレジデントであるフィル・ハリソン氏が就任。
また、コーポレート・エグゼクティブ人事・組織改正のお知らせもあわせて発表されています。

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