「PSP」カテゴリーアーカイブ

手のひらプロジェクター「minipro PSPエディション」はこんな製品です

6/27に発売される手のひらプロジェクター「minipro(ミニプロ)」のPSPエディションの製品概要について、手元にあるサンプル機をベースにサクッとご紹介。パッケージそのものはまだ手元に無いので紹介はできませんが、パッケージを構成する製品は以下の画像の通りです。

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minipro本体、ACアダプター、変換ケーブル(製品版はブラック[その後製品版もホワイトになったそうです])、までが標準セット。これに、三脚スタンドとSCE純正PSP専用AVケーブル(PSP-S150・希望小売価格:税込2,200円)が付属するものが限定のPSPエディションになります。もちろん、これにプラスして製品版には取説や保証書の類がつくはずです。

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名前の通り、本体は手のひらにのるほどのコンパクトサイズ。上部後方に見えるのが電源スイッチと電源のオンオフ確認用のLED。

残念ながら、本体にはバッテリーを内蔵していませんので、実際の利用には常にACアダプターが必要になります。これに付属の変換ケーブル(ないしは3極の互換ケーブル)を接続して使うのが基本となります。

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本体サイズは62.3×38.2×61.7mm。手元にあったeneloopを一緒に撮影してみました。これで少しは小ささを実感していただけますかね…。下のPSPとのツーショット画像でもサイズ感が伝わりますでしょうか。

ちなみに、左側面の後方、上からボリューム、変換(3極)ケーブル用端子、電源アダプター端子となっています。前面と両側面の小さい穴はスピーカー用の開口だと思います。また、前面のレンズの縁は回転式で左右に回してピントを合わせます。ちなみに後ろ面は何も無く、底面には三脚用の穴があるだけです。

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おまけの三脚は実はプラ製。本体装着時の容姿がどことなくあのタチコマに似てませんか…。ちなみに、三脚はコンデジ用にも使えます。軽量なので持ち運びに便利です。てことで持ってて損はないと思います。

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以上のように、「minipro PSPエディション」はPSP本体(PSP-2000/PSP-3000)をお持ちの方であれば、ほかに必要なものは、映像を投影するためのスクリーンと電源だけというお手軽パッケージとなっています。

【minipro ソニ☆モバ PSP エディション】
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-bk-sp/ (本体カラー:ブラック)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-sl-sp/ (同:シルバー)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-bl-sp/ (同:ブルー)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-pk-sp/ (同:ピンク)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-gr-sp/ (同:グリーン)
(ユーザー名:ability パスワード:sonymobile

次回は、画質と音質についての感想をお伝えします。

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PSP goはPSP1.5

「PSP go」は「PSP2」までの中間ステップか

PSP goの正式発表を受け、後藤弘茂さんがSCEのPSPビジネス戦略を読み解いておられます。気になるポイントはこんな感じ。

  • PSP2へは2ステップの移行計画があり、PSP1.5に相当する世代がPSP goという可能性が高い
  • PSP go(PSP1.5)により、ビジネスモデルをダウンロード販売へシフト、フォームファクタの小型化、開発コミュニティ拡大、といった新しい方向をを次の世代(PSP2)に引き継ぐ
  • PSP goは、デジタルメディアライフに生きていて、ネットワーク経由のコンテンツダウンロードに慣れており、もはや物質的なメディアを家やバックパックの中に持ちたいという欲求を持たない“デジタルコンシューマ”のためのデバイス
  • PSP goとPSP-3000を併売する意図は、iPhone/iPod touchに代表される新しい携帯型エンターテインメントプラットフォームへの対抗
  • 従来PSPとのハード互換性をできる限り保った上で、ビジネスモデルとフォームファクタの部分的な刷新を図ったのがPSP go
  • 完全にダウンロードモデルへと移行を終えるのは、現行PSPの呪縛を断ち切った次の世代のハードに移った時。今回思い切った移行を行なわなかったことが、次にPSP2を控えさせていることを暗示している
  • PSP goは既存のPSPプラットフォームをダウンロードモデルへ向けて拡張しデジタルコンシューマに足がかりを築くためのもの

ゆくゆくは完全にダウンロードモデルへと移行するというのが後藤さんの読みのようですが、日本は特に利権関係で調整が難しそうな気がします。現にPSP-3000を併売すると言ってもリアルなゲームショップからは相当怒りの声が上がっているみたいですから…。個人的には音楽と違って不思議とゲームソフトはパッケージに全くこだわりがないので、安くて手軽に入手できるならオールダウンロードでも全然OKかなあ…。とにもかくにも、欧米でのゲームコンソールとしてのiPhone/iPod touchプラットフォームのインパクトが各方面に大きな影響を与えていることだけは確かなようです。

【追記】翌日続きのコラムが公開されました。開発ツールの値下げを含むデベロッパーサポートと、ハードとソフトとサービスの三位一体連携がカギとか。ま、なことは別にソニーに限った話でもないっすけど手薄なのは確かか。CLIEでやってきたことを生かして、がんばってもらいたいものです…>次世代PSP2までの長期戦略が見えるSCEの「PSP go」

郷ひろみが11月1日にGoと叫んでいる可能性は確かに否定できないなあ…>「PSP go」のgoってどんな意味?

そういえば、現行PSPの最新ファームが公開されたようです。動作安定性の改善のみで具体的な内容は不明。最近はこんなのが多いですね…>SCE、PSPの動作安定性を改善するファーム「5.51」を公開

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現行のPSP専用周辺機器が専用アタッチメントでPSP goでも使えるようになる

今わかる、PSP goのすべて

iPhone新製品で盛り上がっているようですが、忘れちゃいけない「PSP go」。All About、プレステチャンネルガイドの加藤健介さんが現状で分かっているPSP goについて詳細に解説してれてます。とりあえず、これ読んでおけば現段階のPSP go情報については完璧なんじゃないでしょうか。一部の内容はちゃんとSCE広報への確認もとっていらっしゃいます。

アプリ追加については「検討していますが、現時点でご案内しておりません」とのこと。ま、絶対に何か仕掛けてくるでしょうね。大いに期待したいです。既存の専用周辺機器への対応は、「ワンセグチューナー、GPS レシーバー、カメラについては、PSP go でも使用できるようになる専用アタッチメントの導入を検討しております」とのことでホッと一安心。まあ、アタッチメントで見た目がどうなるかまではわからんのですけど…。

こっちはE3のSCEブースで展示された「PSP go」の実機レポ。ボタンのストロークやアナログスティックの使用感程度であっさり目>ゲーム機というよりは、ガジェットの趣 SCE新型ゲーム機「PSP go」を現地で触ってきた

ネットに特化したPSP go投入で数値も変わるのでしょうか…>テレビ・ゲームの時間が減少し、モバイルのネット利用の時間が増加――ネットエイジア調べ

【追記】大河原さんのコラムも素晴らしくタイムリー>ゲーム白書2009に見る、ゲーム機市場の大転換期 ~急増するゲームコンテンツのダウンロード

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PSPの楽しさを大画面に広げる手のひらプロジェクター「minipro PSP エディション」

microSD・SD カードやBluetoothスピーカーなどを展開するアビリティークリエイトがPSPユーザー向けのコンパクトプロジェクター「minipro」の限定セット『minipro PSP エディション』を同社楽天市場店限定で6/27に発売します。

minipro

miniproはLCOSを採用した手のひらサイズのプロジェクター。ボディにアルミ素材を採用し、高級感と排熱性を両立させつつダウンサイジング。レンズの反対面にボタンや入力端子を一切配置せず、レンズを上に向けて天井をスクリーンにできる設計。変換用の3極AVケーブルが付属しており、一般的なコンポジットケーブルの出力に対応する機器を手軽に接続できます。POPな5色(ブラック、シルバー、ブルー、ピンク、グリーン)展開で税込19,800円という低価格も大きな魅力。

この製品、基本パッケージについてはすでに正式発表されており、同社楽天市場店などで、5/30から先行予約販売が開始されていますが、予約特典として「iPod/iPhone用ケーブル」が付くことから、基本的にはiPodやiPhoneユーザーをターゲットにしたiPodエディション的な商品になっていることがわかります。>コンパクトプロジェクタ-Web先行予約販売を開始PDF

【参考】アビリティ、直販19,800円の小型LCOSプロジェクタ -5色のカラバリ。予約特典で三脚とiPod用ケーブルを同梱(AV Watch)

自分はアビリティークリエイトさんがBluetoothスピーカーの取り扱いを開始した頃から同社の製品担当さんと交流があって、当然このプレスリリースもいただいていたのですが、製品紹介にPSPのことが書いてあるんだから、PSP専用ケーブルが付属するパッケージがあったって良いんじゃないですかと提案してみたところ、なんとその意見が通ってしまったという…。

minipro_pspてことで、『minipro PSP エディション』は、購入後すぐにminipro にPSP(PSP-2000/PSP-3000)を接続してゲームやUMDソフト、ワンセグテレビの映像などを楽しむことができるようにSCE製純正AV ケーブル(PSP-S150・希望小売価格:税込2,200円)を同梱したパッケージということになります。(注:右画像に写っているPSPとPSP専用スタンドは当然の如く別売りです。また、製品版は3極の変換ケーブルの色がブラックになるそうです)

PSP on TVに興味のある人って、D端子ケーブル(PSP-S170)やコンポーネントAVケーブル(PSP-S180)は持ってても、ノーマルのAVケーブルは持ってないんじゃないかと。かくいう自分も低画質の割に値段の高いノーマルケーブルなんて必要ないと思ってた口なんですが、今回の話があったので中古で買ってみたんです。

改めて感じたのはその使いやすさ。DとかコンポーネントAVは他の機器で端子がふさがってしまうことが多いけど、お馴染みの黄色いコンポジット端子故、逆に空きが多いという現状。さらに前面や側面に端子があるケールが多く繋ぎやすい。なにより、古いテレビでも大抵は繋がるという安心感がうれしい。

なので、すでに高画質ケーブルを使ってる人でも持ってて損は無いと思います。わざわざ買うまでも無いけど、おまけで付くならいいんじゃねってことで。ちなみにバルク品じゃなくて正規の製品版だそうです。それと、PSP-S150ではPSP-2000はゲーム画面の出力できませんのでその点はご注意、ご留意のほどを。

sp_blue01モノ自体は6/27発売ですが本日から先行予約販売が始まります。POPな5色(ブラック、シルバー、ブルー、ピンク、グリーン)展開ですが、各色50台というiPodケーブル付きよりかは圧倒的に数は少ないそうです。ま、そりゃそうでしょうね。こんな弱小サイトとのコラボっすから。

てことで、多少なりとも興味がわいた方は以下に記載するアビリティークリエイト楽天市場店の特設ページにアクセスしてみてください。なお、当サイトの読者限定ということでアクセスにはユーザー名とパスワードが必要になります。少々手間ですがなにとぞご了承ください。

【minipro ソニ☆モバ PSP エディション】
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-bk-sp/ (本体カラー:ブラック)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-sl-sp/ (同:シルバー)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-bl-sp/ (同:ブルー)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-pk-sp/ (同:ピンク)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-gr-sp/ (同:グリーン)
(ユーザー名:ability パスワード:sonymobile

ちなみに、minipro本体はブルーカラーのサンプルをお借りして、色々と検証中です。ホントにプロジェクターっていうぐらい小さくてかわいいです。自分は技術的なことが苦手なので、本体の性能について言及できる知識を持ち合わせていませんが、このサイズの割にはがんばっているんじゃないかと思います。使用環境や使うスクリーン(的なモノ)に左右される製品ですし、ACアダプター必須という点でモバイル性能が必ずしも高いとは言えないのですが、なんというか、見てくれがかわいいので使わなくとも手元に置いておきたい気持ちになるのが不思議。見た目もどこか攻殻機動隊のアレっぽい感じ…。

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てことで、発売までもう少し日があるので、手元にあるサンプル機がベースになりますが、レビュー的なエントリーを何回かに分けてお届けしたいと思います。

【追記】AV Watchでも取り上げられました。ありがとうございまーす!>アビリティ、小型プロジェクタとPSP用AVケーブルのセット -「minipro PSP エディション」をソニ☆モバ経由で販売

意外に頑丈なPSP go~同機ならではの新提案発表は秋頃?

SCEAブースレポート PSP goを触ってみた! 注目は「Uncharted 2」のマルチプレイモードと「Ratchet and Clank」
グランツーリスモシリーズプロデューサー、山内一典氏インタビュー「グランツーリスモ for PSP」プレビュー 「GT PSP」はこうなった! 「GT5」はこうなる!
ソニーの新型携帯ゲーム機「PSP go」–さっそく実機レポート

新作タイトル情報の中にあるPSP goの実機体験レポが見逃せません。筐体は頑丈で多少乱暴に扱ってもたえられそうに感じられる、スライドはスムーズでキーレスポンスも良い、画面が小さくてもゲーム内容が損なわれることはない、せり出すモニターがゲームの没入感がアップする、などなど、ファーストインプレ的には非常に高評価っぽいです。グランツーリズモPSP版の操作系チューニングに際してもPSP goへの配慮を行なっているとか。ちなみに、PSN経由で配信されている『SCEアメリカ発表会速報』という動画でもPSP goが紹介されてまーす。

まだ大事なパーツが欠けている「PSP Go」 E3を読む(1)

ゲームジャーナリスト新清士さんのコラムにもついにPSP go登場。E3で発表された内容からは、この端末ならではの提案が感じられないとのことで、東京ゲームショウ開催が近づく秋頃には、別の発表があるのではないだろうかとの読み。同機は、「ソニーグループが全体としてどのような「デジタルライフスタイル」を提案するかを測る試金石にもなる」とのこと。本田さんのコラムも合わせて読んでおきましょう>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度

PSP goの正式発表で知りたいあんなことやこんなこと

E3 2009特別編 SCE 平井一夫CEO インタビュー~「PSP go 誕生」の狙いと「値下げなきPS3」の勝算~
「PSP go」の疑問 UMDは、販売店は、ソフト開発はどうなる

PSP goの正式発表で気になっていたことが山ほどありましたが、上のインタビュー記事などでSCEのPSPビジネスのこれからみたいなことがそこそこクリアになりました。その辺のことをまとめて箇条書きにて。

【ハード】
・ダウンロード専用デバイスを初めて提案するのに、ちょうどいい時期
・開発の狙いはあくまで、もっと軽いデバイスが欲しいとか、もっといろんな選択肢を与えましょうよとか、ある意味プラスα
・現行のPSPと構成が同じなのは基本的にはプラットフォームの「一貫性」と「持続性」のため
・既存の操作性・アーキテクチャの中で、ドライブを省くことにより可能になる小型化・軽量化。これまで大きいと思っていた人にもPSPの世界を楽しんでもらおうということ。そこを喜んでいただける人はたくさんいるのではないか
・Bluetoothの用途はヘッドセットや携帯電話を通じてネットにつなぐなどを想定
・PSP-3000は「併売」。きちんと商品をお店に並べる、という意味での「併売」

【ソフト】
・基本的に大型タイトルに関してはUMDディスクとネットは併売。急に「ディスクがなくなってしまう」という話は、それが来年だろうと再来年だろうとあり得ない、まったくない
・容量が小さいものはネット専売もありえる(現在もすでにそう)
・PSP goに対して配信するものは当然PSPでも楽しめる
・既PSPユーザーのライブラリ資産(のPSP goでの活用)についてはいろいろな方策で前向きに検討したい

【その他】
・開発キットを値下げし、デベロッパーの敷居を下げる施策を採る
・(日本のPSNのビデオ配信の)現状がアニメ中心なのは事実。各マーケットのインストールベースやユーザーのデモグラフィックス(人口分布、特性動向)を見て考えていく
・(マーケットを盛り上げるためには)コンテンツとサービスの充実とそれをいかに周知するかということが大切
・(プラットフォーム全体について)あくまで「ゲームが楽しい」ということがアピールできた上で、「いろんなことができるデバイス」ということをアピールしていかなくてはいけない

色んな議論があるようだけど、「PSP go」はこの際ゲームショップに足を運ばないような大人向けのPSPってことでもういいんじゃなかろうかと。ゲームはしないけど、AVコンテンツは楽しみたい人だって山のようにいるわけだし。ハードもソフトも併売だって言ってるんだし、単に選択肢が広がったってことじゃだめなんだろうか。

ちなみに俺は買うぞー。かつてのCLIEのような発展性を信じて(無理かもしれないけど…)。俺はゲームも好きなのでもちろん所有しているUMDタイトルはすべからくPSP goでもプレイできるようになって欲しいと思う。PS3やPCを介して個体認証できればできるよね、きっと。そのための「Media Go」なんだよね。なんだかんだでモンハンをPSP goでプレイしてみたい。

ところで、ロケフリプレイヤーはバンドルされるの?ワンセグチューナーやらカメラやらGPSモジュールやらはそのまま使えるの?てなことで、まだまだ疑問は絶えない…。

【追記】当エントリー執筆中にPC Watchに本田雅一さんのPSP go絡みのコラムが掲載されていた模様。ソニーのお家事情に踏み込んだ内容で大変興味深いっす。Androidベースのウォークマン開発の話も出てきます>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度

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