【AppleとGoogleの与える業界へのインパクト(その3)】「Appleは『次世代の三種の神器』に対して確実に手を打っている」
ちょいと昔の記事だけど、元MSの中島氏が「ソニーはケータイやOSを自社で持つべき」として、
米Microsoft Corp.からOSのライセンスを受けるのをやめる強さを持った会社はソニーくらいだと思っていました。ただ,なかなかそうした方向には動けないようです。ソニーは,打つべき手は一応,打っているのですが,全体戦略が欠けています。
なんてことをおっしゃってる。Googleテレビの話し含め、他人のふんどしで相撲を取る、オープン戦略が今のそしてこれからのソニーのビジネス。Cell撤退を例に出すまでもなく、ソニーショック以降はもう目先のことだけで精一杯。
一方で、蜘蛛男やMJ特需のような一発当たるとすごいコンテンツビジネスを抱えているという話しもあるけど所詮は水物。PS Networkにしても、日本での展開を見る限りは成功の兆しが全く見えない。ホント、ソニーはネットワーク系のサービス、当たったためしがないんじゃないのかね…。
ま、Xperiaにしても、今のソニエリがフォーカスしているのは、あくまでユーザーエクスペリエンスで「プラットフォームやOSはその下にあるものだと考えている」とかなんとか言ってるわけだし、CLIEビジネスだって同じようなものだったわけだけど…>ユーザーエクスペリエンスで独自性を – 英Sony Ericssonのスマートフォン戦略
ただ、NEWSとかやってる頃はねえ、革新的だったと思うんだよなあ…。実際、ワークステーションビジネスで培ったノウハウとか人材がSCEなどでも役立ってるし、そういう人たちが現役で活躍しているのは間違いない。その気になれば、できないこともないと思うんだけど…>【AppleとGoogleの与える業界へのインパクト(最終回)】「ソフトウエア技術者の気持ちがMicrosoftやソニーから離れてしまっている」
なんてことを、何も内部事情をわかってない部外者が言ってもねえ…。
どうでもいいけど、テレビで3Dがどうこう言ってるうちに、任天堂に携帯ゲーム機で先手を打たれちゃった>任天堂、新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」発表 裸眼で3D映像のゲームが楽しめる新機能。DSとの互換性も del.icio.usに追加 Twitterに投稿 livedoorクリップに追加 Google Bookmarks に追加 Yahoo!ブックマークに追加
っしゃ、PSP2は3D版のMHP3で挽回じゃ!て、そんなゲーム誰もいらんか…。
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