先日のSCE/PS3絡みのエントリーの後半でご紹介したひろさんのお便りですが、その後、PS3とXbox360の電源と騒音についてのご意見をいただきました。(感謝です)
実際にXbox360をもっていない人に言っても理解してもらえないと思いますが、実際のものを見てもらえば、Xbox360の音が半端でないのが実感できますよ。具体的なデータとしてはここで55dbというのがあります。Googleで検索するとXbox360の欠点で騒音というのが、逆にPS3では騒音が小さいとまでいう人もいます。私もPS3の騒音は小さいとは思わないですが、Xbox360と比べるとそれだけかわいいものだということです。後、熱については、トータルではXbox360とPS3はほぼ同じでしょう。私がいいたいのは、PS3は電源が内蔵されていて外に出ているのはケーブルだけなのに対し、Xbox360は、ACアダプタが外付けで巨大なことです。本体の熱の心配だけでなく、ACアダプタの周辺にもスペースが必要なわけです。これはXbox360だけの欠点です。よほどゲーム好きならいざしらず、日本の普通のユーザはそもそもXbox360をリビングにおくきにならないですよ。ちなみにPS3は持っていて実際にみたうえで言っています。
ご意見ありがとうございました。自分はXbox360を持っていないので何も言える立場にありませんが、ライバル機のハード的なダメ出しだけで優位性を語るのは無理があると思いますけどね…。(基本的にはゲーム好きですし、「ブルードラゴン」が面白そうなので買ってみようかなと思っていたのですが、色々と出費が重なってしまったもので…)
で、非常に良いタイミングでBBCさんから以下のようなお便りを頂戴しました。BBCさんといえば、2004年のE3を視察され、クリクラ時代にPSPの速攻レビューをお送りくださった方です。(その節は大変お世話になりました&感謝です!)
XBOX360やPS3の話題がのぼっているようなので、業界人の一意見を少しお耳に。SPAさんもご存知と思いますが、北米市場では既に360が勝利といって良いでしょう。正直PS3が巻き返すと思っている北米業界人は少ないです。理由は明快で、価格が高く、性能で劣るハードは誰も買わないという事です。CELLの性能は良いのかもしれませんが、もはやあのような設計のチップを出した所で、今のゲームグラフィックがPCベースの設計である以上、誰もシェアの無いPS3向けの研究をしたがりませんし、する必要もありません。むしろシェアをとられると厄介な存在であると言えます。何しろ今のゲームはDirectXベースで研究され、実装されていますから、その土俵でPCとXBOX360のマルチ戦略があり、MSもそれを理解した上で戦略を実行しているのです。PC事業を人質に取られ、事業間の戦略もバラバラなSONYが北米で勝つはずもないわけです。1000万台を超え、量産効果で価格も下げる準備が整った360と未だ価格戦略どころか歩留まりに泣くPS3では、勝機は全く見えない状況です。去年のE3から心配されていた事で、唯一の勝機が価格だったのですが・・・残念です。この事を理解していない日本のゲームメーカが多いのが気がかりではあります。
今時のゲーム開発ってDirectXベースが中心なんですか。そういう事情には疎いので大変参考になりますです。「PC事業が人質」というのもうなずけるものがあります。国によって事情は異なるのでしょうが、すでにあちこちで語られているように、グローバルでは欧米を征したものが勝つという流れなんですね。そして、最大の市場である北米では何よりも先に価格が大事であると…。業界ではすでに敗者の烙印を押されてしまっているPS3に勝機は訪れるのでしょうか…。
こういう話を聞くと、日本の市場って特殊なんだなあと感じます。ケータイ同様、ゲームでもどんどん日本離れが加速しているんでしょうね。
【追記】その後も色々とご意見をいただきましたのでまとめてご紹介させていただきます。(皆さん、感謝です!)
続きを読む おまえ(PS3)は、“北米では”すでに死んでいる…【追記あり】 →