VAIO パーソナルコンピューター type T TZシリーズ 無償点検・修理のお知らせとお詫び(VCL)
ソニーは、2007年5月から2008年7月に製造されたVAIO TZシリーズの下記対象製品において、製造上の不備および、一部の部品の不具合が原因で、まれに本体の電源差込口(DCジャック)周辺、または液晶画面の枠部分が異常発熱し、外装が変形する恐れのあることが判明したとして、無償点検・修理をアナウンス。当該機種ユーザーは「VAIOカスタマーリンク VAIO TZ 特設窓口(0120-899-773)」まで連絡するよう呼びかけています。
【対象製品】*印は一部が対象
・2007年 5月発売モデル: TZ90HS、TZ90NS、TZ90S、TZ50B
・2007年 9、10月発売モデル: TZ91HS、TZ91NS、TZ91S、TZ71B
・2008年 2月発売モデル: TZ92HS、TZ92NS、TZ92S、TZ72B
・2008年 5月発売モデル: TZ93NS*、TZ93S*、TZ93US*、TZ73B*
・オーバーシーズモデル:TZ37GN/B*、TZ27GN/B、TZ17GN/B
もしかして、10周年記念モデルもビンゴですか。部品あるのかな。それはともかく、この時期にモバイルVAIOフラッグシップ機の不具合はイタイ。1兆円が少し遠のいた気がします。
【追記】Sony Japanでも公式にアナウンスしてたんですね。事の重大さが伝わってきます…>VAIO パーソナルコンピューター type T TZシリーズ 無償点検・修理について(Sony Japan)
【再追記】こんな報道まで飛び出しました。軽いやけどを負った人がいたんですね。ソニー広報も「結果的に対応が不十分」と認めたとのこと>事件発生から1年たって公表…ソニーPC回収の不手際 VAIO44万台、異常発熱の恐れ
VAIOがこんなことになっている陰でDellが399ドルのミニノートを発表。日本でも発売するそうですー>Dell、399ドルのミニノートPC「Dell Inspiron Mini 9」発表 – ITmedia News
ついででなんですが、2004年発売のプラズマWEGAにも不具合がみつかったようです。ユーザーの方は要チェックってことで>プラズマテレビ〈ベガ〉(KDE-P37HVX,KDE-P42HVX、KDE-P50HVX) ご愛用のお客様へ無償修理のお知らせ
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・デルもネットブックを投入・4万9800円から、リナックスOSモデルも
ご無沙汰しています、寿方です。
私のTZも、当該品に見事Hitしてしまいました。
すでに修理手配済みです。明日回収に来てもらうようにしました。
データのバックアップと、しばらく使っていなかったUX50の整備で忙しいです。
記念モデルであるTZがこんなことになったのは残念ですが、キチンと公表して修理する決定を下したことには、評価してよいと思います。
NetBookに関しては、非力さと稼働時間の短さ、予想以上の重量から、敬遠でしょうか?
その後の経過です。
TZは、先ほど(10時ごろ)旅立っていきました。
早く帰って来いよ~。
TZがメインマシンでそれしか持ってないという人には気の毒というか何というか…。いずれにしても、早く戻ってくると良いですね。