地震に負けるな、自身に負けるな

生きてます。誰彼と無く、生存報告。昨日の地震が起こった時、たまたま江戸川の河川敷を歩いてたんです。昨年暮れからの不摂生で体がなまりきっていたので、体質改善リスタートだと意気込み、慣らし運転と気分転換を兼ねてでウォーキングしていたら2kmほど歩いたところでなんだか足がふらふらする。相当俺のカラダはなまってるんだなと思ったら、なんのことはないものすごい横揺れ。まともに立っていられないほど。ほどなく収まったので大急ぎで自宅へ戻ったらリビングがこの有様。マンションの入口のドア1枚も倒壊してました。


言っても、ラックからCDと本、空き箱の類の一部が落下したのと、本棚一つが360度回転していたぐらい。テレビは前に深々とお辞儀をしていたんですが、写真を撮る前に直してしまったので普通に写ってます。自分の部屋は1000枚以上収納できるCDラックが絶対倒れているだろうと思ったんですが、落下したCDは平積みしていたものを含め20枚程度。ケースが割れまくっていたけど、実質の損害は無し。ラックは片側の天井へのビス留めがはずれてしまっていたけどなんとか奇跡的に持ちこたえてくれていましたた。そのほか、軽めの箱が転がっていたのと、デスクトップではCRTモニターが前倒しになっていたぐらいで大損害は無し。

あと写真は撮ってないけど、廊下ではこの前お試しで置いていかれたclecraのサーバーが倒れて、水が散乱していました。ガスは自動的に止まってたけど、電気は無事。水も出る。テレビの情報を確認しつつ、都心に仕事で出かけていた同居人に連絡。当然繋がらない。その間、多くの余震。落下ブツを整理しつつ、同居人や実家等に連絡し続け、弟以外の全員の無事を確認。防災ラジオやろうそくの準備、風呂への水ため、ガスの復旧と、慌てずに対応できました。


自宅の窓から外を見ると、千葉のコンビナート火災が目視できました。夕方前なのに黒煙で空は真っ黒。時間が経過すると、キノコ雲のような見た目が気持ち悪いカタチになりました。青と白と黒のコントラストがなんとも怖い。

その後、携帯電話が繋がりにくいので、仕事場でPCが使える同居人とはGmailチャットで状況を報告し合いました。夜の9時を過ぎても電車が動かないので、同居人の徒歩での帰宅を決断。途中で落ち合うことにして、自分も自転車で迎えに行くことにしました。徒歩で帰宅する人に逆行しつつ、自転車を飛ばすこと30分。ようやく同居人と合流。そこから再び自宅に向けひたすら徒歩。

途中で復旧した地下鉄を横目に自宅に帰り着いたのは深夜の1時過ぎ。足腰がガクガクだったけど、そこから家の中の整理やもしもの時の準備の続きをしたりして、なんとか横になれたのは3時過ぎ。朝の7時頃までうとうとするも、途中携帯電話の地震警報でたたき起こされて寝不足気味な朝を迎えました。

自宅はマンションの10階なんですが、海にも河にもほどなく近いので、まだまだ予断は許しません。とりあえず、色々と準備しつつ、もしもの時に備えている状況です。ちなみに、連絡が取れなかった弟も今朝ほど無事を確認できました。

今回の地震は東北地方の被害が甚大で、被災地の皆さんは本当にお困りのことと思いますが、どうか生きる希望を失わないでください。(k23さん、大丈夫?あー、心配だ…)