PSP®「プレイステーション・ポータブル」向け コミックコンテンツ配信をPlayStation®Storeにて年内に開始(SCE)
ソニーがPSPを利用した電子書籍事業に布石,2009年内にコミック・コンテンツ配信を開始
PSP向けの電子コミック配信サービスが年内にスタート予定とか。同機の高精細画面と操作性を生かし、デジタルコミックの新しい楽しみ方を幅広いユーザーに提供するとか。現行のPSP(PSP-1000/2000/3000)と11月1日発売の「PSP go」(PSP-N1000)に対応(PS3は非対応)。電子コミック制作ツールなどは、セルシスとボイジャーが提供。
セルシスとボイジャー、Android端末向けに電子書籍ビューアを開発
そのセルシスとボイジャーがGoogleの携帯電話用OS「Android」向けに総合電子書籍ビューアを開発したと発表。ドコモが7/10に発売するAndroidケータイ「HT-03A」で利用可能とか。
iPhoneに雑誌を有料配信 電通などスタート、年内に30社50誌
一方では、電通が電子化した雑誌コンテンツを携帯電話などに配信する「MAGASTORE」を今夏に開始すると発表。まずはiPhoneアプリとしてスタートし、一般の携帯電話やPC、ゲーム機などに拡大予定。すでに約20社・約30誌の参加が決まっており、年内には約30社・50誌以上に拡大する見込みとか。
また一方では、任天堂と日経が手を組み、DSで経済を学べるソフトを共同開発。読者開拓の一環ということで、電子書籍とはちと違いますが、日経の携帯ゲーム機へのコミットには注目したいです。
思い出してみたら、Palm/CLIEの世界では2000年代初頭の時点でコミックを含む電子書籍コンテンツを楽しむことが当たり前だったんですよね…。時代がようやく追いついたという気もしないでもない今日この頃。
ちなみに、PCや携帯電話を利用したネットワーク流通は前年比11.5%増の9,772億円と1兆円近い規模に成長しているそうです。有料コンテンツ利用者一人当たりの平均利用金額(1ヶ月)は1,531円とか>ネット経由のコンテンツ利用が1兆円規模に - 総務省が2007年コンテンツ市場結果を発表
個人的には単純に買うか買わないかですね。ゲームには全く興味が無く、マルチなポータブルコンテンツビューワーとしてPSPを使う人も多いはず。16GBメモリー内蔵で26,800円って高いかなあ。ちなみに本日現在でサンディスクの16GBメモステが約8,000円です。てことで、製品ビジョンは普通に「大人のPSP」でいいんじゃないですか。PSP2はゲームオリエンテッドで行けばいいじゃないですか。またバリエーションでPSP2 goを出してくれれば良いだけの話…ってそんな単純な話じゃないことは重々承知の助。
本プログラムにもとづき契約を締結したメーカーは、SCEが提供する仕様をもとに、様々な専用周辺機器及びアクセサリーの開発・製造が可能になり、製品のパッケージ等にSCEの定める基準を満たす正式なライセンス商品であることを示す「オフィシャルライセンスドプロダクトロゴ」を使用できるというもの。