長瀬産業、パソコンなしで楽曲情報を取得できるポータブルオーディオプレーヤー『HMP-100』を12月10日に発売――「Good Bye MD、Good Bye PC」の時代が到来すると宣言
長瀬産業は、PCレスで楽曲情報を取得できるポータブルオーディオプレーヤー『TRANSGEAR HMP-100』を12/10に発売すると発表したそうです。HMP-100は、6GBの1インチHDDにあらかじめ350万曲(約700MB)分の曲情報データベースが収録されており、本体のみでCDなどから曲を取り込めるほか、取り込んだ曲から楽曲情報を検索できるほか、データベースに含まれない楽曲は携帯電話を使って同様の検索、楽曲情報取得を行なう機能もあるそうです。価格はオープンプライスで、同社の直販サイトでの予定価格は2万4900円。
HMP-100を開発・販売する背景には、同社が独自に調査したMDプレーヤーとポータブルオーディオプレーヤーのユーザー構成比があるそうです。自分のPCを持たない人には「ポータブルオーディオプレーヤーを購入・利用しづらい環境にある」と分析した上で、PCレスで楽曲情報を取得・表示できるプレーヤーを提案し、2006年には「Good Bye MD、Good Bye PC」の時代が到来すると宣言したとか。
若い人が使っていると思われがちなポータブルオーディオプレーヤーだが、実際には20代から30代がピークで、男性が86%を占める。つまり、おじさんたちが使っているのがデジタルオーディオプレーヤーだということ。
おじさんですかあ…。まあその通りだけど、若い世代向けという割りにはデザインが?、みたいなツッコミはさておき、どっかの会社のインテリジェントな機能はネットワーク経由だけど、こちらはデータベースを最初から丸ごと飲み込んでしまったと…。PCレスで使える分、どっかの会社のようなソフトのトラブルで悩まされるようなことは無いと…。発表のタイミングも狙ったかのように取れてしまうのは自分だけでしょうか…。
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