本田雅一さんがウォークマン30周年に思うソニーがiPodに負け続ける理由

ウォークマン30周年に思うiPhone/iPodにソニーが負け続ける理由

ITmedia オルタナティブ・ブログ、本田雅一さんの「パースペクティブ・アイ」にウォークマン30周年絡みのエントリー。毎日JPの「ソニー:ウォークマン30歳 時代変わり劣勢…ブランド復活目指す」なる記事を読んで感じた違和感をきっかけに、ウォークマンが凋落した理由について持論を展開なさってますー。

理由は2つあって、「ひとつはインターネットを介したサービスをハードウェアと統合し、トータルでのユーザー体験レベルを引き上げるという発想が無かった事」、「もうひとつの原因はソニーがSMEを持っていた事」とか。

コネクト事業の失敗以降、「”ハードウェアによるギミック”という、自分たちの世界に引きこもった」という表現も的確だと思います。

セールスについては、その他大勢から脱却できた国内はともかく、海外では欧州以外ダメダメみたいな話も聞きますので、本田さんが感じる違和感も当然ですよね。

日本人の一人としては、日本企業にもサービスとソフトウェアとハードウェアを統合し、柔軟なAPIも提供するプラットフォームを作って欲しいという期待も持っているのですが、今のところは”期待”というところまで気持ちを高められません。良い意味で期待を裏切って欲しいものです。

と、最後はエールともとれるメッセージで締めくくっておられますが、全く持って同感。ソニーに限った話ではないですが、良い方に解釈すれば、ソニーがやらずして誰がやるとも思えます。

とりあえずソニーには、ハードならずCPU(Handheld Engine[!!!])も、ソフトならずOSも作ってきたSCEもいるわけですし、新体制での連携も今後は期待できそうな感じ。「ネットワークウォークマン」にしても「21世紀のウォークマン」にしても、今ひとつしっくりこなかったんで、それを超えるような、新しいウォークマンの誕生に期待したいですねー。それももう、何周年とか関係なくて…。

そういえば、「Walkman Chronicle」の販売方法について、Virgoさんがダメ出ししてますね。elio決済しの完了の画面表示まで45分て…。モノ売るってレベルじゃねーと言われても仕方がない感じっすね。てことで、普通にソニスタで売らせてもらったほうが良くないですか、ソニーマガジンズさん。

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