全世界で大ヒット中という「アバター」見ました。当然3D版ですが、あえて日本語吹き替え版を選択。祭日ですが月曜ってことで二人で2,000円+3D鑑賞料金300円×2の2,600円。ひとり1,300円だから、平日普通に見に行くよりは断然安いっすよね。ちなみに、3D鑑賞料金の300円には持ち帰り可能な3Dメガネ代も含まれていました。
ジョニー・デップ主演の不思議の国のアリスの予告編上映があってまもなく本編スタート。のっけからざわつく会場。これが最新の3Dっすか。むー、確かにすごい。なんですか、あの奥行き感は。「惑星パンドラ」の描写がこれまたすごい。ありとあらゆるものがスクラッチでデザインされてるんですよね。3Dという技術が見たことも無い、新世界にリアリティを与えて、それが新しい映像体験になっているのだなあと感じましたです、ハイ。
金かけてるだけあってとにかく映像のクオリティは凄まじいけど、ストーリー的にはどうでしょうね。深みがありそうでいて実はまったく無い。スピリチャルな方にイキそうでいて、結局は力で解決しちゃってるような。後半は畳み掛けるようなキャメロン節。凄いシーンの連続です。直接的な描写はないけど、進行上、どれだけの生き物が死んでることやら…。家族連れも多かったけど、子供らが楽しめたかどうかはかなり疑問。
あと、上映時間が長くて、眼が相当疲れました。尻も痛くなりました。キャメロンの映画ってどうしてこう長いんだろう…。日本語吹き替え版の選択も正しかったかな。吹き替え版でもナビィ語の翻訳が字幕で出るんですけど、その見にくいことったら。新しい映像体験に字幕は邪魔なだけです。これから見るなら吹き替え版をおすすめします。
でもって3D。確かにすごかったですが、あくまで映画館の大画面の世界での話し。あの世界をテレビに持ち込んでどうなるかは、正直現物を見てみないとなんとも…。コンテンツにしたって、何でもかんでも3D化すりゃ良いってわけでもないでしょうしね。
(裸眼で3D体験できようになれば違うのかなあ…。あと、普及に関してはやっぱエロが引っ張るんですかね~)
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自分もアバター見ましたがメガネは回収式でした。
劇場によって異なるんでしょうか?
SPAさんがアバター見に行く前のTwitterのつぶやきにもRTしちゃいました。
アバター、映像6:ストーリー4って感想です。あー、7:3かも。
あの映像技術は、一度見ておくべきかなと思いました。
ストーリーは、どこかで見た、聞いたような話が組み合わされたような感じ。
実は2回見ました。
最初にIMAX3Dで見て、2回目は普通のところの3Dで見ました。
どちらも字幕です。
字幕版は、これまた3Dの技術をうまく使ってまして、いいところに浮いているんですね。
字幕で映像に集中できない問題を軽減させる工夫がありました。
ボクの場合、IMAXで見た後、うちに帰って妙に目が良く見えたんです。
メガネを外した状態で、テレビがやたらきれいに見えたんですよ。
3Dグラフィックスで視力が良くなるってあるじゃないですか。
あれみたいな効果があったのかなと思って、もう一度見に行ってみました。
2回目は何も起こりませんでした。
しかし、未体験の映像がなんらかを活性化されたのかもしれません。
IMAX3Dの予告は、不思議の国のアリスでした。
猫が目の前まで飛び出してきてびっくりしました。
2回目の通常スクリーンの3Dは、ファイナルファンタジーXIIIの3Dスペシャル映像でした。
3D方式は今のところ4方式あります。
REAL D:円偏向フィルター、メガネ使い捨て
Dolby3D:分光フィルター、メガネ使い回し
XpanD:液晶シャッター、メガネ使い回し
IMAX3D:偏向フィルター、メガネ使い回し
IMAX3Dは映写機2台で左右の映像を投影するため画面が他の方式より明るいのが特徴です。
ただし水平、垂直偏光のため頭を傾けると左右の映像が混在します。
私が見に行ったIMAX菖蒲はシートが快適だったので長時間の視聴でも全く苦痛はありませんでした。
ストーリーは凡庸ですが、最新の3D技術を見るのには最適な映画でしょう。