「SCE」カテゴリーアーカイブ

台湾政府がプレステプラットフォームのゲームクリエイターを育成しゲーム制作を支援

SCE Asia、台湾経済部と共同で「新世代デジタルコンテンツ台日合作記者会」を開催 台湾政府の補助金でゲームクリエイター育成とゲーム制作支援を実施
SCE、PS3用ソフト開発を支援 台湾当局と連携

SCE Asiaの台湾支部SCETが開催した台湾のゲームコンテンツの産業育成に関する発表会「新世代デジタルコンテンツ台日合作記者会」のレポート。ゲームクリエイター志望者向け「ゲームクリエイター育成プロジェクト」と、独立系メーカー向け「デジタルコンテンツ補助事業」の2本柱で事業主体はなんと台湾政府。

前者は教育機材にPS3やPSPが使用され、基本的にはPSプラットフォームの人材が育成されることに。後者は日本企業とのデジタルコンテンツ制作に関するコラボ限定の支援事業で、ターゲットとなるハードはこれまたPSプラットフォーム。

また、SCEI開発の動画配信サービス用ソフト「Broadcasting Engine」の存在やPSP goの存在が、PS Networkを通じたオンラインサービスの強化を示唆しており、台湾独自のコンテンツをいかに準備、配信していくかに苦心惨憺している様子が見て取れるとしています。

「台湾人による台湾人のための台湾ゲームコンテンツを!」という動きが高まってきているとかで、あのコピー大国も大きく変化しているんですね。これもひとえにSCE Asia、安田プレジデントのがんばりなんでしょね。すごい人だ…。

【追記】PS3のマイナーチェンジ版の噂も登場>【台湾】PS3 マイナーチェンジモデル、フォックスコンと PEGATRON が生産へ

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SCEといえば、「みんなの」シリーズのティーザーが話題になっているようですね。ちっちゃい「ッ」がちらちら見えてますが、「サッカー」?それとも「ホッケー」?ソニー的には前者かなあ…>みんなの……

意外に頑丈なPSP go~同機ならではの新提案発表は秋頃?

SCEAブースレポート PSP goを触ってみた! 注目は「Uncharted 2」のマルチプレイモードと「Ratchet and Clank」
グランツーリスモシリーズプロデューサー、山内一典氏インタビュー「グランツーリスモ for PSP」プレビュー 「GT PSP」はこうなった! 「GT5」はこうなる!
ソニーの新型携帯ゲーム機「PSP go」–さっそく実機レポート

新作タイトル情報の中にあるPSP goの実機体験レポが見逃せません。筐体は頑丈で多少乱暴に扱ってもたえられそうに感じられる、スライドはスムーズでキーレスポンスも良い、画面が小さくてもゲーム内容が損なわれることはない、せり出すモニターがゲームの没入感がアップする、などなど、ファーストインプレ的には非常に高評価っぽいです。グランツーリズモPSP版の操作系チューニングに際してもPSP goへの配慮を行なっているとか。ちなみに、PSN経由で配信されている『SCEアメリカ発表会速報』という動画でもPSP goが紹介されてまーす。

まだ大事なパーツが欠けている「PSP Go」 E3を読む(1)

ゲームジャーナリスト新清士さんのコラムにもついにPSP go登場。E3で発表された内容からは、この端末ならではの提案が感じられないとのことで、東京ゲームショウ開催が近づく秋頃には、別の発表があるのではないだろうかとの読み。同機は、「ソニーグループが全体としてどのような「デジタルライフスタイル」を提案するかを測る試金石にもなる」とのこと。本田さんのコラムも合わせて読んでおきましょう>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度

PSP goの正式発表で知りたいあんなことやこんなこと

E3 2009特別編 SCE 平井一夫CEO インタビュー~「PSP go 誕生」の狙いと「値下げなきPS3」の勝算~
「PSP go」の疑問 UMDは、販売店は、ソフト開発はどうなる

PSP goの正式発表で気になっていたことが山ほどありましたが、上のインタビュー記事などでSCEのPSPビジネスのこれからみたいなことがそこそこクリアになりました。その辺のことをまとめて箇条書きにて。

【ハード】
・ダウンロード専用デバイスを初めて提案するのに、ちょうどいい時期
・開発の狙いはあくまで、もっと軽いデバイスが欲しいとか、もっといろんな選択肢を与えましょうよとか、ある意味プラスα
・現行のPSPと構成が同じなのは基本的にはプラットフォームの「一貫性」と「持続性」のため
・既存の操作性・アーキテクチャの中で、ドライブを省くことにより可能になる小型化・軽量化。これまで大きいと思っていた人にもPSPの世界を楽しんでもらおうということ。そこを喜んでいただける人はたくさんいるのではないか
・Bluetoothの用途はヘッドセットや携帯電話を通じてネットにつなぐなどを想定
・PSP-3000は「併売」。きちんと商品をお店に並べる、という意味での「併売」

【ソフト】
・基本的に大型タイトルに関してはUMDディスクとネットは併売。急に「ディスクがなくなってしまう」という話は、それが来年だろうと再来年だろうとあり得ない、まったくない
・容量が小さいものはネット専売もありえる(現在もすでにそう)
・PSP goに対して配信するものは当然PSPでも楽しめる
・既PSPユーザーのライブラリ資産(のPSP goでの活用)についてはいろいろな方策で前向きに検討したい

【その他】
・開発キットを値下げし、デベロッパーの敷居を下げる施策を採る
・(日本のPSNのビデオ配信の)現状がアニメ中心なのは事実。各マーケットのインストールベースやユーザーのデモグラフィックス(人口分布、特性動向)を見て考えていく
・(マーケットを盛り上げるためには)コンテンツとサービスの充実とそれをいかに周知するかということが大切
・(プラットフォーム全体について)あくまで「ゲームが楽しい」ということがアピールできた上で、「いろんなことができるデバイス」ということをアピールしていかなくてはいけない

色んな議論があるようだけど、「PSP go」はこの際ゲームショップに足を運ばないような大人向けのPSPってことでもういいんじゃなかろうかと。ゲームはしないけど、AVコンテンツは楽しみたい人だって山のようにいるわけだし。ハードもソフトも併売だって言ってるんだし、単に選択肢が広がったってことじゃだめなんだろうか。

ちなみに俺は買うぞー。かつてのCLIEのような発展性を信じて(無理かもしれないけど…)。俺はゲームも好きなのでもちろん所有しているUMDタイトルはすべからくPSP goでもプレイできるようになって欲しいと思う。PS3やPCを介して個体認証できればできるよね、きっと。そのための「Media Go」なんだよね。なんだかんだでモンハンをPSP goでプレイしてみたい。

ところで、ロケフリプレイヤーはバンドルされるの?ワンセグチューナーやらカメラやらGPSモジュールやらはそのまま使えるの?てなことで、まだまだ疑問は絶えない…。

【追記】当エントリー執筆中にPC Watchに本田雅一さんのPSP go絡みのコラムが掲載されていた模様。ソニーのお家事情に踏み込んだ内容で大変興味深いっす。Androidベースのウォークマン開発の話も出てきます>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度

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PSPは次のステップへ、UMDレスで小型化した「PSP go」~日本では26,800円で11/1発売

PlayStation.com – PlayStation®Portable(SCEA)
E3 ‘09: PSP go Leads a Huge Wave of PSN Content – PlayStation.Blog
新しいデジタルライフスタイルを提案するPSP®「プレイステーション・ポータブル」go PSP®の新ラインアップとして、日米欧アジアにて2009年秋発売(SCEJ・PDF)

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SCE、UMDを省き小型化した「PSP Go」を発表-日本では11月1日発売、26,800円
SCEJ、PSPの新機種「PSP go」発売決定! UMDの代わりに16GBメモリを搭載し、小型・軽量化を実現

SCEは、米国で開催中のE3で、開催直前から噂になっていた「PSP go」を、“PSPは次のステップへ”とのメッセージとともに正式発表。北米と欧州では10/1発売予定で、価格は北米が249.99ドル、欧州では249.99ユーロ。日本では11/1に26,800円で発売予定とか。従来モデル(PSP-3000)に取って代わるものではなく、あくまでも顧客の選択肢を広げるプロダクツとのこと。以下、主な特長。

  • UMDドライブを省き、16GB内蔵メモリを搭載
  • 液晶ディスプレイは3.8型(従来機4.3型)で解像度は480×272ドット
  • 外形寸法は69×128×16.5mm。重量は158gで初代PSPとより50%小さく40%軽い
  • メモリースティックマイクロ(M2)スロット
  • IEEE 802.11b(無線LAN)に加え、Bluetoothにも対応
  • AV出力、USB兼用のマルチ端子、ヘッドフォン、マイク、ステレオスピーカー搭載
  • 電源は内蔵リチウムイオンバッテリ
  • PSNetworkも強化(北米では1,900本の映画と9,400のテレビなどをラインナップ)
  • パソコン連携用のアプリ「Media GO!」も無料提供(曲の雰囲気を解析してレコメンドするプレイリスト機能搭載)

この他、Gran Turismo、LittleBigPlanet、Resident Evil、Metal Gear Solid: Peace Walkeなど、対応ゲームソフトのリリースについてもアナウンスされたようです。

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デザインが不評みたいですが、個人的には持ち運びやすさ最優先なので気にならないかなあ。つーか、遅いよ出すのが…。

【追記】Game Watchの詳報では、独自の時計アプリ、ゲームを一時的に中断した状態でもXMB上での各種操作が行なえるといった独自機能、専用ビデオ出力ケーブルを使うとPS3のワイコンで遠隔操作ができることなどが判明。

これから軽めのオリジナルアプリが増えるのか?もしかして、PSP goってかつてのmylo開発者たちが関係している、もしくは、していくのかな。OSもベースはLinuxだし…。てなこと書いてたらこんなリリースが出てました。だからやることが遅いんだってば…>PSP®「プレイステーション・ポータブル」向けタイトルの開発を強力に支援~廉価な開発環境の実現、ダウンロード専用小容量ソフトウェアタイトルの拡充を推進~(SCEJ)

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PSP goの噂は真実~E3のプレスカンファレンスにて正式発表

PSPの新モデル「PSP Go」、発表前に動画が流出
新型PSPに期待高まる ネットはうわさで持ちきり
E3間もなく開幕 目玉は新PSPとXbox 360の新コントローラか

psp-go-1どうやらE3での「PSP go」発表の噂は真実みたいです。動画インタビューに出演するSCEA関係者の発言から、16GBのオンボードメモリー、Bluetooth搭載は確実。ダウンロードゲームへの注力発言からUMDレスも確実っぽい。PS3のコンテンツを持って移動できるとのことでリモートプレイ対応も確実。価格や発売日、タッチスクリーン搭載かどうかについては不明。なお、PSP goがPSP 3000に取って代わることはなく、両方のモデルを販売していくようです。

失敗に終わったmyloのようなスライド式の本体、ってあっちの人はズバっと言いますな。PSP goって、次世代PSPというより、自分が昔から出せ出せ言ってた大人のPSP的な位置づけに近いのかな。タッチパネル対応なら、CLIEで言うところのクローズスタイルで、ゲーム以外のソフトウェアも動かせそうだけど、どうなるんだろう…。ま、米国時間の6月2日午前11時には全てが明らかになるのでしょう。楽しみです。

ちなみに、このボタン配置だとモンハンのプレイはきつそうですね…。ってダウンロード提供されなきゃ、プレイすることすらできないんだけど…。

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薄型な新型PS3の噂~PSP2発表に合わせてロゴ一新でPSビジネス仕切り直し?

薄型「PS3」の本体&パッケージ画像、工場から流出?(engadget japanese)

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怪しい「薄型の新PS3 リーク写真」。色んな憶測があるようだけど、意外にIttousaiさんの読みは鋭いと思う。PSP2とあわせてプラットフォームロゴを一新して共通化すれば一体感も出る。丸みを帯びたフォントも、「PS3」や「PSP2」のロゴを想像しやすい。

ps_logo_rumor

適当に作ってみたけど、意外に嫌いじゃないかも…。デザインはともかく、仕切り直しのタイミングとしては今しか無いような気もしないでもない…(<どっちだ)。

ちなみに、現行のPS3向け最新ファームが公開されてる。一部タイトルの動作改善のみ。どのタイトルかが不明でアップデート強要されても困るんだけど…>SCEJ、PS3システムソフトウェア バージョン2.76公開 一部PS3タイトルの動作改善のみ

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