ハードと娯楽を一体提供するビジネスモデル「ソニーサイクル」を取り戻せ


Like No Other――ほかにはないソニーらしさを探して

ウォークマンやタブレット新製品にココロときめくも「どこか“突き抜けたもの”が感じられない」とお嘆きのコンサルタント郷好文氏が語る「ソニーらしさ」論。ソニーは久しく「ジャンルを創る会社」ではない、ハードと娯楽を一体提供するビジネスモデル「ソニーサイクル」は今や「Appleサイクル」に替わった、等々厳しいご指摘があるものの、ソニーを「モノ作りを超えた会社、文化創造業」だとして、「本当の復活は、ほかにはないハードから、ほかにはないエンターテイメントの供給システムから」であり、それに「チャレンジするソニーが見たい」とエールを送られてます。

個人的に色々思うところはあるけど、アニメ系ではソニーサイクル的な物が出来つつあるような気もしますが…。あと、2005年に捨てたものはAIBOだけじゃないよなあ。というか、ソニーはこれまでとにかく色んな物を捨てさってます。ま、思い切って捨て去ることもある種のらしさだったわけだけど、これからはどうなんだろうか…。

さておき、本記事を読んでウォークマンWシリーズの新製品(NWZ-W262)について初めて知りました。2GBが59.99ドルで4GBが79.99ドル。8月から海外で発売とか。随分とコンパクトになりましたね。日本での正式発表にも期待。BluetoothのHSP/HFPプロファイルだけでも対応してくれると便利なんだけど、やっぱ無理かな…。