ロケフリの生みの親がJVC・ケンウッドに再就職して真のモバイル機器を開発中

「JVC・ケンウッド・ホールディングス」本日設立 - ロケフリ生みの親が“カタ破り”な製品を開発中
日本ビクターとケンウッドが統合した「JVCケンウッドHD」が誕生-「1年以内にホームAVとモバイル機器で新機軸を」

ロケフリ生みの親であられる前田悟氏がJVC・ケンウッド・HD 執行役員・新事業開発センター長に就任。同社の「『カタ破り』な第5の事業セグメントの創出」の陣頭指揮と執るそうです。にしても意味深なコメントが多いこと。

  • AV機器は“アブない”機器だと考えていて、いまはアイデアがサチって空洞化している状態。これは大手もほとんど同じ。常に新しいことをしないと、資金力を持ち出したアジア勢にキャッチアップされる。AV機器の開発は本当にアイデア次第で、ネタはいっぱいある。この状況を変えられるのはアイデアだけ
  • (現在行っている2つの製品開発について)一つはホームAV機器で、もう一つは“真のモバイル機器”。ホームAVについては、通常のメーカーだとテレビ事業部、オーディオ事業部などの組織の名前に従って商品ができてしまう。カテゴリーを超える商品を考えている。現在、モバイル機器は同じ方向に向かっているように見える。そうじゃない商品を作っているところ
  • (現在開発中の製品のキーワードについて)一つは『ネットワーク』。ネットワーク機能をどう使うか=やりたかったけどできないことができるようになる、が重要。二つめは『新サービス』で、最後にもう一つあるが、これを言ったら分かっちゃうので言えない

最近、ロケフリがおとなしいなあと思っていたら、こんな事になっていたとは。というか、前田さんいなくてソニーのロケフリビジネス大丈夫なんでしょうか…。AVが危ない発言も鋭いですが、それよりなにより、めっちゃ気になりますよ!“真のモバイル機器”。

(お知らせ感謝です>名無しさん。匿名の情報であれば、今後投稿フォーム経由でお願いします)

【追記】匿名さんから「前田さんは転職じゃなくて定年退職→ケンウッドに再就職です。でもってソニーには何か根深い恨みをもってるそうです」とのタレコミいただきました(感謝です!)。定年退職でしたかー。それはともかく、「根深い恨み」ってのが気になります…。

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