ソニーの「NW-A800」シリーズにNECエレ製LSI採用-H.264/MPEG-4映像再生処理などを担当
NECエレクトロニクスは、ポータブルプレーヤー用の機能を統合した同社のアプリケーションプロセッサ「MP201」がウォークマンA800シリーズに採用されたと発表。同プロセッサは、CPU、DSP、インターフェイス用LSI、電源LSIなどをパッケージ化したもので、H.264デコーダやMPEG-4デコード/エンコードに対応するほか低消費電力機能も内蔵しています。
A800のあの驚速はNECエレのプロセッサによって実現されているんですね。ただ、プロセッサだけが優秀だったわけではなく、ソニーの組み込みOS(Linuxベース?)も出来がよいから、ってことなんでしょうけど…。そもそも、この手の製品は一般消費者にしてみればブラックボックス。中身をとやかく言っても仕方がないのですよね。とはいえ、ファンとしてはちょっぴり複雑な想いもなきにしもあらず。それに、ウォークマンのようなマスマーケットを相手にした商品は、内製化だの国産だの言ってる場合じゃないんでしょうね…。中身がどうあろうとウォークマンはウォークマンなんだぞと…。
残るはソフトとサービスですが、できればソニー内部で頑張って欲しいです。某ソフトのように、外注(正確には違うかもしれませんが)して失敗した例もありますから…>CONNECTプロジェクトがソニー復権の切り札にならなかったわけ
【関連ニュース】
・「やれることはやり尽くした」――動画対応の新ウォークマン(後編)
・「ソフト」「ソフト」「ソフト」,ソニー経営トップがソフト開発力の強化を表明