Nike + iPod Sport Kit を使ってみた

久しぶりにiPod関連グッズをゲット。ここ数ヶ月の自分の行動から予測がついた方も多いと思いますが、「Nike + iPod Sport Kit」です。iPod nanoは昨年購入した2Gのブラックモデルがあるのですが、Nike+対応シューズと合わせて結果的に2万円弱の出費になりました。

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Nike + iPod Sport Kitのパッケージは至ってシンプルで、シューズにはめ込むセンサーとnanoに差し込むレシーバーとユーザーズガイドのみ。価格は税込3,400円でした。対応シューズは「Air Max 180+」で定価の14,700円で購入。本当は「Air Zoom Moire+」が欲しかったんですが、自分が行ったショップには売っていなかったもので…。ちなみに、トリニティから手持ちの靴で使えるキットが間もなく登場予定です。自分も当初はこっちを買おうと思っていたのですが待ちきれませんでした…。

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使い始めるには、センサーを対応シューズのインソールを外して取り付け、ソフトのバージョンを最新(初代は1.3、第2世代は1.1)にしたnanoにレシーバーを取り付けるだけ。レシーバーを取り付けるとnanoに「Nike+iPod」が現れ、自動的にセンサーと通信してくれるようです。基本的なセッティングはこれだけで、あとはお好きなワークアウトをしてくださいって感じです。

ワークアウトは目標設定のない「基本」、時間目標のある「タイム」、距離目標のある「距離」、消費カロリー目標のある「カロリー」の4種類から選択。ワークアウト中に再生する音楽を選択後、センターボタンを押してワークアウトを開始します。ワークアウト後にPCと同期すると音楽同様に運動中のデータがiTunesとnikeplus.comに送信され、nikeplus.comではジョギング中のデータを視覚的に表示したり、目標を設定したりできるのが売りです。(詳細はnikeplus.comをご覧いただくのが一番手っ取り早いです)

母親の入院だなんだでさぼりがちだった夜のトレーニングですが、Nike+iPod購入とシューズの新調で気分一新ということで、早速昨晩から再開しました。nano用のアームバンドは持ち合わせていませんでしたが、S2 Sportsのアームバンドに潜り込ませて、上腕に取り付けて使いました。(不安定ですが自分は気になりませんでした。にしても、不具合品がこんなところで役に立つとは…)

初回はマニュアルにもほとんど目を通さず、途中で何度か精度の調整なども行ったためワークアウトが細切れにになってしまいましたが、そのうちのひとつがコレ。

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このように距離やペースを視覚的に把握できるというわけです。また、ワークアウト中は定期的に現在のステータスについて音声でフィードバックしてくれるのがうれしかったっす。フィードバックは女性、男性のどちらかを選択できます。時間目標のあるワークアウトでは5分ごとにフィードバックがあり、中間以降は「あと残り何分」という言い方に変わり、残り5分以降は1分単位でカウントダウンしてくれました。また、ワークアウトの途中でもnanoのセンターボタンを押すと現在の状況をフィードバックしてくれます。まさにワークアウトアシスタント。モチベーションも高まります。が、悲しきかな音声が全て英語なんですよね…。まあ、慣れてしまえばそれほど問題はないですけど。
【追記】エントリー後、ちょっと外出時に使ってみたら日本語に変わってました。最初のiTunesの同期時にnanoがアップデートされたのですが、どうやらこれが日本語対応だったみたいです。えらいぞ、アップル!

ちなみに運動データは1000回分nanoにも蓄積され、nano単体でもログを確認できます。まあ、それだけだったらウォークマンS2シリーズと同じなんですが、iTunes経由でモチベーションを上げるための様々な仕掛けを用意したnikeplus.comと連携できるのが最大の特長でしょう。データを見ているだけで明日も頑張ろうという気になってくるのだから不思議です。まずは購入して正解と言うところでしょうか。

今後は、もうしばらく使ってみてからウォークマンS2シリーズとの違いをまとめてみたいと思います。


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Apple Nike + iPod Sport kit MA365J/B(アマゾン)