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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

新ウォークマン&ネットジュークを見てきました

昨日、ショッピング&α特訓をかねて、久しぶりにお台場に足を運んできました。真っ先に向かったのがメディアージュのソニスタ。もちろん、お目当ては新ウォークマンとネットジューク。4Fは中央のカウンターにウォークマン関連製品、3Fへのスロープ近くにネットジューク2機種、そして3Fの入口から入って左の壁面に沿ってウォークマンとその周辺機器、ネットジュークのソリューション展示が行われていました。なお、ネットジュークのHDD250GBモデルは3Fにのみ展示してありました。

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まずは4FのカウンターでNW-S700シリーズiconの実機体験。かつての香水瓶とボタンの配置が異なりますが、内容さえ把握できればとまどうことはありませんでした。HOME/DISPボタンは側面にあるんですね。片手で持ったときに手のひらに自然にフィットする感触は他メーカーの製品ではなかなか味わえないかも。デザインありきで作られているだけありますね。音質はクリアオーディオテクノロジーの威力か、全体的にとてもきらびやかな印象。とはいっても、ほんの数分触っていただけですので、総合的な評価をするのはさすがに難しいです。指紋が付くのが少々気になりましたが、ハードとしてはひとつの完成形であることは間違いないです。

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これがノイキャン機能実装のために新たに開発されたマイク内蔵ヘッドホン。自分自身がノイキャンヘッドホンを今まで使ったことがないので評価も何もできませんが、ショールームという環境も手伝って効果については良く実感できました。ある程度の喧噪の中で試しているため、ノイキャンによる音質への影響を確認することは難しかったです。ある意味矛盾する点もある原音忠実再生とノイキャンですが、外に持ち出して使う以上、様々な環境に左右されちゃいますからね。多少音質に影響があっても音楽(リスニング)に集中したいという場面もありますもんね。臨機応変に使い分ければ良いだけのことってことで、余計なツッコミはやめます。

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また、アクセサリーの新製品もショーケース内に展示されていました。専用クリアケースやクリップ、本革キャリングケース、PORTERの限定ケースに混じって、Bluetooth対応のオーディオトランスミッターも展示してありました。試させてもらう時間はありませんでしたので一切の評価はできませんが、なにより見た目が気になります。できれば内蔵して欲しかった…。(PORTERといえば、お台場DECKSにあるKURA CHIKAで久々にバッグを買っちゃいました。めずらしく一目惚れ。近々つぶやきで紹介しま~す)

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続いてネットジュークicon。旧機種ユーザーじゃないとよくわからないかもしれませんが、かなり手を入れてきました。ハード、ソフト(OS)ともに確実に進化しています。というか、ここからやっとスタートかなという感じ。時間がなかったので全部の機能は試せませんでしたが、ソフトの新機能についてはできるところまででも良いから旧機種ユーザー向けに是非アップデートプログラムを提供して欲しいです。

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こちらは3Fにあったウォークマンのアクセサリーで、上がクレードルオーディオ、下がクレードルスピーカー。前者はS-Masterデジタルアンプ搭載で見た目の割に迫力のある音を奏でておりました。ちなみに、重低音再生はウーファー内蔵のACアダプターが担当。このアダプターのサイズがまた迫力ですが、使う場所によっては目立たなくできるのでこれはこれでアリなんでしょうね。後者はクレードルのトップにもボタンがありウォークマンに触れることなく操作が可能なようでした。

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全体的には、新ウォークマンもネットジュークもハードとしての完成度は高く、素直に物欲を刺激してくれました。メモリータイプのフラッグシップモデルということで、サービス面まで含めたソニーの音楽プレイヤー戦略をトータルに見て評価すると物足りなく感じる部分もありますが、それはソニー自信が一番よーくわかっているはず。高音質化の次にやらなければいけないことは何か。答えが出るのはもう少し先になるのかもしれません。ちなみに、買うかどうかはちょっと別問題。S2買っちゃったし、他にも色々と欲しいものがあるし、ということで優先順位だけの問題っす。

ところで、新ウォークマンについて、やまけいさんとkAbajyUさんからお便りをいただきましたのでご紹介。

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アマゾン、PS3の予約受注を10/16にスタート

アマゾンがPS3の予約受付を10/16(月)午後7時以降に開始するそうです。しかしながら、価格は現段階で未定。注文数が確保できる商品数を上回った場合は、注文のキャンセルをする場合があるとのこと。

なお、この情報は同機60GBモデルの「予約お知らせ」を登録した人向けにメールで案内していたものですので、製品情報へのリンクは控えさせていただきます。当サイトの過去のエントリーでもアマゾンのPS3製品ページへリンクを貼っていましたが、現在は無効になってしまっています。

どれだけの競争率になるのか予想も付きませんが、予約お知らせメールが届いた人は月曜の夜は準備万端で望みましょうね。さあ、自分も頑張るぞ。ちなみに、PS.comの動きは本日現在何もありません。

ハードの完成度は高いがサービス面の付加価値向上が課題の新ウォークマン

「史上最高音質」を目指した新ウォークマン ノイズキャンセルの完成度はソニー史上最高? ソニー 「NW-S700F(NW-S703F)」

AV Watch、週刊 デバイス・バイキングにも新ウォークマン「NWS700シリーズicon」が取り上げられました。個人的なチェックポイントを以下に箇条書き。

iconicon・延長ケーブルも5極プラグ対応が必要となるため、汎用品の使い回しはできない
・JacketSeachでは選択されている(カーソルがある)アルバムの最初の曲が試聴再生される。曲の頭が再生されるわけではなく、サビぽいところが再生される
・付属イヤフォン「MDR-NC022」は、ユニットからの音漏れはほとんど無く、一般的なカナル型イヤフォンに近い遮蔽性を実現できている。遮蔽性が高いため、ボリュームをさほど上げなくてもきちんと聞こえるのも大きなメリット
・クリアステレオをONにしても、あまり印象は変わらない。元々チャンネルセパレーションは良好なので、際だった効果は感じられないが、NC ONの時の方が効果は現れるように感じた
・再生している限りはNC効果がONになるので、リピート機能などを利用して飛行機向けの就寝用機器としても活用できそう

総合するとハード的な完成度は高いようですね。ただし、最後の最後にこんな記述が。

やや物足りなさを感じるのはサービスとの連携。特に先日サービス開始した「Napster」の定額制音楽配信サービスや、北米の「iTunes Store」におけるビデオ配信など新たな試みがスタートしているのに比べると、ウォークマンが連携を前提とする「Mora」の現在のアラカルト方式のサービスはあまり魅力的に感じない。サービス面のさらなる付加価値向上にも期待したいところだ

ツッコミどころは同じですね。

それと、WM-Port対応のBluetoothトランスミッタ「WLA-NWB1」についてなんですが、正直微妙なんですよね。送受信機能を内蔵してHDDモデルやネットジュークとのスレーブ接続まで行ってくれればかなり印象も違ったのですが…。あんなアダプタつけてポケットやカバンに突っ込みたくないですってば。

そういえば、iPod nanoのRED Special Editionが発表され早くも本日発売とか。3倍速いわけではなく、同モデルの売上金から1台当たり10ドルをアフリカHIV/エイズ対策として世界基金に寄付するという「(RED)プロジェクト」絡みの製品なんだそうです。アップルの余裕を感じますね…>アップル、iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionを発表

さよならPalmSource、こんにちはACCESS Systems

企業ロゴマークを刷新-米国子会社PalmSourceの社名と企業ロゴマークをACCESSに移行-(ACCESS)

ACCESSは、グローバル展開の拡大に伴い、組織のさらなる進化を表現するため、企業ロゴマークを刷新。完全子会社である米PalmSourceも社名と企業ロゴマークをACCESSに順次移行するとか。なお、米PalmSourceの社名は「ACCESS Systems America」となるようです。

クリエファンなら、Palm OSのエミュレーションを内包するALPの動向には注目したいところですよね。ちなみに、ACCESSのサイトにあるProduct Focusではソニエリのウォークマンケータイに同社のNetFrontモバイルブラウザが採用されていることを大々的にアピールしています。とはいっても日本のウォークマンケータイは別物なので関係ない話なんですが…>Sony EricssonのWalkman(R)携帯電話とACCESSのNetFront Browser

また同社は、その「NetFront Browser」の仕様を開発段階からコンテンツプロバイダーや検索サービス事業者向けに提供するパートナープログラムを開始したそうです。すでに、NTTレゾナント、カカクコム、グーグル、ツタヤオンライン、ニフティ株式会社、paperboy&co.、ヤフーなどが賛同、協力しているとか>コンテンツプロバイダ、検索サービス事業者向けに「NetFront(R) Browser」コンテンツパートナープログラムを開始

Palmといえば、米PalmがTreoの新製品「Treo 680 smartphone」を発表しましたね。通話やメールなどの機能を、より簡単に利用できるように工夫した「誰もが使えるスマートフォン」とか。珍しく4色のカラバリで展開されるようで、2007年6月初頭までに世界で20以上のキャリアが採用する見込みとのことです>新しい「Palm OS」Treoは4色で使いやすさ重視

Treoといえば、ビサビが「Treo 650 Special Colour Edition(輸入版)」を特典満載の大特価で提供しています。スクリーン周辺がブルーになった限定モデルで、交換用バッテリ、2GBのSDカード、純正スタイラス、保護フィルムがセットで64,800円。

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新ウォークマンの実力は?

ノイズキャンセリングで武装した高音質ウォークマン――「NW-S703F」

NCが万人に必要な機能かと問われれば答えは否だが、高音質はAV製品を利用するすべてのユーザーにとってもろ手を挙げて歓迎される要素だろう。ヘッドフォンの交換も可能だが(一般的なヘッドフォンに交換するとNCは利用できなくなる)、まずは出荷時の状態でそのサウンドを確かめてもらいたいと思う。「史上最高音質を目指した」という同社の意気込みは確かに伝わってくるはずだ。

ITmedia +D LifeStyleに早くも新ウォークマン「NW-S703Ficon」(1GBモデル)のレビューが登場。個人的に気になった内容を箇条書きしてみると、

iconicon・既存製品が香水瓶ならば、新製品のボディは「高級な口紅(ルージュ)ケース」
・(有機ELディスプレイの)表示エリアの広さと解像度は既存製品と変わらず、アルバムアートがアイコン程度の役割しか果たしていない
・ジョグシャトルは、2段押し込みに簡略化され、ホールドスイッチは背面に新設
・音質は既存ウォークマンとは別物ともいえるクオリティ。高音から低音までよどみなくスムーズに再生。傾向としては低音の再現性に重点を置いているように感じられるが、味付けの範囲内
・曲間や無音部分のヒスノイズは解消されている
・NCは常時オンではなく、対応ヘッドフォンをセットした状態でメニューからNC機能をオンにする必要があり、楽曲の再生中のみ機能が有効
・NCのオン/オフはメインメニューからアクセスするほかなく、素早く切り替えることは不可能

色々書いてあるけど、背面のごちゃごちゃしたシルク印刷はなんとかならなかったんですかね~。S(スポーツ)シリーズもそうなんですけど…。音質や機能をどうこうする前にここをどうにかして欲しいと思うのは自分だけでしょうか。

ソニー、新ウォークマンでPCレス&PCスタイルを両提案-「アップルにない機器と連動」。次は画像閲覧モデル

iconiconこちらは、新ウォークマンの発表会に関するレポートで、ソニー コーポレート・エグゼクティブ SVP オーディオ事業本部長兼コネクト事業部門長の吉岡浩氏やソニーマーケティングの鹿野取締役執行役員常務のコメントからソニーのオーディオ事業戦略を解説しています。また、次世代の製品についても以下のような説明があったようです。それと、渋谷でのビッグなPR活動についても紹介されています。

画像閲覧を視野に入れた携帯端末機の開発に着手していることを明らかにした。だが、詳細については「年内の発売はない」とするに留まり、具体的な発売時期や仕様、価格などについては言及しなかった。なお、「製品化する場合には、ウォークマンのブランドで展開することになるだろう」

シェア20%に壁、音にこだわった新ウォークマンはソニーの窮状を救えるか?

こちらは、ポータブルオーディオ絡みでは毎度お騒がせしますなBCNランキングの売れ筋速報。新ウォークマンが仮にそこそこの立ち上がりを見せたとしても、シェア拡大に持ち込むにはハードルは高いとして、第2世代のiPod shuffle登場をその要因にあげています。さらに、アップルの「新たな製品の追加投入も噂されている」とかで「こうした状況に立ち向かうには、よほど強烈なインパクトのある製品でなければ難しいだろう」としていました。

以下、もろもろ雑感。

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PS3、実機をじっくりと見ると評価が揺れる

写真で見るプレイステーション 3――その1:本体ってこうなってました

PS2とのサイズ比較にどれだけ意味があるのかわかりませんが、HDD60GBモデルのメモリカードスロット、ディスクトレイ、USBスロット、背面にある端子などの詳細がわかります。

実機のお披露目でさらに評価が揺れるWiiとPS3

こちらは、そういった実機のお披露目で各社のゲームハードの評価が揺れているとするゲームアナリストさんのコラム。

PLAYSTATION3については、不安要素となっていた開発タイトルが意外に多く発表されたこともあり、ユーザーはもちろん、業界内の評価は上がっている。そして、4万9980円という価格設定も悪くないため、今まで言われていた以上にPLAYSTATION3は売れるだろう。しかし、「高級なゲーム機」として経済を動かすのであって、その設計思想のとおりに、「家庭用のスーパーコンピュータ」として歴史を動かすことはなくなってしまった。

ユーザーや時代が久多良木氏の理想に追いつけないというよりも、PS3のパフォーマンスを発揮するにはソニー全体の体制や準備が不足していたのではないかという気もします。出井氏のように、楽観して長い目で見守る余裕を持とうじゃあーりませんか…。