「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

PSPの楽しさを大画面に広げる手のひらプロジェクター「minipro PSP エディション」

microSD・SD カードやBluetoothスピーカーなどを展開するアビリティークリエイトがPSPユーザー向けのコンパクトプロジェクター「minipro」の限定セット『minipro PSP エディション』を同社楽天市場店限定で6/27に発売します。

minipro

miniproはLCOSを採用した手のひらサイズのプロジェクター。ボディにアルミ素材を採用し、高級感と排熱性を両立させつつダウンサイジング。レンズの反対面にボタンや入力端子を一切配置せず、レンズを上に向けて天井をスクリーンにできる設計。変換用の3極AVケーブルが付属しており、一般的なコンポジットケーブルの出力に対応する機器を手軽に接続できます。POPな5色(ブラック、シルバー、ブルー、ピンク、グリーン)展開で税込19,800円という低価格も大きな魅力。

この製品、基本パッケージについてはすでに正式発表されており、同社楽天市場店などで、5/30から先行予約販売が開始されていますが、予約特典として「iPod/iPhone用ケーブル」が付くことから、基本的にはiPodやiPhoneユーザーをターゲットにしたiPodエディション的な商品になっていることがわかります。>コンパクトプロジェクタ-Web先行予約販売を開始PDF

【参考】アビリティ、直販19,800円の小型LCOSプロジェクタ -5色のカラバリ。予約特典で三脚とiPod用ケーブルを同梱(AV Watch)

自分はアビリティークリエイトさんがBluetoothスピーカーの取り扱いを開始した頃から同社の製品担当さんと交流があって、当然このプレスリリースもいただいていたのですが、製品紹介にPSPのことが書いてあるんだから、PSP専用ケーブルが付属するパッケージがあったって良いんじゃないですかと提案してみたところ、なんとその意見が通ってしまったという…。

minipro_pspてことで、『minipro PSP エディション』は、購入後すぐにminipro にPSP(PSP-2000/PSP-3000)を接続してゲームやUMDソフト、ワンセグテレビの映像などを楽しむことができるようにSCE製純正AV ケーブル(PSP-S150・希望小売価格:税込2,200円)を同梱したパッケージということになります。(注:右画像に写っているPSPとPSP専用スタンドは当然の如く別売りです。また、製品版は3極の変換ケーブルの色がブラックになるそうです)

PSP on TVに興味のある人って、D端子ケーブル(PSP-S170)やコンポーネントAVケーブル(PSP-S180)は持ってても、ノーマルのAVケーブルは持ってないんじゃないかと。かくいう自分も低画質の割に値段の高いノーマルケーブルなんて必要ないと思ってた口なんですが、今回の話があったので中古で買ってみたんです。

改めて感じたのはその使いやすさ。DとかコンポーネントAVは他の機器で端子がふさがってしまうことが多いけど、お馴染みの黄色いコンポジット端子故、逆に空きが多いという現状。さらに前面や側面に端子があるケールが多く繋ぎやすい。なにより、古いテレビでも大抵は繋がるという安心感がうれしい。

なので、すでに高画質ケーブルを使ってる人でも持ってて損は無いと思います。わざわざ買うまでも無いけど、おまけで付くならいいんじゃねってことで。ちなみにバルク品じゃなくて正規の製品版だそうです。それと、PSP-S150ではPSP-2000はゲーム画面の出力できませんのでその点はご注意、ご留意のほどを。

sp_blue01モノ自体は6/27発売ですが本日から先行予約販売が始まります。POPな5色(ブラック、シルバー、ブルー、ピンク、グリーン)展開ですが、各色50台というiPodケーブル付きよりかは圧倒的に数は少ないそうです。ま、そりゃそうでしょうね。こんな弱小サイトとのコラボっすから。

てことで、多少なりとも興味がわいた方は以下に記載するアビリティークリエイト楽天市場店の特設ページにアクセスしてみてください。なお、当サイトの読者限定ということでアクセスにはユーザー名とパスワードが必要になります。少々手間ですがなにとぞご了承ください。

【minipro ソニ☆モバ PSP エディション】
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-bk-sp/ (本体カラー:ブラック)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-sl-sp/ (同:シルバー)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-bl-sp/ (同:ブルー)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-pk-sp/ (同:ピンク)
http://item.rakuten.co.jp/ability/dep-100-gr-sp/ (同:グリーン)
(ユーザー名:ability パスワード:sonymobile

ちなみに、minipro本体はブルーカラーのサンプルをお借りして、色々と検証中です。ホントにプロジェクターっていうぐらい小さくてかわいいです。自分は技術的なことが苦手なので、本体の性能について言及できる知識を持ち合わせていませんが、このサイズの割にはがんばっているんじゃないかと思います。使用環境や使うスクリーン(的なモノ)に左右される製品ですし、ACアダプター必須という点でモバイル性能が必ずしも高いとは言えないのですが、なんというか、見てくれがかわいいので使わなくとも手元に置いておきたい気持ちになるのが不思議。見た目もどこか攻殻機動隊のアレっぽい感じ…。

minipro_2

てことで、発売までもう少し日があるので、手元にあるサンプル機がベースになりますが、レビュー的なエントリーを何回かに分けてお届けしたいと思います。

【追記】AV Watchでも取り上げられました。ありがとうございまーす!>アビリティ、小型プロジェクタとPSP用AVケーブルのセット -「minipro PSP エディション」をソニ☆モバ経由で販売

意外に頑丈なPSP go~同機ならではの新提案発表は秋頃?

SCEAブースレポート PSP goを触ってみた! 注目は「Uncharted 2」のマルチプレイモードと「Ratchet and Clank」
グランツーリスモシリーズプロデューサー、山内一典氏インタビュー「グランツーリスモ for PSP」プレビュー 「GT PSP」はこうなった! 「GT5」はこうなる!
ソニーの新型携帯ゲーム機「PSP go」–さっそく実機レポート

新作タイトル情報の中にあるPSP goの実機体験レポが見逃せません。筐体は頑丈で多少乱暴に扱ってもたえられそうに感じられる、スライドはスムーズでキーレスポンスも良い、画面が小さくてもゲーム内容が損なわれることはない、せり出すモニターがゲームの没入感がアップする、などなど、ファーストインプレ的には非常に高評価っぽいです。グランツーリズモPSP版の操作系チューニングに際してもPSP goへの配慮を行なっているとか。ちなみに、PSN経由で配信されている『SCEアメリカ発表会速報』という動画でもPSP goが紹介されてまーす。

まだ大事なパーツが欠けている「PSP Go」 E3を読む(1)

ゲームジャーナリスト新清士さんのコラムにもついにPSP go登場。E3で発表された内容からは、この端末ならではの提案が感じられないとのことで、東京ゲームショウ開催が近づく秋頃には、別の発表があるのではないだろうかとの読み。同機は、「ソニーグループが全体としてどのような「デジタルライフスタイル」を提案するかを測る試金石にもなる」とのこと。本田さんのコラムも合わせて読んでおきましょう>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度

PSP goの正式発表で知りたいあんなことやこんなこと

E3 2009特別編 SCE 平井一夫CEO インタビュー~「PSP go 誕生」の狙いと「値下げなきPS3」の勝算~
「PSP go」の疑問 UMDは、販売店は、ソフト開発はどうなる

PSP goの正式発表で気になっていたことが山ほどありましたが、上のインタビュー記事などでSCEのPSPビジネスのこれからみたいなことがそこそこクリアになりました。その辺のことをまとめて箇条書きにて。

【ハード】
・ダウンロード専用デバイスを初めて提案するのに、ちょうどいい時期
・開発の狙いはあくまで、もっと軽いデバイスが欲しいとか、もっといろんな選択肢を与えましょうよとか、ある意味プラスα
・現行のPSPと構成が同じなのは基本的にはプラットフォームの「一貫性」と「持続性」のため
・既存の操作性・アーキテクチャの中で、ドライブを省くことにより可能になる小型化・軽量化。これまで大きいと思っていた人にもPSPの世界を楽しんでもらおうということ。そこを喜んでいただける人はたくさんいるのではないか
・Bluetoothの用途はヘッドセットや携帯電話を通じてネットにつなぐなどを想定
・PSP-3000は「併売」。きちんと商品をお店に並べる、という意味での「併売」

【ソフト】
・基本的に大型タイトルに関してはUMDディスクとネットは併売。急に「ディスクがなくなってしまう」という話は、それが来年だろうと再来年だろうとあり得ない、まったくない
・容量が小さいものはネット専売もありえる(現在もすでにそう)
・PSP goに対して配信するものは当然PSPでも楽しめる
・既PSPユーザーのライブラリ資産(のPSP goでの活用)についてはいろいろな方策で前向きに検討したい

【その他】
・開発キットを値下げし、デベロッパーの敷居を下げる施策を採る
・(日本のPSNのビデオ配信の)現状がアニメ中心なのは事実。各マーケットのインストールベースやユーザーのデモグラフィックス(人口分布、特性動向)を見て考えていく
・(マーケットを盛り上げるためには)コンテンツとサービスの充実とそれをいかに周知するかということが大切
・(プラットフォーム全体について)あくまで「ゲームが楽しい」ということがアピールできた上で、「いろんなことができるデバイス」ということをアピールしていかなくてはいけない

色んな議論があるようだけど、「PSP go」はこの際ゲームショップに足を運ばないような大人向けのPSPってことでもういいんじゃなかろうかと。ゲームはしないけど、AVコンテンツは楽しみたい人だって山のようにいるわけだし。ハードもソフトも併売だって言ってるんだし、単に選択肢が広がったってことじゃだめなんだろうか。

ちなみに俺は買うぞー。かつてのCLIEのような発展性を信じて(無理かもしれないけど…)。俺はゲームも好きなのでもちろん所有しているUMDタイトルはすべからくPSP goでもプレイできるようになって欲しいと思う。PS3やPCを介して個体認証できればできるよね、きっと。そのための「Media Go」なんだよね。なんだかんだでモンハンをPSP goでプレイしてみたい。

ところで、ロケフリプレイヤーはバンドルされるの?ワンセグチューナーやらカメラやらGPSモジュールやらはそのまま使えるの?てなことで、まだまだ疑問は絶えない…。

【追記】当エントリー執筆中にPC Watchに本田雅一さんのPSP go絡みのコラムが掲載されていた模様。ソニーのお家事情に踏み込んだ内容で大変興味深いっす。Androidベースのウォークマン開発の話も出てきます>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度

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PSP goで使えるメモステマイクロAPシリーズが11/1に発売

“メモリースティックマイクロ”(“M2”)APシリーズのご案内(ソニー製品情報)

m2a8PSP goの発売にあわせて、同機が採用したメモリースティックマイクロ(M2)APシリーズが11/1に国内で発売されるようです。容量違いの2モデルで「MS-A8GDP」が8GB、「MS-A4GDP」が4GB。いずれもM2デュオサイズアダプタ付き。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8GB版が7,000円前後、4GB版が4,000円前後の見込みとか。

欧米ではともかく、日本ではソニー製品への採用がほとんどないため、流通しているのかどうかすらよくわからなかったM2。サイバーショットが真っ先に採用するかと思いきや、スルーされちゃってましたからね。果たしてPSP goが日本でのM2普及と認知度アップの足がかりになるのか。

…っ、てんなことより8GBで7千円は高いだろ。発売する頃に半値程度になってることを望みます。ちなみに、ソニエリW52S、SO903iでは使用不可とか。

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PSPは次のステップへ、UMDレスで小型化した「PSP go」~日本では26,800円で11/1発売

PlayStation.com – PlayStation®Portable(SCEA)
E3 ‘09: PSP go Leads a Huge Wave of PSN Content – PlayStation.Blog
新しいデジタルライフスタイルを提案するPSP®「プレイステーション・ポータブル」go PSP®の新ラインアップとして、日米欧アジアにて2009年秋発売(SCEJ・PDF)

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SCE、UMDを省き小型化した「PSP Go」を発表-日本では11月1日発売、26,800円
SCEJ、PSPの新機種「PSP go」発売決定! UMDの代わりに16GBメモリを搭載し、小型・軽量化を実現

SCEは、米国で開催中のE3で、開催直前から噂になっていた「PSP go」を、“PSPは次のステップへ”とのメッセージとともに正式発表。北米と欧州では10/1発売予定で、価格は北米が249.99ドル、欧州では249.99ユーロ。日本では11/1に26,800円で発売予定とか。従来モデル(PSP-3000)に取って代わるものではなく、あくまでも顧客の選択肢を広げるプロダクツとのこと。以下、主な特長。

  • UMDドライブを省き、16GB内蔵メモリを搭載
  • 液晶ディスプレイは3.8型(従来機4.3型)で解像度は480×272ドット
  • 外形寸法は69×128×16.5mm。重量は158gで初代PSPとより50%小さく40%軽い
  • メモリースティックマイクロ(M2)スロット
  • IEEE 802.11b(無線LAN)に加え、Bluetoothにも対応
  • AV出力、USB兼用のマルチ端子、ヘッドフォン、マイク、ステレオスピーカー搭載
  • 電源は内蔵リチウムイオンバッテリ
  • PSNetworkも強化(北米では1,900本の映画と9,400のテレビなどをラインナップ)
  • パソコン連携用のアプリ「Media GO!」も無料提供(曲の雰囲気を解析してレコメンドするプレイリスト機能搭載)

この他、Gran Turismo、LittleBigPlanet、Resident Evil、Metal Gear Solid: Peace Walkeなど、対応ゲームソフトのリリースについてもアナウンスされたようです。

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デザインが不評みたいですが、個人的には持ち運びやすさ最優先なので気にならないかなあ。つーか、遅いよ出すのが…。

【追記】Game Watchの詳報では、独自の時計アプリ、ゲームを一時的に中断した状態でもXMB上での各種操作が行なえるといった独自機能、専用ビデオ出力ケーブルを使うとPS3のワイコンで遠隔操作ができることなどが判明。

これから軽めのオリジナルアプリが増えるのか?もしかして、PSP goってかつてのmylo開発者たちが関係している、もしくは、していくのかな。OSもベースはLinuxだし…。てなこと書いてたらこんなリリースが出てました。だからやることが遅いんだってば…>PSP®「プレイステーション・ポータブル」向けタイトルの開発を強力に支援~廉価な開発環境の実現、ダウンロード専用小容量ソフトウェアタイトルの拡充を推進~(SCEJ)

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PSP goの噂は真実~E3のプレスカンファレンスにて正式発表

PSPの新モデル「PSP Go」、発表前に動画が流出
新型PSPに期待高まる ネットはうわさで持ちきり
E3間もなく開幕 目玉は新PSPとXbox 360の新コントローラか

psp-go-1どうやらE3での「PSP go」発表の噂は真実みたいです。動画インタビューに出演するSCEA関係者の発言から、16GBのオンボードメモリー、Bluetooth搭載は確実。ダウンロードゲームへの注力発言からUMDレスも確実っぽい。PS3のコンテンツを持って移動できるとのことでリモートプレイ対応も確実。価格や発売日、タッチスクリーン搭載かどうかについては不明。なお、PSP goがPSP 3000に取って代わることはなく、両方のモデルを販売していくようです。

失敗に終わったmyloのようなスライド式の本体、ってあっちの人はズバっと言いますな。PSP goって、次世代PSPというより、自分が昔から出せ出せ言ってた大人のPSP的な位置づけに近いのかな。タッチパネル対応なら、CLIEで言うところのクローズスタイルで、ゲーム以外のソフトウェアも動かせそうだけど、どうなるんだろう…。ま、米国時間の6月2日午前11時には全てが明らかになるのでしょう。楽しみです。

ちなみに、このボタン配置だとモンハンのプレイはきつそうですね…。ってダウンロード提供されなきゃ、プレイすることすらできないんだけど…。

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