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好きならば、ためらわずに買う。欠点もまた楽しい

文庫本サイズの超軽量ノートPC!VAIO type Uは買いか!?

デジタルARENA、日経BPのコラム「仕事にすぐ効く!ITサプリ」でもお馴染みな戸田覚さんによるバイオ「type Uicon」レビュー。

のっけから「マニアの視点はとにかくキビシイ」、「マニアに向けた高価なオモチャ」と、自分のような人間のことを言われているのかと思えるような書き出しで始まりますが、

閉塞感の強い最近のパソコン市場において、こういうチャレンジをするメーカーがあるのは、とても素晴らしいことだ。だからこそ、このモデルを思案するのは非常に難しい

と、ソニーのチャレンジ精神を褒め称えるうまさ。レビュー自体も戸田さん自身が素直に感じたことがそのまま文章となっており好感が持てました。「歴代のtype Uの中では最もカッコ悪いのではないだろうか」など、苦言を呈する場面も多々ありますが結論はコレ。

モバイルツールが好きなら迷うことなし。ローンを組んででも買おう。こんな楽しいオモチャを見逃す手はないからだ

ご本人が自腹で購入するかは未定のようですが、レビューはゼロスピの正式発表前に書かれたみたいなので、現段階ではもしかしたらブラックボディのアイツを手になさっているのかもしれませんね。ちなみに、リカバリの件は高価な純正ドライブでなくともいけるので、さほど気にする必要もないと思います。

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type Uで使いたいBluetooth対応コンパクトキーボード

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写真に写っているのは二つともBluetooth対応コンパクトキーボードです。
両方とも仲良くさせていただいている方のご厚意でお借りしました。
近日中に比較を交えつつレビューをお届けしたいと思います。

#にしても、Think Outsideの製品って作りがしっかりしてますね~
#レビューをお届けする前に、「eXpansys Japan」で速攻注文してしまいましたもの…
#納期は未定だそうですが、モノが良いので気長に待つことにしました~

バイオ「type U」のヒット予報は晴れ

日経ブロードバンドニュース

日経ブロードバンドの「新製品ヒット予報」にバイオ「type Uicon」が取り上げられています。サイトの右にある「新製品ヒット予報」からアクセスできます。一定期間後はアーカイブに移行すると思われますので、見あたらないときはそちらからどうぞ。

iconicon新製品ヒット予報とは、日経産業消費研究所が注目する商品を評価委員の予測を総合的に分析しヒット予報を天気図で示すというもので、天気図は「晴れ」「薄日」「曇り」「小雨」「雨」の5種類あります。

ソニー関係者からはSMOJ/VAIO MK課の岩井氏が登場。type Uの魅力を端的に語っているほか、MSのOrigamiプロジェクトについても言及しており、

2002年の初代バイオUから培ってきた使い勝手や、技術は負けてはいないと思っている。ここのところPC業界に閉塞感がある中で、いつも持ち歩いて使えるパソコンというコンセプトで、新しいニーズを開拓したい

と力強いメッセージを発信しています。リポーターの山本さんの感想は、高価な商品なので、「落としたり、ぶつけたりしないように気を使ってしまいそう」なので「もう少し安ほうが気軽に使えそう」とのこと。日経産業消費研究所の渡辺研究員の評価は以下の通り。

製品力:★★★半☆  販売力:★★★☆☆  商品力指数:128~
研究員から~ 重量は500m?ペットボトル1本分ながら、ノートPCとして魅力的な機能をふんだんに取り入れている。2台目としては価格が高いが、ソニーブランドの強さと相まってPDAに飽き足らない消費者の支持を受けそうだ。

評価が飛び抜けて優れているわけでもなさそうなのですが、天気図では見事「晴れ」との予報です。やったね!

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関連して、type Uが当たるこんなキャンペーンがあるようです。PCゲーム好きな方は応募してみてはいかがでしょうか~>VAIO type Uが当たる! 『リネージュ』でモンスターのネーミングキャンペーンを開催

VAIO type U ガイドブック が間もなく発売

アスキーさん編集によるバイオ type Uのムック「VAIO type U ガイドブック」が7/13に発売されます。

話題の極小PC『VAIO type U』をさまざまな角度から徹底検証。開発者裏話や分解記事、ゼロスピンドルモデル速攻レビュー掲載。type Uの情報入手ならこれで決まり。

とのことで、イントロダクションを含む5章で構成されています。新type U絡みの書籍では最速の出版になるのでしょうか…。価格も税込で1,000円強とリーズナブル。ゼロスピモデルの速攻レビューも掲載されているそうですので、購入を検討中の方にも参考になるのではないでしょうか。

手前みそになりますが、自分、このムックの制作に一部ですが関わらせていただきました。もしも手に取る機会がありましたら、よろしくお願い申し上げます。(Amazonでも予約注文可能です)

VAIO type Uガイドブック(Amazon)
アスキー書籍編集部 編
定価:1,029円 (税込)
発売日:2006/07/13
形態:A4変 (72ページ)
ISBN:4-7561-4772-0

type U ゼロスピ~ワンセグ受信時の発熱は?

type U ゼロスピiconに関してTOMO2さんから以下のような質問のお便りをいただきましたので、またまたインプレがてらお答えしたいと思います。

ゼロスピ入手おめでとうございます。自分は諸事象により早々に撤退を余儀なくされました。で、お聞きしたいのですが、ワンセグ使用時の発熱はいかがなものでしょうか?モバスタでワンセグを1時間程視聴したときの左手はどんな按配でしょう?撤退済みな自分はUSBアナログチューナーをくっつけてみました(アンテナ線がEVAのようです・・・)せめてロケフリが欲しい今日この頃です。

iconicon質問にお答えする前に一言。昨日までのエントリーでも自分が購入したゼロスピのスペックを公表していませんでしたね。Core Solo U1300(1.06GHz)のXP Homeっす。それほどスピードにはこだわっていないので、バッテリの保ちとディスク容量優先で選択しました。(実際にどの程度効果があるのかはわかりませんが…)

前置きはこれぐらいにして、とりあえず試してみました。バッテリ使用で電力設定を「VAIOスタミナ設定」にして、液晶輝度はLevel 2に、音量は最大が10として7ぐらいに設定し直しています。また、Wi-FiとBluetoothもオフです。その状態で、「VAIOモバイルTV」と「タスクマネージャ」を立ち上げて1時間ほど使ってみました。

左手が当たる部分、ちょうどワンセグのアンテナがある辺りは、やはりそこそこ熱くなりますね。キーボードの左半分も熱くなるので、正面から見て左側の三分の一ぐらいの範囲が熱を持つことになりますでしょうか。ただ、持っていて不快に感じるほどの熱さではありません。むしろファンの音の方が気になるかもしれません。ちなみに、タスクマネージャの表示は以下のような感じでした。なお、アンテナ感度は最高レベルです。

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CPUへの負荷は20%中盤から30%中盤を行ったり来たりしていましたので、平均で約30%という感じでしょうか。ちなみに、Wi-FiとBluetoothをオンにしてロケフリでも試してみたところ、CPUへの負荷は40~50%台を行ったり来たりする感じでしたので、ワンセグの方が若干ですがCPUにやさしいようです。また、発熱量にはさほど違いを感じませんでした。あと、1時間以上放置していたらバッテリ側(右側)も熱を帯びてきました。真夏にtype Uを抱えてテレビというのはちょっと熱いかもしれません…。

バッテリの保ちという観点では、アンテナだけで受信できるワンセグに対して、ロケフリはWi-Fi必須なので、ワンセグの方が勝ちそうです。実際に測定していないのであくまで想像ですが…。違うエントリーにも書きましたけど、どちらにも得手不得手があるので、環境に応じて使い分けるのがベストなんでしょうね。こんなところですが、参考になりましたでしょうか>TOMO2さん。

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type U ZEROの英字配列キーボードの使い勝手は

type U ゼロスピiconの英字キーボードについてKOKOAさんから以下のような質問を頂戴しましたのでインプレがてらお答えしたいと思います。

いつも楽しく見させてもらってます。UXの英字キーを詳しく御願いします。量販店でUX50に触って見ましたが男の指では日本語キーはつらかったので銀座ソニーに足を伸ばし確認すると、展示(英字)が無くがっくり(新潟からこのために(泣。キー廻りは諸説色々取りざたされていますがSPAさんのユーザーサイドからの率直な感想を期待します。
【追記】英字配列では日本語入力に切り替える時はマウスでツールバーの入力モードをカチカチと直接叩いて切り替えなければならないのでしょうか(日本語キーの漢字キーみたいな設定は出来ないのでしょうか?

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上の画像をご覧いただければおわかりになっていただけるのではないかと思いますが、英字キーは日本語のそれよりもキーの数が少なく、横幅があるため、日本語版よりも明らかに親指打ちがしやすいです。親指の腹に当たる面積が広くなるため、親指で感じるクリック感も大きいのでしょうね。ただ英字キーがいくら打ちやすいと言っても、type Tなどに搭載されているフルピッチのキーボードと同様の快適感を求めるのは無理というものです。それでも、俺はこれ一台でなんとかする!という強い意志を持っている人なら、日本語よりも英語キーボードをお薦めしたいです。日本語キーボードにしても他のバイオと配列が異なりますので、普段は日本語キーボードを使っている場合でも、親指打ちが主体になるtype Uの英字キーには違和感はほとんどないと思います。

それと、日本語切換方法ですが、まずは購入後にキーボードのドライバを英語キーボードのドライバに変更する必要があります。切換方法は同梱されている用紙に記載されており、これにしたがえば簡単に変更できます。ドライバ変更後、日本語入力に切り替える場合は、ソニスタのここiconでも記載がありますが、IMEの起動・終了操作は[Alt]+[`]で行います。この二つのキーは隣り合わせなので、親指の腹を左から右にうまく回転させれば指一本で手軽に切り替えられますよん。

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参考までに、キーボードのバックライトのHDDモデルとの違いについてもお知らせしておきますね。上の画像では今ひとつよくわからないかもしれませんが、主観だとHDDモデルの方は地のシルバーとバックライトのブルーがハレーション気味に見えるのに対して、ZEROの方は地がブラックということもあり目に優しく感じました。色もライトなブルーに変わっており、ブラックとの相性も良いのでしょうね。

iconiconちなみに、ブラック、シルバー関係なく気になる点をあげるとすれば、「Fn」キーと組み合わせて使うFキーなどの文字が暗い場所では読みにくいというところでしょうか。だいたいそんなところです。参考になりましたでしょうか。

なお、担当者Tさんのブログにある“写真で見る「VAIO type U」<ゼロスピンドル>”というエントリーでもキーボードの違いについて詳しく紹介しているので参考にしてみてはいかがでしょうか。

以下、type U ゼロ絡みでいただいたお便りへの私信です。

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