複数の通信回線に対応したポータブル コグニティブ無線ルータ

~ポータブル コグニティブ無線ルータ~ 『Personal Wireless Router』の開発及びフィールドトライアルの開始について(NTT BP)

ユーザーが意識することなく最適なブロードバンドシステムを自動選択、自動接続、自動切替可能なポータブル コグニティブ無線ルータ「Personal Wireless Router」をNTTBPが開発。フィールドトライアルを本年8月より実施するとともに、そこで得られたフィードバックを反映させた上で、本年内の販売開始を予定していると発表しました。

NTTBP、複数の通信回線に対応した小型無線ルータを開発

BB Watchの記事がわかりやすいですね。WAN側にHSDPAに対応した通信モジュールと、IEEE 802.11b/gの無線LANモジュールを搭載し、利用場所に応じて最適な通信方式を自動選択してインターネット接続が可能な製品で、無線LAN内蔵PCやスマートフォン、携帯型ゲーム機などを複数台接続できるそうです。

WAN側の回線切り替えに要する時間は最短で約2秒。本体サイズは60×17.4×95mm、重量約120gの名刺大。バッテリー駆動が可能で、製品化時には連続通信時間で最大6時間、連続待受時間で最大20時間が目標値とか。

サービス的には日本通信がやりそうなことですが、ともあれモバイラーには夢みたいな製品ですねー。最終的には料金体系がネックになりそうですが…。トライアルに応募できるのはNTT東西のフレッツ 系サービスユーザーとのことで、自分は応募資格無いですが製品化には大いに期待しております。

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