デスクトップ型Bluetoothステレオスピーカーを試す~BIT-STB2820レビュー(1)

10/29のつぶやきで使い始めの雑感をお伝えしていたブツの正体は、ミドルサイズのBluetoothスピーカー「BIT-STB2820」(以下STB2820)。まだ届いてから四日目ですが、色々と後にも控えていることだし(?)、勢いでサクッとインプレしていきたいと思います。

■BIT-STB2820とは

コンパクトなBluetoothスピーカー「STB2819」を6月末に発売したリテールコムが、そのシリーズ2弾を7月末に発表。STB2820はその中の一機種で、デスクトップタイプの中型Bluetoothステレオスピーカーです。

12Wのフルレンジスピーカー2機(24W)、FMチューナー、デジタルイコライザーLED、SRS音響効果機能、ワイヤレスリモコン、時計、室温計機能を搭載。天板には高級アルミ合金材料を使用。STB2819の上位モデルとして本格的な商品化に取り組むにあたり、テストマーケティングの一環として数量限定(200台)で提供するとして、当初は8月中旬発売予定となっていました。

事情はわかりませんが、実際に販売されたのは10月に入ってから。その後、アビリティークリエイト(以下、アビリティー)という会社がこのBITシリーズをリテールするとの話も出てきて少々混乱しましたが、両社は提携関係にあるということがわかり一安心したというのがこれまでの経過。

■購入理由&製品パッケージ&中身

前置きが長くなりましたが、初代のBluetoothスピーカー「STB2819」がいたくお気に入りとなり、その流れでSTB2825もゲット。どちらもこのクラスにしては高音質だしコストパフォーマンスも高く、色々楽しめました。自分、基本的に、好きなんでしょうね、ワイヤレスミュージックが。

てことで、次なるターゲットとしてミドルタイプというかデスクトップ型が浮上したと…。ソニー製も使ってみたかったんですけど、STB2820のFMチューナー、デジタルイコライザーLED、SRS、ワイヤレスリモコン、時計、室温計などの多機能ぶりが気になったので。自分、意外に弱いんです、多機能に…(ってまあ、結果的に中途半端な機能が多かったんですが、それについてはおいおい触れていきます)。

購入元はアビリティーAmazon店。リテールコム名義でも販売していたのですが、注文当日は送料込みでもアビリティーの方が少しだけ安かったので。というか10,500円以上は基本的に送料無料らしく、結果的に総額13,200円で購入できました。(11/1現在ではリテールコムの販売価格の方が12,800円と安くなってます)

注文確定後、中一日で到着。しかも宇都宮から。なかなか仕事速いですね、アビリティー社。。ちなみに、アビリティーは楽天にもショップをかまえていますが、送料を入れてもAmazon店での販売価格のほうが安いです。

でもって到着したわけですが、段ボールの中から製品パッケージ取り出してみると・・・なになに、「STEREO BOOM BOX」だって。STB2820ってどこにも書いてないぞ・・・と思ったらパッケージ正面右下に小さく入ってました。

厳重に梱包してあった割に、箱の一部がつぶれていたのはご愛敬として、リテールコム社の製品であることを示すのが側面の貼ってあるシールだけ。8月中旬発売予定が10月になったにしては、なんとも雑です。しかも、箱の上部には「Cellden」とかいうブランドロゴが入ってます。STB2819やSTB2825はちゃんと自社パッケージだったのになあ…。

とりあえず、パッケージについてははてな続きなんですが、そんなの事はひとまず置いといて、肝心の中身を取り出します。左右の紙製クッションをはずして本体とご対面。ちなみに、紙製クッションの中に付属品が一式入ってました。

中身は、STB2820本体、専用ACアダプター、ラジオアンテナケーブル、専用リモコン、取説と比較的シンプル。付属のアダプターは12Vでそこそこのサイズ。ロケフリやVAIO付属のACでいけるかと思ったんですが、プラグの形状が違ってだめでした。ちなみに、STB2820はバッテリー駆動しないのでACアダプター必須です。

ラジオアンテナケーブルはこれでホントに受信できるのかと思えるほど安っぽいです。実際、我が家では窓際でローカルのFM曲をかろうじて受信できた程度。比較的移動しやすい中型スピーカーでこのラジオ受信性能は厳しいっす。所詮はおまけと割り切る必要があるかも。

リモコンはボタン電池(CR2025)を使うコンパクトなもの。Bluetoothスピーカーにリモコンが必要かという話もありますが、これはこれであると便利なんです。その辺の詳細はまた別エントリーで。

あと、今回は取説がひどいです。A4ペラの二つ折りで説明書としての機能は片面のみ。これがまたわかりにくいというか不親切きわまりない。Bluetoothについての知識がある人なら問題ないかもしれないけど、何も知らない人が見て使い方がわかるとは思えないです。2819や2825の取説は、もう一踏ん張りして欲しいと思うところはあったにせよ、ここまでひどくなかったです。

パッケージといい取説といい、不可解な点が多いSTB2820であります。つーか、ぶっちゃけ、CelldenってメーカーだかブランドだかのOEMなんでしょね、コレ。上の本体画像を見てもらえばおわかりの通り、本体トップにもロゴ入っちゃってます。逆にリテールコムのリの字もありません。一体何があってこんな事になったのかは知るよしもありませんが、不可解きわまりないことは確か。

まあ、本体の性能が良ければ別に気にしませんが、これがまた一筋縄でいかないというか、クセがあるというか。出てくる音は小型スピーカーとは全く違うモノでした。それを書き始めるとまた長くなってしまうので続きは次回。

「デスクトップ型Bluetoothステレオスピーカーを試す~BIT-STB2820レビュー(1)」への2件のフィードバック

  1. よくBluetooth関連のレビューでお世話になってます。
    とても参考になります。
    レビューの続きが楽しみです。
    購入しようか検討中…

  2. とーらさん、こんにちは。
    ちょうど、後編を執筆していたところでした。
    いい加減なレビューですが、アップしましたので
    どうぞご覧くださいませー

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